『たった数%だった石原慎太郎「太陽の党」の政党支持率』
日本中のマスコミが異口同音に、さも国民的人気があるかのように大宣伝した(都知事を突然辞職した)石原慎太郎の国政進出(新党結成)であるが、本人の『首相を目指す』との大言壮語とは違い現実の世論調査の結果は3%程度の惨憺たる有様だった。
予想外の低支持率で、太陽の党は昇ったとたんに4日で沈んでいる。
世論調査の数値は絶対ではなく、質問の仕方で答えが違ってくる。
『次回選挙時には何党に投票しますか』(投票先の政党)の数値と、『何党を支持しますか』(政党の支持率)の数値は『同じ』ではなくて、面白いことに必ず結果が違っている。
両者が違っている原因ですが、『投票』する政党では『何かやってくれそうだ』との曖昧な消極的支持を含むが、特定の『政党支持』では、より積極的な政党の主義主張や政策まで理解して行う必要があるからでしょう。
通常は有権者の『投票する政党』(政党投票率)よりも『政党支持率』の方が6~7割程度に落ちてしまう傾向がある。
毎日新聞は17、18両日、衆院解散を受けて全国世論調査を実施。
政党名を書く衆院比例代表の投票先を聞いたところ、安倍晋三総裁の自民党がトップだったが17%で、2割にも届かない低水準に留まっている。
日本維新の会の政党投票率は13%で民主党の12%と拮抗しているが、石原慎太郎の太陽の党は4%と低迷している。
政党支持率では、橋下徹の『日本維新の会』は10%で、投票する政党(政党投票率)の13%よりも3%低い。
維新に投票すると答えた人の内で、(維新が掲げる政治政策が不明なので)23%は政党としての『維新の会』を支持していないのです。
橋下徹(日本維新の会)が一般大衆から人気を得ている最大要因とは、『言っていることが分かり易い』『はっきりしている』なのです。
比例投票先の数値を単純に加えると維新13%太陽の党4%なので合同した日本維新は17%で自民党と同率で並ぶ。(支持率なら10%+3%)
ところが、TPPや原発ゼロなどのスローガンや主義主張、政策が違う石原慎太郎の太陽の党との連合では政策が何処かに行ってしまう。
これでは橋下徹の『わかりやすい』との最大の売りが無くなって仕舞うので、石原慎太郎と維新の会との合同は劇的に支持率を減らす可能性が高い。
『政策はどうでも良い』うっかり橋下徹が口走った本音部分
世論調査では橋下徹と石原慎太郎の第三極勢力の『合同』の支持率は低い。
日本維新の橋下徹大阪市長と石原慎太郎前東京都知事が衆院選で連携すべきかどうかでは、『連携する必要はない』が36%、『連携すべきだ』が34%。『関心がない』も24%を占めている。
たった4日の儚すぎる命だった太陽の党と、自分の維新の会の合同について『政策に違いがあるが』と聞かれた橋下徹は、『政策はどうでも良い』と口を滑らして仕舞う。
なんとも正直で素直である。
橋下徹の一番の特徴ですが、その時々の時点(刹那)に限れば、20000%実に言っていることが『はっきりしている』し、内容的に『分かりやすい』のですよ。
だから多くの市民が支持しているのでしょう。
社会科学などと大仰に考えなくとも、一般市民常識なら政党にとっての一番大事な命(根幹部分)とは、党首の顔や名前、雰囲気でも党名でも無い。
普通なら、その政党が掲げる政治政策だと思われている。
ところが橋下徹にとっては『政策はどうでも良い』ので、言う場所や時間が違うと政策内容が180度違っていても頓着しないで、自信満々で口から出まかせで喋っている。
今までのような永久に残る活字文化とは対極にある、その場その場で臨機応変なテレビの瞬間芸ですね。
事実、4年前の府知事選出馬時には過去のTV番組での核武装発言に対して反省するどころか『話芸である』と反論している。
『すぐ消える』とでも思っているのか、結果を熟慮した形跡がどこにもない。
『変化するもの。しないもの。』
橋下徹が、変化せず一貫している唯一の主張とは『一期限り』『二期目はない』(政治家は腰掛け仕事の意味か)だけなのです。
口調や態度は『はっきりしてる』風を装っているのだが、政策内容が支離滅裂でさっぱり分からない。
確かに言葉の語尾は『○○だ!』とはっきりしているので実に分かりやすいのだが、喋る言葉の内容が『思いつき』なので、その場その場で発言や主張が違っているのです。
変異の速度が速く特定のワクチンでは駆逐出来無いHIVウイルスと同じで、橋下徹は変幻自在に自分自身の主張を変化させるので、特定の政治政策を批判する政治学者では橋下を余計に叩けない。
政治原則も政策も決めずに自由自在に変化させるので、幾ら客観的事実を示して叩かれても柳に風『蛙の面に小便』で橋下徹は無敵なのです。
知識や常識が少しでもある者からは(知識が邪魔をして)誰にも攻撃できない。
