イギリスの湖水地方は10年前に行きました。
私は基本的に歩き回るのが好きで
田園風景を美しい石垣や、羊に
感動しながら多分一年で
一番過ごしやすい時期
を観光したと思います。
その時はそこに暮らす方の
暮らしに目を向けていませんでした。
代々受け継がれる羊飼いの生活は
大変だと思います。
羊と共存して自分の家族の
生計もたてるのには
綺麗事で済まされず、
かなり残酷と思える事も
あります。
季節も時には残酷です。
その過酷な時期を乗り越えて
地に足をつけて生活を
している姿は逞しいです。
ジェイムズさんは
文章を上手く書けなくて
かなり苦労した事があるらしいのですが
そんな事は微塵も感じない
美しい景色描写に読み入ってしまいます。
ビアトリクスポターの事もかいてありますが
本当に申し訳ないのですが
多分日本人はピーターラビットしか
知りません・・・
湖水地方に行った事ある方や
行かれる方に是非読んでいただきたい本です。