逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

唯一撲滅に成功した天然痘ワクチン

2023年04月11日 | 存在脅威管理理論

100年前の第一次世界大戦当時に大流行した「スペイン風邪」パンデミック犠牲者を救急車で運ぶマスク姿の医療関係者(渡邉英徳 ニューラルネットワークによる自動色付け+手動補正)

日本腎臓学会西部学術大会2022プログラムより。COVID-19感染後よりワクチン接種後の報告がはるかに多い。腎臓内科医にとっては常識?
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接種後のIgA腎症やネフローゼ症候群を学会発表させても、だから接種を止めるべきとの発信に繋がらないのが不思議。すべての学会がそう。関連性は認めても勧奨やめない。現場医師は疾患として治療してるが、学会は接種後どんな疾患がどれくらい発生しどの治療が有効か確かめてるかのようにも感じる。
我々は医者のモルモットではない モルモットになるならあなたたち医者が先になるべきだ そう、あなた達やあなた達を信じている人には6回目が目前に迫っている 今年の夏にはさらなる超過死亡の山が築かれるのか? 医学の進歩の裏側にある闇は深い
6回目の抗体検査(5都府県)が4月5日に発表された。 ワクチン接種者は未接種者より5.1倍も本物のコロナにかかっていた。 今回5,627人の検査で98%がワクチン由来のS抗体を持つが、本物のコロナに感染したN抗体を31.2%が持っていた。ワクチン未接種者はコロナにかかったN抗体を6.1%が持っていた。
100%安全な医療は存在しないし、ワクチンももちろん100%安全ではない。しかし新型コロナワクチンはワクチンと呼ぶには危険すぎる。 このワクチンを積極的に接種するのが医療というのであれば、医療は詐欺であり、傷害であり、殺人である
医師免許持っていれば最適解が聞き出せるわけではないという、見本のような記事。そもそも、たとえ出来ても後追いになるコロナウイルスに、ワクチンは無理。
WHO「60歳未満の健康な成人は追加接種推奨しない」コロナワクチン新指針(Medical DOC)
 
王政復古(明治維新)の79年前の「クナシリ・メナシの戦い」1789年 国後島と北海道側の知床半島羅臼町や根室市などで散発的に起きた武器を持たないアイヌ人たちの反乱は、相当な覚悟がないとできないと思われるクナシリ・メナシの戦いは現在の日本では忘れられている
 
 
ロシア海軍ディアナ号艦長ゴローニンの日本虜囚記によると、18世紀末期のアイヌの民族蜂起「クナシリ・メナシの戦い」で苦戦に陥った日本側が融和策(和平)の提案を行って円満解決を行うように見せかけて、騙し打ちで集まった大勢のアイヌ人(戦士?)を振る舞い酒で酔いつぶれたところを虐殺した(★注、当時の北海道の全住民は5万人程度と少なく、しかも和人とアイヌの人口は拮抗していた)と、国後島に来航したロシア海軍のゴローニンの足に縋りついて「どうか、日本からアイヌ人を助けてくれ」と泣きつかれたエピソードが書かれていた。ゴローニン自身も同じく騙されて、松前藩番屋に交渉に出かけて捕縛され2年3カ月も拘束されています。
ところが不思議なことにロシア帰国後のゴローニンの捕虜記(官費で出版)の記述では日本人役人?(侍?)のことを何故か罵倒せず、加害者である日本人の露骨な憎悪の中においてさえ、その行動を理解し赦すという公平さを示し、
この「ゴローニンの日本紀行」を読んだハイネは、日本人が地球上で最も文明化した、最も洗練された民族で、私は日本人になりたいとまで書いている。(Wikの記述)
騙し打ちは古くは日本書紀の熊襲タケルを女装して酒を振舞って酔い潰れたところを殺すとか、土佐の山之内一豊が長曾我部の家臣の一領具足を矢張り騙し討ちで皆殺しにする話など日本の伝統芸なのですか、平和な江戸時代のサムライでは随分穏健だったらしい?
 
シャクシャインの戦いはアイヌ人武装蜂起として有名だが、
血なまぐさい関ヶ原の戦いや大阪夏冬の陣から半世紀も後で場所も北海道中部の日高地方、凄惨を極めた島原の乱の話に近いのではないでしょうか。当時のロシア帝国は欧州からウラル山脈を超えてシベリアに進出したがシャクシャインの戦い(1669年)当時はまだ極東の千島列島には到達していません。
対してクナシリ・メナシの戦いは平和な江戸時代の1789年なので全く時代背景が違っています。
後にロシア海軍主計総監(中将)に昇進するゴローニン中尉はロシア海軍ディアナ号艦長としてアラスカなど東方に拡大していたロシア帝国皇帝の命令を受けて、千島列島での海図作成の任務中の出来事だった。1981年のゴローニン拘束では救援名目の遠征軍要請が1982年に行われていた。ところがロシア国家存亡のフランス帝国のナポレオン軍70万人のロシア侵攻とピッタリ重なったので救援名目の日本遠征は却下される(★注、ナポレオンのモスクワ遠征の時期が少しでも違っていれば日本や世界の歴史が大きく変わっていた)

