Amazonプライム・ビデオで
ココ•シャネルの映画を観ました。
シャネルが孤児院に連れられて、
育てられ、
その後田舎のナイトクラブから、
パリに行き、リッチな愛人を
見つけ、彼らのサポートにより
帽子屋から服飾デザイナーに
なるストーリー。
アメリの主人公オドレイ トトゥの
演技が光ります。
衣装はシャネルが全面強力していて
素晴らしい映像です。
ラストのモデルさんのシーンは
圧巻です。
映画では、ココ•シャネルの人生
を全て表現出来てないので、
よく分からない部分もあり
本を借りて来ました。
やあ、ココ・アヴァン・シャネル (字幕版)を観ているよ。Prime Videoを今すぐチェックする
https://watch.amazon.co.jp/detail?asin=B00FIWD3AO&territory=JP&ref_=share_ios_movie&r=web
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一つは、誰も知らなかった
ココ•シャネル
ハル ヴォーンさんと言う
ジャーナリストが書いています。
作者は戦争の軍務経験があり、
ドイツ占領下のパリについてや、
シャネルのスパイ疑惑、
香水シャネル5番についての
など、映画に出来そうな飽きさせない
ストーリー展開でとても
興味深く感じました。
ただ英語タイトルが
sleeping with the enemy
Coco Chanel’s secret war と
なっていて、
敵と(寝る)関係をもつ…ずいぶん
ストレートで煽るタイトルですね。
それに比べて日本語はなんて
奥ゆかしい…
第二次世界大戦でドイツ占領のパリは
まるで、フランス革命のように
悲惨な歴史を繰り返しています。
戦争でまず犠牲になるのは、
貧しい人々です。
貧しい人々が苦しんでいる中に
シャネルは、ナチスドイツや、
イギリス上流社会や、パリ社交会
の大物と交流があり、贅沢な
暮らしをして周りを顧みない様な
ニュアンスや、
社会的弱者には無関心で、
自分でのし上がる強い女性の
印象がこの本は強いです。
少し疑問が残る部分もあります。
“素顔のココ•シャネル”は、
シャネルの姪孫のガブリエルの
コメントがあります。
この本はシャネル本質を
姪孫のガブリエルの視線に
よってもっと間近で見ています。
シャネルは、甥っ子や姪孫、
芸術家などサポートしたり、
とても面倒見のよい優しい人
だと思いました。
シャネル自身はあまり
欲が無いのかもしれません。
時代の寵児でしたので、
寄ってくる男性はたくさん
いたかもしれません。
ただシャネルは、現代の人で
根っからの職人で、
ワーカホリックでした。
何よりも仕事が大事。
一度戦争による絶望感などで
一度店を閉めますが、
70歳でまたデザイナーの道を
選びます。
私にはこれしか無いと思って
いる人は無敵です。かないません。
シャネルの服はシンプルで
無駄が無く、全く妥協をしない
完璧さがあります。
なのでとても強いイメージですが、
メイキングなど見ると
とても繊細な部分もあります。
シャネルのショーはネットで
必ず観ていますが
我が家にはシャネルは
一つもありません。
伝記はどこに焦点を
置くかでその人の人格が
違って見える危険がありますが、
複数の本を読んで
分析するのが楽しいです。