HIVウイルス並みに無原則で変幻自在、融通無碍の橋下徹にも、たった一つなのですが例外はある。
一番最初の政治家業である4年前の大阪府知事就任以来、少しもぶれることなく一貫しているのは『一期限りで二期目は無い』だけなのである。
『本命は最初から高齢者の石原慎太郎で決まっていた』
中身が違う今回の橋下徹の維新と太陽の党との合同は、政治政策的に無理があり、疑問視されている。
橋下徹の『日本維新の会』が合同相手に政策(無制限の規制緩和と競争原理の新自由主義)が同じ一卵性双生児のような『みんなの党』ではなくて、掲げる政治政策が大きく違う『太陽の党』を選んだ。
橋下徹の『不思議な決断』の本当の原因とは何だったのか。
政治家として働き盛りで、これからも長く続けたい渡辺喜美と違い、80歳の石原慎太郎には本人の意思とは無関係に間違いなく一期限りで二期目は無い。
『一期限りで二期目は無い』が橋下徹の譲れない大原則なら、『維新』にとっては後期高齢者の『先がない』石原慎太郎と組む選択肢しか、最初から無かったのである。
橋下徹が、一番最初に『維新の会』の党首の大本命と考えていたのが下痢で首相の椅子を放り出した安倍晋三(自民党総裁)も、まったく同じ理由であった。
お馬鹿発言で有名な安倍晋三が維新の会の党首なら、誰が考えても超短命が予想されて『一期限り』で、確実に『二期目はない』。
維新の会の橋下徹にとっては、散々世話になったが『みんなの党』の渡辺喜美は使い捨ての当て馬程度だったのだろうが、可哀想な(世間を馬鹿にした)話である。
『報道したくない「一期限り」 マスコミの犯罪的怠慢』
橋下徹のことなら箸の上げ下ろしまで報道するのに、マスコミ各社は不思議なことに、再三再四繰り返し主張している一番肝心の政治方針だと思える『一期限り』の発言部分だけは、何故か完全に無視して報道していない。
橋下徹徹自身は、当選や出馬など節目節目、事あるごとに『一期限り』『二期目はない』を明言しているのですよ。
それなのに『政治家の橋下徹』を面白可笑しく大宣伝しているマスコミ各社は、(自分の宣伝とは矛盾するので)『政治家でない橋下徹』の部分は、都合が悪すぎるので全員で隠蔽して一言も書かないで誤魔化している。
橋下徹の『一期限り』は自分自身に当てはまるだけではなく、実はすべての維新議員にも当てはまる大原則である。
もちろん今回の衆議院選挙でも同じであり、政治家を長く続けるから利権(既得権益)と結びつくので維新の会の衆議院議員は『一期限り』と言い切っているのですから、なんとも潔い態度である。
ある意味では見上げたもので立派といいえば立派、すごいといえばすごい話である。
しかし現実問題として橋下徹がいうような、政治家としての任期いっぱいの4年で全てが完結する政治などは、この世に有り得ない。
一期4年どころか、一生かかっても完結しないのが本当の政治なのです。
橋下徹のいっている『政治は一期限り』は(マスコミと共謀した)子供の政治ごっこ(遊び)の話ですね。
あるいは自己顕示欲による面妖な『社会に対して仕返ししたい』との悪意からの、ある種の愉快犯であり人迷惑な話である。
『橋下徹の「子供だまし」の恫喝に屈した腑抜け朝日の屈辱の理由』
国政進出を表明した橋下徹大阪市長の出自を報道した『週刊朝日 10月26日号』(10月16日発売)は、ノンフィクション作家の佐野眞一の連載特集記事の初回のはずだった。
ところが橋下徹の常軌を逸した卑劣な攻撃に対して全面屈服。19日には早々と連載中止決定を行い河畠大四編集長や副編集長は解職、停職3カ月・社長付に降格している。
空爆で恐れおののき、本土決戦を回避した無条件降伏ですね。
当初の週刊朝日編集部内の認識では、『本件記事と同内容に近い記事が既に他の月刊誌・週刊誌等に複数掲載されている。それらについては橋下氏からの特段の抗議はなく、社会問題ともなっていないと即断し、こうしたことから本件記事も許されるものと考えた』。
去年末の大阪市長選挙で『ファシズムを許すな』と自民党から共産党までの左右の支持を受けた現職の平松市長に対し、シングルイシューの『大阪都構想』を掲げて大阪府知事を辞職した橋下徹が激突する一騎打ち。
この時自民党に近い月刊誌の新潮45(11年11月号)と週刊新潮(同年11月3日号、同10日号)、週刊文春(同11月3日号)の3誌が橋下徹の出自を報道しているのです。
週刊朝日は二番煎じどころか四番煎じである。
1年前に同業他誌が行っている同じ行為なのですから週刊朝日編集部が『問題ない』と思ったとしても当然であろう。
特に前回は大阪市長選(一地方の問題)であるが、今回の場合は維新の国政選挙進出のタイミングである。
