訪問ありがとうございます!
今日は私が若い頃に体験した奇妙な夢のお話をしたいと思います。
私は幽霊が見えるだとかそういった霊感めいたものは何もないのですが、日常の生活の中でふと「あの人、元気にしてるかな?」と思い出すと、その方から電話なりメールなり連絡が来ることが度々あります。
私もすっかり慣れっこになってしまって、「虫の知らせが来た」とか言っちゃうのですがw
私は厳しい親の元で育てられたので、親の顔色をうかがうようなどちらかというと敏感な子どもでした。
ひょっとすると小さい頃からそうだったのかもしれませんが、高校を卒業して親元を離れてから「虫の知らせ」が度々来るようになったのです。
ただ、誰からでも来るワケではなく、自分が気にかけている人のみなので、何とも都合がいいと言いますか…人の役に立てるような大した能力(?)ではないことは確かなのですけどねw
大学の時、当時付き合っていた彼氏が居まして・・・
その日の晩は、その彼氏と友達同士で飲み会に行く約束をしていたのに、私は風邪を引いて熱を出してしまい、参加できずにアパートで泣く泣く寝ていました。
そして、夢を見たのです。
私が借りていたアパートの道路向かいにセブンイレブンがあるのですが、私はいつのまにかそこに立っていました。
セブンイレブンの明かりに照らされて、その前の道路を走っていた一台の白いセダンの車にふと目が留まったのです。
「あ、彼氏が乗ってる」
彼氏はその白いセダンの右側の後部座席(運転席の後ろ側の席)に座っていました。
髪型とその当時流行っていた茶髪ですぐに分かりました。
運転していたのは先輩で、彼氏は楽しそうに友達と話しています。
「お~い!」
気が付いてくれるかなぁと思って私は手を振りましたが、白いセダンの車は風を切って私の前を走り去っていきました。
一瞬の出来事でした。
しばらくして電話が鳴ったので、私はそこでハッと夢から覚めました。
「帰ったよ~!」という彼氏からの連絡。
でも、何というかタイミング的に色々と偶然すぎるし、とても生々しく鮮明な夢だったので、ただの夢に思えなかった私は、彼氏に尋ねてみることにしました。
「あのね、さっきセブンイレブンの前を通らなかった?白いセダンの車じゃない?」
「うん、そうだよ。先輩に送ってもらったからね。」
電話口の向こうで彼氏が頷きながら答えました。
「運転席の後ろに座ってたでしょ?」
「え!何で知ってるの?」
彼氏が驚いている様子が声で分かりました。
「夢で見たんだよね・・・」
私は素直にそう答えました。
それを聞いた彼氏はしばらく絶句して、それから思い出したように言いました。
「そういえばさぁ、セブンイレブンの前を通り過ぎる時にね、ぶつかったんだよ・・・白い大きい蛾と。」
「白い大きい蛾!?」
彼氏から「蛾」の話を聞いたとき、私は直感的に「自分だ!」と思いました。
どうしてかというと、夢の中で彼氏の乗っていた車に手を振った時、身体を車がすり抜けたような…何とも言えない気持ちの悪い感覚が残っていたのです。
そっかあの時、私は彼氏の乗った車に轢かれたのだと、ハッキリ分かりました。
「あのね、それ私かもしれない・・・」
アゲハ蝶は魂の化身だという話は以前から聞いたことがあったのですが、まさか自分が「蛾」になって彼氏の前に現れた!?
