エッセイはかなり読みましたが、
長編小説は
はじめて読みました。
祖母は醜女だった。とちょっとドキッとした
はじまりで小説がはじまります。
時代背景や、事件が私がちょうど
社会人成り立ての頃
からなので主人公とかなり年が近い感じです。
私も田舎の世間知らずのまま
都会で社会人になりました。
やる気が無くても仕事に行けば
給料は頂けるし本当に何にも考えて
無かった!
本当に何にも。
主人公は作家で、彼氏はイラストレーター、色々な
事を考えて生活しています。
頑張って働いてもお金にならない
場合もあるし、厳しい世界なんだ
と思いました。
エッセイの中の角田さんの経験から
の部分の場面も見受けられて、
主人公の様に上手くは分析出来ないけど、
色々考えながら読みました。
職人堅気の隙のない小説です。