大好きな絵本「きつねのでんわボックス」
町はずれのでんわボックスにあかりがともるころ、びょうきのおかあさんにでんわをかけにやってくる男の子
を、子どもを亡くしたお母さんキツネがそっと見守るお話。
何度読んでも泣いてしまうので、読み聞かせの前には相当練習しないといけません。
「風の電話」知ってますか?
津波で大きな被害を受けた、岩手県大槌町。
風の電話は、海辺の高台にひっそりとたたずんでいます。
亡くなった家族や友人と、もう一度話をしたい。
そんな思いを抱える人たちが、これまでにのべ1万人以上訪れているそうです。
電話ボックスの中に置かれているのは、線のつながっていない黒電話と1冊のノート。
訪れる人たちは、今は会えない大切な人と会話をします。
線のつながらない電話なら、どこにでもあると思うけど、
仏壇やお墓の前だって、写真だって、思い出の場所だって、、、
いつでも会えない人に語りかけることはできると思うけど、、、
でも、こういう形になって、あの場所にあって、多くの人が行って、
絵本にもなって、話題になってたりすると、
本当に、あの電話で伝わるのかもって思うかもしれない。
亡き人に、、、そして自分に、、、、。
場所って大事だと思う。
あの小さい空間、そして受話器 でんわボックスだからこそ、、、、なのかな。