ちょっぴり腐女子な、つれづれ愚痴日記

 ぐだぐたな日々を愚痴りつつ、のんびり綴っています。気が向いたときに更新。

ドクターヘリの片付け(久々の腐女子な話)

2015年08月06日 | 腐女子ネタ

 母の病室から見えるドクターヘリの駐機場(ドクターヘリは立体駐車場の屋上に止まっています)を眺めていて、思いついたネタ。すでに、登場人物の性格もおぼろになりつつあるぐらいの、久々です。(腐女子のホームページも放置している…。どこにMOがあるか、引っ越し以来、探せない 見つかる日は来るのだろうか? ネタ帳は先日、本棚を整理していて発見したけど…

        ドクターヘリの格納当番は?

 
東城大学医学部付属病院の救命救急センターは、相変わらずの来る者拒まず、誰でもOKの日々を送っている。今ではどこの県にも、一機は配備されているドクターヘリ。
 だが、チュッパチャップスを口にくわえた美丈夫がセンター長になった頃、彼がその導入に人生をかけていたことは、伝説になりつつあった。
「今日は何て、平和なんだぁ?」
 ドクターヘリの横で機体を眺めつつ、ぼやく長身の男。医者にしては長めの髪が、折からの風にさらさらと流れる。
 ヘリの整備士が、
「速水先生が居るからじゃないですか?」
と笑いを込めた声で答えながら、機体の点検を進める。
「昨日は、4回も飛んだくせに、今日はゼロかよ」
「……」
 速水のぼやきを聞き慣れている若い整備士は、やれやれという顔をしながら、本日、最終のヘリ点検を続ける。あと一時間ほどで日没だ。ドクターヘリの運用は、原則、日の出から日没まで。
 現在、午後6時半。病院までの往復を考えると、今からの出動はないので、ヘリの点検が終わったら、格納庫に入れて、本日の常務終了。
 とは言っても、ヘリには飛行機のような車輪が付いたタイヤがないので、どうやって移動させるのか。実は移動専用の台車を機体の下に入れて固定し、ギャッジを使ってヘリ本体を僅かに浮かし、移動させる。しかも、台車に乗ったヘリは、一人で移動させられるのだ。
「速水先生、体力が余っているのなら、へりの格納を手伝ってくださいよ」
 本日何台目かの救急車の音が下から聞こえるのに、救命救急センター長の速水は戻ろうとしないので、冗談のつもりで声をかけてみた。
「中川君。俺は気力はあるが、体力はなぁ」
 速水はヘリに寄りかかると、本気か冗談か、分からないような口調で笑った。中川は血だらけの患者の緊急手術を1日に、四、五件行っても、けろっとしている速水を知っているので、体力がないなんて嘘だろうと思った。
「いいじゃないですか。今日は珍しく平和な1日と言うことで」
 夕焼けが出始めた空を見上げる速水の端整な横顔を眺めつつ、彼は声を出した。本当に今日は平和だったのだ。こんな日は、1年に1回あるかないか。しかも、フライト・ドクターもフライト・ナースも十分な人数揃っているにもかかわらず、速水が自分から『今日は俺が飛ぶ』と言い出したため、シフトを変更、待機していたのだ。にもかかわらず、今日の出動はなし。中川にしてみれば、今日は『神様からのご褒美』的な気がするのだが…。
「まあなぁ」
 速水は呟いてふり返ると、
「仕方ないから、手伝ってやろう」
と笑った。
「ありがとうございます」
 冗談のつもりだったが、速水が暇そうなので、中川は格納庫からヘリの移動用台車を運んで、ヘリの下に入れた。持ち上げたときに、機体が傾かないよう細心の注意を払って、台車を設置する。
「できました。移動します」
 準備が整ったことを速水に告げる。
「押すのを手伝うわ」
 速水はさっと動くと、台車のグリップに手をかけた。そして、いとも簡単にヘリを乗せた台車を押し始めた。動き始めると、台車はスムーズに動く。力加減になれた速水は、格納庫側に向いていたヘリを難なくUターンさせると、とても大人四人を乗せて、空を飛んでいるとは思えないぐらい簡単に運んで格納庫に入れた。
 俺って、何をやらせても天才じゃんと、速水が自画自賛していると、格納庫の奥のドアから出てきた年長の整備士が、なぜか速水の側に飛んで来て、
「速水先生、何をされているんですか? けがでもされたら…。おい! 中川! お前、何しているんだ! 今すぐ、ここに来い!」
と血相を変えて、叫んだ。その慌てように、速水も素人の自分がヘリを運んだのはやばかった?と思った。
「太田さん。まあ、そう喚かなくても…。一度、自分が乗っているへりを片付けてみたかっただけだから、大目に見てくれ」
 始末書書きにうんざりしている速水は、まあまあと相手の肩を叩きつつ、いたずらっ子のようなウインクを飛ばした。さらに、
「それに、暇だったしぃ」
と、お茶目に付け加えた。
「速水先生……」
 ドクターヘリ運行の実質的責任者である救命救急センター長、速水晃一。そのわがままは日本海溝よりも深く、宇宙の果てよりも果てしない。あの病院長ですら、ときにさじを投げたくなる。実際、さじを投げて、速水は一度、北の大地に飛ばされた。
 帰って来てからの速水は、以前のようなわがままは目立たなくなった。と、噂されていたが…。結局は、速水のヘリに乗れなかったストレス解消に、自分たちが巻き込まれたと気づいた。
 この不幸を嘆くべきか、速水のわがままにまんまと引っかかった部下を指導すべきか、悩みつつ、
「こんな日こそ、定時退勤ですね」
と一人呟いた。