しかもアゲハ蝶ではなく「蛾」っていうところが妙にリアルで、悲しいやら情けないやら。
もうこんなの「虫の知らせ」の域をはるかに越えていますよね;
ひょっとするとあの時、「蛾」が車にぶつからなかったら、私の魂はあのままどこかに飛んで行ってしまったのかもしれません・・・
思い返したら、背筋がゾッとしました。
正夢というか何というか、背筋が凍るようなとても奇妙な出来事でした。
あの時の生々しい体験を今でも忘れることができません。
それからはただの一度もこういう事は起こっていないのですが、「虫の知らせ」は年齢を重ねても相変わらずやって来るのです。
弱まるどころか、うつになってますます酷くなったような気がします(汗)
信じるも、信じないもアナタ次第・・・
これは一体どういう脳の働きなのか、主治医だった先生にもぜひ聞いてみたいところですw
OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像
余談ですが、この話を投稿しようとしたらPCがフリーズしてしまい、危うく投稿が流れてしまうところでした;
バックアップ機能に助けられたので良かったのですが、くわばらくわばらw
今日は私が若い頃に体験した奇妙な夢のお話をしたいと思います。
私は幽霊が見えるだとかそういった霊感めいたものは何もないのですが、日常の生活の中でふと「あの人、元気にしてるかな?」と思い出すと、その方から電話なりメールなり連絡が来ることが度々あります。
私もすっかり慣れっこになってしまって、「虫の知らせが来た」とか言っちゃうのですがw
私は厳しい親の元で育てられたので、親の顔色をうかがうようなどちらかというと敏感な子どもでした。
ひょっとすると小さい頃からそうだったのかもしれませんが、高校を卒業して親元を離れてから「虫の知らせ」が度々来るようになったのです。
ただ、誰からでも来るワケではなく、自分が気にかけている人のみなので、何とも都合がいいと言いますか…人の役に立てるような大した能力(?)ではないことは確かなのですけどねw
大学の時、当時付き合っていた彼氏が居まして・・・
その日の晩は、その彼氏と友達同士で飲み会に行く約束をしていたのに、私は風邪を引いて熱を出してしまい、参加できずにアパートで泣く泣く寝ていました。
そして、夢を見たのです。
私が借りていたアパートの道路向かいにセブンイレブンがあるのですが、私はいつのまにかそこに立っていました。
セブンイレブンの明かりに照らされて、その前の道路を走っていた一台の白いセダンの車にふと目が留まったのです。
「あ、彼氏が乗ってる」
彼氏はその白いセダンの右側の後部座席(運転席の後ろ側の席)に座っていました。
髪型とその当時流行っていた茶髪ですぐに分かりました。
運転していたのは先輩で、彼氏は楽しそうに友達と話しています。
「お~い!」
気が付いてくれるかなぁと思って私は手を振りましたが、白いセダンの車は風を切って私の前を走り去っていきました。
一瞬の出来事でした。
しばらくして電話が鳴ったので、私はそこでハッと夢から覚めました。
「帰ったよ~!」という彼氏からの連絡。
でも、何というかタイミング的に色々と偶然すぎるし、とても生々しく鮮明な夢だったので、ただの夢に思えなかった私は、彼氏に尋ねてみることにしました。
「あのね、さっきセブンイレブンの前を通らなかった?白いセダンの車じゃない?」
「うん、そうだよ。先輩に送ってもらったからね。」
電話口の向こうで彼氏が頷きながら答えました。
「運転席の後ろに座ってたでしょ?」
「え!何で知ってるの?」
彼氏が驚いている様子が声で分かりました。
「夢で見たんだよね・・・」
私は素直にそう答えました。
それを聞いた彼氏はしばらく絶句して、それから思い出したように言いました。
「そういえばさぁ、セブンイレブンの前を通り過ぎる時にね、ぶつかったんだよ・・・白い大きい蛾と。」
「白い大きい蛾!?」
彼氏から「蛾」の話を聞いたとき、私は直感的に「自分だ!」と思いました。
どうしてかというと、夢の中で彼氏の乗っていた車に手を振った時、身体を車がすり抜けたような…何とも言えない気持ちの悪い感覚が残っていたのです。
そっかあの時、私は彼氏の乗った車に轢かれたのだと、ハッキリ分かりました。
「あのね、それ私かもしれない・・・」
アゲハ蝶は魂の化身だという話は以前から聞いたことがあったのですが、まさか自分が「蛾」になって彼氏の前に現れた!?
しかもアゲハ蝶ではなく「蛾」っていうところが妙にリアルで、悲しいやら情けないやら。
もうこんなの「虫の知らせ」の域をはるかに越えていますよね;
ひょっとするとあの時、「蛾」が車にぶつからなかったら、私の魂はあのままどこかに飛んで行ってしまったのかもしれません・・・
思い返したら、背筋がゾッとしました。
正夢というか何というか、背筋が凍るようなとても奇妙な出来事でした。
あの時の生々しい体験を今でも忘れることができません。
それからはただの一度もこういう事は起こっていないのですが、「虫の知らせ」は年齢を重ねても相変わらずやって来るのです。
弱まるどころか、うつになってますます酷くなったような気がします(汗)
信じるも、信じないもアナタ次第・・・
これは一体どういう脳の働きなのか、主治医だった先生にもぜひ聞いてみたいところですw
OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像
余談ですが、この話を投稿しようとしたらPCがフリーズしてしまい、危うく投稿が流れてしまうところでした;
バックアップ機能に助けられたので良かったのですが、くわばらくわばらw