あれは27年前、街にクリスマスの曲が流れているころ。
下の息子が、ポツンと言いました。
「あのね、お母さん・・・サンタさん、ボクの家、わかるかなぁ・・・」
「・・・?」
「ここに引っ越してきちゃったもん・・・ボクの家わからないよね・・・」
「え?・・・・」
「大丈夫よ~!サンタさんは世界中にいてね、前のお家にいなかったら、
(〇〇クンのお家をみつけてくださ~い)って日本中のサンタさんが探してくれるよ!」
「ホントお母さん!!・・・みつけてくれるといいなぁ・・・」
そしてクリスマス当日の朝
「・・・!…お兄ちゃん! きたぞ! サンタクロース来たぞ!!
「お兄ちゃん、お兄ちゃん、早く起きて! プレゼントあるぞ!!」
大騒ぎしてる息子たちの声を聞き、愛おしさで、一人ニンマリする私でした。
クリスマスが近づくと、息子たちの小さい頃の事を思い出し、じ~んとなっております・・(._.)
その数年後は・・・サンタが親だと知ることとなり、欲しい物を当たり前のように
高い物を要求するようになりまして・・・可愛くなくなりました・・・
今は、離れてる息子たちを思い、元気でいる事を祈る日々です。