 超久しぶりに書いたので、難しかったです。視点が、二転三転したり、登場人物に名前がないと、誰がどの発言をしたのか?になったり…。


再び、母が入院。

2015年08月01日 | 日記

  昨日、母が先日の慢性硬膜外出血の手術で、脳外科に入院しました。そのため、1日仕事を休みました。手術は無事に終わりましたが、病室に戻ってきても、私がすることなどなく、持参したHorrible Mysteryシリーズを読み、結局、1冊読破しました。

 せっかく、暇だろうからと思ったので(前回から学んだ…)、一階の売店で漢字ナンプロの本でも買って、 叔母が来るまで解いていようかなぁと、シャープペンシルに消しゴムまで用意したのに。結局、叔母は他の所用で来られず、私は病室から離れられず、仕方なく、昼食もなしでずっと読書をしていました。しかも、1時間100円の駐車場代は700円払いました。
 
 昼食はそんなこともあろうかと持って行ったカリントウを、母が眠っている隙にポリポリかじっていました(クッキーも用意していたのに、忘れてしまった)。


 そんなで、今日。午後から、頼まれていた洗濯物を渡したら、街中へと行ってこようと考えて、我が家からバスで向かったら。
 何でも、主治医がLunaに会いたいとかで、帰ろうとしていたのを担当看護師さんに呼び止められ、待つこと、四時間。結局、主治医は捕まらず。私の貴重な午後の自由時間をかえせと、内心で叫んで、午後5時半過ぎにバス停に向かうと、バスは出て行って直ぐで。バス停で待つこと30分、一時間に1、2本しかないバスにようやく乗りました。
 しかも、明日もいつ主治医を捕まえられるか不明?らしく…。思わず、母に、「私の貴重な自由時間を返せ!」と伝言してと頼みました。

 それしても、私の夏休みはどこにあるのだろう。来週は、月・木・金と研修が入り、その間に胃がん検診に行かなくてはいけなかったりする。うーん。職員検診の日程も作らなくては…。その前に、某小学校の健康診断の結果を整理して、提出しなくてはいけないし(締め切りは10日だったっけ?)