すうぃ~とふぃっしゅの育児・介護問題の日記

育児日記でしたが、最近は姑さんの介護問題に偏りがち。

命名で「ちょっと……」と引いたこと

2006年07月25日 22時32分25秒 | Weblog
 友達が「人工授精で出来た子は、男の子が多いんだよ」というので、半信半疑ながら男の子の名付けについてネットを徘徊。

 そこで、ビックリしたネーミングが二つ。
 最近の名前は、すごいものがあるのは知っていたんですけれど、これはあんまりだと思ったのです。

 一つ目は、「りんが」くん。
 名前の響きにぶっ飛んで、漢字は忘れました。
 これ、男性の大切なものを指す言葉ですよね?
 Yahooの辞書で引きますと「リンガ【梵linga】 男○。また、それをかたどった像。陽石。ヒンズー教で、シバ神の象徴として尊崇される。 (大辞泉)」とあります。
 ちなみに○部分は、スパムトラックバックやスパムコメント回避のために、伏せさせていただきました。実際は「根」です。またnは文字の上に「・」が付きます。文字化けするので、代用させていただきました。
 男の子だから、そのものの名前を付けても良いのかもしれないけれど、絶対いじめの対象になりますよね。子供にはわからなくても、親が気付くでしょうし。かつての「悪魔」くんみたいにインパクト狙いで付けるのでしょうか? どんなにかっこよく育っても、名前だけで損しちゃう。
 命名サイトで紹介しているのは、ちょっと考えたほうがいい気がします。
 うっかり命名する親がいたら、どうするのでしょうか。

 二つ目は、「曽良」くん。
 これは「そら」と読みます。
 一瞬良い名前にも見えますが、これ、芭蕉のお稚児さんとして有名なんですけど…… 良いのかな? 大人の男性にいろんな意味でお仕えする少年よ?
 実際に「蘭丸」くんとかいるから、良いっていえば良いのかな?
 まあ「蘭丸」くんに関していえば、元服制度がなくなった現在、子供の名前に「丸」をつけること自体が問題なんですけれど。

 名前の「丸」はいわゆる「おまる」、つまりおトイレを指す言葉です。
 医学が未発達で、子供が死にやすかった時代。大事な子供が悪いもの(病が鬼やたたりの仕業だと思われていたので)に連れて行かれないようにわざと「トイレ」を指す言葉を入れて、「この子は大切ではありません。連れて行くほどのものではないですよ」と誤魔化す、民間信仰なのです。
 そこで立派に育った後で、きちんとした人間としての名前を付けてあげるんですね。
 現在この元服制度がないので、「丸」を付けると一生トイレ呼ばわり……

 命名に関するサイトをやっているのに、あまりに日本語の知識がない気がして、ちょっとビックリしました。
 三流大学出身(義兄に笑いながら「それ、大学じゃないよね」と言われたバカ大学 あるのは伝統だけ)の私でも簡単に気付くことなのに……。

 やっぱり、手抜きをしてサイトで調べたりせずに、ちゃんと本を買ってくるべきですね。
 反省しました。

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