家の取り壊しの件で行ってきました。
6号国道はスムーズに走れるようになりましたが、町内には容易に入れません。
がっちりバリケードが設置してあります。
今回は建設会社と環境省の方が一緒に立ち会いということでした。
2、3人と思っていたが10人近く来てびっくりでした。
家の中に入ろうと勝手口の前に行ったら、ナント、ドアが壊されてる!!
イノシシが体当たりしたようだと。
ドアがへし曲がって、鍵が開かない~~!
男の方が無理やり中に入り、中から蹴り破って入った・・・・
中は・・・なんじゃこりゃ~~です。
壁や戸に激しく体当たりし、ドアをこじ開けた跡があちこちに。
棚から物をかっちらかし、ふりまわしたようだ。。
前回帰宅した時、きれいにしてきたのに。
なんなんだよ~・・・もう、あきらめろ~ってか?!
まるで、とどめのように・・・ため息しか出ません。
立会いを済ませ、二人残って最後の片付け。
タンスの中身は行く都度袋詰めしてきたので、ほぼカラです。
食器などは時間もなく無理なのでお任せしました。
いつものように、草ぼうぼうの庭を眺めながらお昼のおにぎりを食べました。
こういう事もなくなると思うと、ほっとする気持ちもあるけれど、
やっぱり寂しさの方が大きくて、口数少なく食べ終わりました。
取り壊しの一応の予定は10日後らしいです。
泣くから来ないと言ったら、「自分たちが苦労して建てた家なんだから、最後みてやってください」と。。。
もう~~今から、泣きそう。。。
もう終わりと言う時に・・・切ないですね。
家とはお別れしてきたのでしょうか。
でも、やっぱり見に行くのかな。
自分の気持ちが一番落ち着くような形で、最後のお別れが出来ると良いですね。
あぁ~と情けなくなります。
我が家ばかりではないようなのです。
7年ものゴーストタウンですから・・・
帰るとき、いつものように、バイバ~イまたね~とだけ言ってきました。
夫と息子達と泣いて笑った我が家
そんな家族を守ってくれた我が家に感謝です。
ありがとうと言ってこようと思います。