すうぃ~とふぃっしゅの育児・介護問題の日記

育児日記でしたが、最近は姑さんの介護問題に偏りがち。

保育園で働く人の年収、預ける人の年収

2014年03月05日 13時56分49秒 | Weblog
 先日スマホをいじっていて、ちょっとびっくりした記事がありました。
 ヤフーの「保育士不足解消に、政府が今すぐできる地味だけど効果的な1つの政策」です。

 この記事の主な部分は「ふむふむ」ぐらいの感じなんだけど、「保育士の平均月収は20万8000円」というところで「はぁ?」となってしまいました。
 ……で、コメント欄を見ると手取り20万無い人がほとんどのようで…。

 ちょっと待ってくださいよ?

 何度か書いたことあるのでいまさらなんですけど、長女を連れて保育園の相談に行ったとき「週三回預けたい・在宅・年収は200万程度を予定」とお願いしました。
 相談に行ったのはゴールデンウィークの中日です。どんなに早くても預けられるのは五月の中途からです。
 年収というのは1月から数えます。
 つまり一年の半分ほど、それも週三回しか預けないのに年収200万といったわけです。

 しかし市立保育園園長から帰ってきた言葉は
「なんでそれだけしか働けないの?」
 でした。
「それで働いてるって言われても困る」
「他のお母さんはもっと頑張ってる」
 などと言われ、コネで働いていると決めつけられ、違うと言っても受け入れてもらえず、確定申告書の写しや支払調書を「こんなものもってこられても受け取れないから。コネで働いてるって証明書を持って来て」と追い返されたわけです。

 園長とお話ししたのは職員室でした。
 何人もの先生がデスクワークにいそしんでいました。

 先生方にもわたしの話は聞こえていたでしょう。

 その先生方も多くは年収200万円台だったであろうわけで…。
 公立保育園だから、特に高いってことも特に低いってこともないはず。

 園長の態度ってどうなんですか?
 先生方に向かっても「それで働いてるって言われても困る」と半笑いで言うわけですか?
 働いている先生のことを内心バカにしていて、それがわたしに対する態度として出たのかもしれないですね。
 だって週三で200万で笑われるんですもの。
 フルで働いて年収200万円台では鼻もひっかけてもらえないでしょう。

 わたしたちの話の途中で、年長児クラスの子供たちが職員室に連れてこられました。
 そしてただずっと、壁際に並んで座らされていたのです。
 わたしの言われていることをどう思ったのか…。
 そして先生は子供たちの前で、遠回しに自分たちが笑われている現状をどう感じたのか…。

 子供たちがわたしをまともに稼げない、コネでしか働けないバカ親だと思って、自分の親のありがたさをかみしめたのなら、それはそれでいいんですけど。
 彼らのお母さんはきっともっと高給取りでしょうからね。
 公立保育園にフルで預けられるのって、どれだけ年収が必要なんだろう…。

 っていうかですね。
 保育士不足っていうじゃないですか。
 当然、育休から復職したい保育士さんも多いと思うんです。

 その時に「それで働いてるって言われても困る」と年収ではじかれちゃったら、永久に復職できないですよね。なんなの、それ? 根本的におかしくない?

 以前住んでいた県では保育士不足から、保育士さんはコネで保育園に預けられる風土がありました。
 でもそれって必要悪だと思うんです。
 保育士さんも平等にしろって叫んで、結果的に保育士不足で子供が預けられないなんて本末転倒ですもの。

 とりあえず高給取りしか保育園に預けられないって規定、なんとかして欲しいと思うのです。

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