1806年1月漂着船は食糧等を支給し速やかに帰帆させる「ロシア船撫恤令」(アヘン戦争後の1842年「薪水給与令」)を出す
しかし、フヴォストフの襲撃を受けて奥羽諸藩に出兵を命じ蝦夷地沿岸の警備を強化するとともに、1807年12月に、ロシア船は厳重に打払い、近づいた者は逮捕もしくは切り捨て、漂着船はその場で監視するという「ロシア船打払令」を出した。
また、1808年(文化5年)には長崎でフェートン号事件も起きており、日本の対外姿勢は硬化していた。そうした状況下で発生したのがゴローニン事件であった。(Wikの記述)
この日本幽囚記によると、
ゴローニンの測量船は最悪のタイミングで日本に来航して捕縛される直前に、国後島のアイヌ人から22年前のクナシリ・メナシの戦いの日本側の非道を訴え「助けてくれ」と泣きつかれる話は大事な歴史的事件だと思われるが、何故か日本の学校教育(教科書)では教えない
ゴローニンの日本幽囚記は、当時のヨーロッパの日本入門の手引きのような扱いだったらしいので、それから半世紀後のアメリカ東インド艦隊のペリー提督も参考にしていると思われます。ところが薩長新政府としては都合が悪いので沈黙。今の日本人知識層でもほとんどが読んでいない幻の書になっている。
日本初の種痘法実施
なんと、ロシア海軍が拉致した高田屋嘉平とゴローニンの交換による円満解決?時に、我が日本国に歴史上最初に持ち込まれたウイルスのワクチンが天然痘の「種痘法」だったが、矢張り1811年のゴローニンの事件に関連しているので日本の教科書から抹消されている。

種痘後脳炎(ワクチンの暗部)

種痘接種後に脳炎を起こす事例「種痘後脳炎」が頻発(しかも1956年(昭和31)以降日本では天然痘が発生していない。最大の感染地インドは1975年、最後の感染者は1977年ソマリア)ことから1976年から種痘接種を中止した(★注、何とも象徴的だが、天然痘ウイルスの撲滅に貢献した光だけが喧伝され、逆のワクチン被害の闇についてメディアは出来る限り報じない姿勢で一貫する)

種痘後脳炎は1940年代後半には医師の間で広く知られるようになっており被害規模はGHQ占領下に限定しても年間300人、天然痘患者数の年200人を超えている。患者数よりワクチン犠牲者数が上回る医原病犠牲者のほとんどは乳幼児であり、子供を失ったり、脳の正常な機能は失う被害者は、接種を強制した日本の行政から何ら援助も保障も提供されなかった。

1970年6月には種痘後脳症を新聞が報じるが半年間で200人超(★注、年400人超なので日本国の天然痘未発症から20年間では1万人弱もの膨大な被害人数)。国立衛生研究所(現感染研)は1970年代においても(二百年近く前の1796年開発)ジェンナーの種痘製造法の進歩が無い事実や、さらに製造過程で多数の雑菌が入り込んでいる状況を指摘している(Wikから抜粋)

近代衛生学の父マックス・ペッテンコーファー

一番有名なエピソードはコレラ菌を発見した近代細菌学の開祖ロベルト・コッホとのコレラ論争である。ペッテンコーフアー先生は『そんなもので発病する訳が無い』との信念で、コッホが純粋培養したコレラ菌の培養液(軍の一支隊数百人から数千人を殺せるだけの量)を一気に飲み干したのですが、コレラに感染するどころか当時としては長命な82歳まで長生きしている(しかも死因は「うつ病」による拳銃自殺なので、何もしなければ百歳まで生きていた可能性まで十分ある)
コッホが提唱したコレラ菌=病原説の欠陥を自ら人体実験で証明したペッテンコーファーは、その後の細菌学の目覚ましい進歩(数々のワクチンや抗生物質の発明発見)の陰に隠れて今では忘れられた存在になって仕舞う。(★注、ほぼ歴史から忘れられたペッテンコーファーと同時代のナイチンゲールの場合は逆に天まで持ち上げられているが実は「衛生学」の知識がないクリミヤ戦争での看護は膨大は被害者を出していた 2020年05月12日 | 軍事、外交 クリミヤ戦争とナイチンゲール伝説
 

