みかんちゃんは、朝必ず起こしてくれます。
私が起きてたら、毛布を踏み踏み。
朝ごはんや、お茶飲んでると、となりに来て話し相手に
なってくれます。
ソファで本を読んでいると、横で毛布を踏み踏み
してくつろぎます。
よく出来た嫁です。
図書館で借りた本。
森鴎外の娘、森茉莉について、作家の群ようこさんが
書いた本。
森茉莉の贅沢貧乏を読むと疑問な事があります。
この本は群さんが私の疑問に全て答えてくれてます。
森茉莉は今で言うセレブ。しかもそこらへんのセレブとは
格が違います。甘やかされて育ったから、わがまま、
結婚して子供が生まれても、子育ては、お手伝いさん
がやって見てるだけ、家事はやらないけど、食べたい物
は自分で作るから料理は出来る。
仲良くなるのは、難しそう。
晩年の事が贅沢貧乏には書いてあり、部屋はセンスのいい物で
飾られてる様に書いてあったけど、片付けないから
実は汚部屋。畳を売りたいほど生活は困窮してるけど、
実際は、どうなんだろうと思ってたのですが、
群さんは、森茉莉さんがその頃は、髪型も表情も覇気がないのは、
昔美しかったのが、歳をとり、変化していったのが、
彼女には辛かったんだろうと言う感じで書いてあったけど、
それもあるけど、経済的余裕が無いのは、顔に出るのです。
いくら稼いだとしても、足りないと不安があれば、いつも不満そうな顔に
なるし、少ないお金でも、質素な生活でも満足してれば
明るい表情になる気がします。