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07年4月29日HMS上級のコースレイアウト(更新)

2007年05月07日 | 上級レイアウト
 5月だというのに富士山がくっきり見える素晴らしい晴天に恵まれました。
 この日は上級、初級、バランスファーストに追加開催の中級もあってコースはにぎやかでした。担当はT木イントラでサブがMNMさんです。

 上図は午前中のバリアブルコースです。午後に中級でも使ったコースだと思います。

 T木さん考案のこのレイアウトは、その後も引き継がれているようで、もしかしたらバリアブルの第二基本コースとなるかもしれません。
 特徴としては、通常のバリアブル基本設定が右半分がUターンの折り返しで左半分が変形オフセットパイロンスラロームの感覚で設定されていることに対して、もっと旋回半径の大きなパーシャルを使うコーナーが加えられていることです。
 それは④⑦⑨⑮⑯⑰などのコーナーです。
 ⑨は、基本バリアブルの逆回りと同様の難しさがあります。



 以下、午後の市街地+新コースで、Rの大きなコーナーが連続するかなり高速のコースです。新コースから市街地への戻りの直線は1速が吹け切るくらいでした。

 こちらの出し物として面白かったのは、T木さんが、グループを三つに分けて他の人が走っているところを観察しましょうという趣向です。奥の新コースまでは行けないので市街地の部分で観察したのですが、③から④の道幅を使ってバイクを寝かせたまま大きな旋回半径を描いてラインをつなげるか、もしくは③から④でラインを切って直線的に走るかという判断が別れるところでしたね。さらに前者のラインを選択した場合のエイペックスをどこに持ってくるかという判断が微妙です。③寄りに置くか、④寄りに置くか、ずいぶん違うんですね。

 私は自分の技術では③寄りになってしまうので、その分、④に対する旋回半径が大きくなってしまったので、④を通過するときにオーバーバンキングになり、しかもその辺りの路面が荒れていたために後輪を飛ばしてしまい、ちょっとしたショーアップをしてしまったようです。後でMNMさんから、「あそこでリアが結構跳ねてましたよね」と言われました。

 もう一つのポイントは、⑫から⑬へのアプローチでしょう。
 ここも考え方で、⑫で左に寄せてスピードを落とさずに大回りで旋回して⑬に対する速度を作るパターンと、⑫で減速して右側角のギリギリを通るようにして、そこでコーナーを作って⑬に向かって加速していくパターンとに分かれましたね。
 ⑬に向かって、アクセルを閉じてエンブレ気味に入るか、アクセルを開けて⑬でブレーキングしてフロントを沈めるか、音ではっきりわかるような状況で大変興味深かったです。

 そのほか、このレイアウトに関しては、新コースの定常円旋回の部分など面白いテーマがあるのですが、先のトピックスで取り上げることにしたいと思います。





 次いで締め括りのバリアブルのレイアウトです。こちらは午前のコースの変形ということになります。








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