日本の高齢化に伴い劇的に増えてる薬剤起因性老年症候群という新しい医原病
 
ワクチンの中長期的影響(医原病)は時間が経たないと誰にも分からない
 
3年前からの奇妙奇天烈摩訶不思議な新コロ騒動と、もっと奇妙なmRNAワクチン接種で多発する副反応被害では、二百年前の「ゴローニンの日本虜囚記」と同じ意味で、(人々の生活習慣を含め公衆衛生など社会的環境の改善、医原病など医療全般の進歩と正常化)もう一度ペッテンコーファーの主張「衛生学」は見直されるべきであろうと思われる。
SARS2ウイルスに暴露しても必ずしも発病するとは限らないし、発病しても重体になるとは限らないだけではなく、逆にmRNAワクチン接種の抗体依存性感染増強(ADE)で大勢が死んでいる。
ワクチン接種と発病の関係は個人個人で大きく違っている「免疫力」に左右され一筋縄ではいかない難問なのである。(★注、1977年9月アメリカ議会でソークワクチンの開発者のジョナス・ソーク博士は「1970年代初めにアメリカで発生したポリオのほとんどは、アメリカで使用されているポリオ生ワクチンの副作用である可能性が高い」と証言しているし、同じく現在の日本国内のポリオ発生は1960年代以降に受けた世代の生ワクチンの免疫力低下がポリオウイルスの拡散原因だと指摘されている)

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2 コメント

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PCR神話 (佐川正二)
2023-04-11 21:47:40
性行為で感染する性病すら撲滅できない
空気感染する風邪を撲滅することができないことは常識のある人間なら少し考察すれば理解できる。
今ではPCR検査でコロナを封じ込めると連呼していた人間は沈黙している。
狂気にとらわれた3年間だったと思う。
返信する
今朝の毎日新聞では、 (宗純)
2023-04-12 15:38:40
米国のクリス・メアー国防長官補佐官(広報担当)は10日、記者団に米欧の機密が流出した疑惑に関し「いくつかのケースで高度な機密を含んでいるようだ」と語った。「国家安全保障にとても深刻なリスクを及ぼす」と述べ、司法省と協力して原因究明を急ぐとした。米紙ニューヨーク・タイムズは複数の専門家の話として、100件以上の文書が流出した可能性があると報じていた。

このペンタゴンからのウクライナ関連機密の大量漏洩は、前日には日経新聞Web記事が、今朝は毎日や赤旗など日本の全ての全国紙が報じていたので、これは去年2月24日のロシア軍ウクライナ侵攻の不思議な騒動をアメリカ居眠りバイデンが「終わりにする」との意思表示だと思われる。
同じく、
昨秋、ウクライナ原発奪還作戦=600人で渡河、ロシア軍が撃退し失敗―英紙
4/09 時事通信
ウクライナのネオナチ親衛隊テロリストの存在は不味すぎるので、今までは「双方が砲撃だった」と、いままではIAEAなどが曖昧に誤魔化していたがアメリカが支給したハイマ―スを使って欧州最大のザポロジエ原発を攻撃したなど一発アウト。退場処分ですよ。原発への攻撃は理由の如何を問わず本来絶対に行っては駄目なレッドカード
BBC放送は英国など米NATOの特殊部隊がウクライナで活動していると報じています
明らかに大変化で、ペンタゴンからの機密漏洩と同じ大きな流れ(組織的な漏洩)の一環だと思われます。意味は「もうウクライナは終わりにする」とアメリカ(ペンタゴン)が決めたのですね。

この1年続いたウクライナと同じで3年続く新コロパンデミックも「終わりにする」心算なのですが、・・・変異が激しいRNAウイルスのワクチンが無理なのと同じで、相手は常識ある人間ではなくてRNAウイルスなのですから、一度パンドラの箱から出したら多分終わらすことは不可能です。撲滅できない。

佐川正二さん、
PCR検査に沈黙するも何も、
「今ではPCR検査でコロナを封じ込めると連呼していた人間は」世界中に一人もいませんよ。一字違いで大違い
PCR神話云々ではなく、ワクチン神話
正しくは、「mRNAワクチン接種でコロナを封じ込めると連呼していた」のはWHOや日本を含む各国政府やリベラルメディア、マスコミ有識者で、これは高偏差値の知的エリートのエスタブリッシュメント連中の全員
mRNAワクチン接種の副反応(ADE)が多発して大勢が死ぬ今では、すこしでも常識が有る人間はmRNAワクチン接種に対して沈黙しているが、
残念ながら少しも懲りずに、もちろん反省することなく日本政府は今でもテレビ広告でmRNAワクチン接種のブースター接種を呼びかけています。これは8月9日のソ連軍対日参戦で即座に開催して御前会議でポツダム宣言受諾「玉音放送」を決定して連合国側に打電しても、無条件降伏を認めたくない一部の狂信的愛国者が抵抗した78年前と同じ動きです。
世界で我が日本国だけに発生した摩訶不思議な破壊的カルト宗教のPCRスンナ派ですが、これは当時の旧日本軍の頑迷固陋な「レーダー」否定派と同じ心象風景で、わざと大敗北を誘導していたので負けて当然。何の不思議もありません

今まで人類がワクチンで撲滅できたのは天然痘ウイルスだけなのですが、これも、ひょっとすると衛生学のマックス・ペッテンコーファーの考え方の方が正しくて、人類社会の衛生環境や栄養状態が劇的に改善したこと(個人個人の体力や免疫力の強化)がメインで、
ロベルト・コッホの細菌学の考え方。ウイルスや細菌に対するワクチンや薬物の投与はサブだった可能性も十分あります
返信する

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