多くの有権者に対して政党党首の出自を含め良いことだけでなく悪いことも例外なく包み隠さず報道するのはマスコミの当然の使命の筈なのです。
政党党首とは弱小政党でも全て首相を目指しているのですから『出自が明らかでない』などはあってはならない。
政治家の出自報道の自粛などは日本国にとっては大問題である。国家としての致命的な弱点になりかねない。
自国の国益に少しでもプラスになると判断すれば我が国のマスコミが自粛しても外国の機関が必ず行うか『交渉カード』として使うので、橋下徹が自分勝手に出自を秘密にしていることは日本国の国益を大きく損ねる可能性がある。
『解放同盟の恫喝法案に悪乗りした姑息な橋下徹の便乗商法』
政党党首とは、議員や市長以上の公人中の公人であり本来私人としてのプライバシーは存在しない。
去年末の大阪市長選当時なら多少は問題だが、今回のような国政進出時に報道した週刊朝日は少しも間違っていなかったばかりか、報道機関として当然の使命を果たしている。
では何故間違っていなかったにも拘らず、今回屈辱的な無条件降伏を週刊朝日側は行ったのだろうか。
<週刊朝日連載問題>「失敗」の背景 朝日新聞第三者委の見解からと題する毎日新聞 11月17日(土)記事では、真相が露骨に書かれている。
『法規制、生じかねない出自報道』との小見出しで、『今年9月に入って、昨秋に新潮社や文芸春秋が雑誌で報道した時とは異なる政治状況が生まれた。9月19日、政府は、差別表現を規制する人権委員会設置法案などを閣議決定(11月9日に衆院提出)。』されていたのです。
成立すれば一連の記事を掲載した出版社は、人権委員会の調査対象になり得る。
朝日はこの『人権委員会設置法案』に震え上がったのです。
法案成立どころか、国会提出が閣議決定されただけでもマスコミがパニックになり恐慌を起こすとは、・・・・・恐ろしい『悪魔の人権擁護法案』の驚異的な威力には絶句するしかない。
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2009年11月26日 | 解放同盟
いい年したオヤジ同士が傷をなめ合う姿など、滑稽でしかない。
しかし、本質がファシストなので、下っ端将校だったヒットラーの『出自』を考えると恐ろしい限りです。
石原と橋下の合流は、その辺の本性が明確になって良かったかも。
政策的にもゴチャゴチャになってきたので、維新と太陽を足した支持率を大幅に下回ることになるのではないか?
橋下が太陽と合流しようとしたのは、11月12日のNHK世論調査で、前回より0.8ポイント減らして1.6%と成り、共産党の2.0%を下回ったからでしょう。
また、石原が早々と太陽を消滅させたのも、NHKの世論調査の結果(支持率僅かに0.6%)が大きかったでしょうね。(この世論調査が発表された段階で既に解党・合流の方向が出ていた。おそらくNHKから事前に情報が漏れた?)
有るべきとおもいますがー。
鳩山由紀夫ですが、1年以上前に『学べば学ぶほど云々』のお馬鹿発言で世界一危険な普天間飛行場の『最低でも県外』の自分自身の言葉を否定して首相を突然辞職した時に、確か『引退する』と言っていませんでしたか。
明智光秀の三女で細川忠興(細川護煕首相のご先祖さま)と結婚した細川ガラシャの辞世の句、
『散りぬべき 時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ.』
の意味を、鳩山由紀夫には噛み締めてもらいたいものです。
引退が、1年前なら少しは政治家としての評価も違っていたでしょう。
時期を完全に失したので、『多くの人々に惜しまれながら引退』する道を、自分から放棄してしまったのです。
鳩山由紀夫の今度ですが、それは本人に聞いてください。
私には何の興味もありません。馬鹿馬鹿しくて考えたくもありません。
今の保守政治家で一番正しい主張をしているのは小沢一郎ですが、彼は間違いなく金に汚い悪党ですよ。
リンカーンでしたか誰でしたか、『男は40過ぎれば自分の顔に責任がある』。
若い時の顔は親にもらったものですが壮年を過ぎれば今までの歩んできた人生が顔に出る。小沢一郎ですが間違いなく悪党顔。
現在、日本の政治の劣化が激しい勢いで進行しているのは誰が見ても明らかです。
まともな政治家と呼べる人材が枯渇している。
どれもこれもクズばかりなのですよ。
この原因ですが、20年前に導入した小選挙区制と政党助成金の導入と、これに関連しての党議拘束と政党の公認権。
これらが日本の政治を根本的に劣化させたことは政治を少しでも知っている者にとっては全員一致で認めている事実なのですが、これを積極的に進めたのが誰あろうネット世界で皆さんが救世主として期待する小沢一郎。
政治は結果責任の世界です。
日本を決定的に悪くしたの最大の犯人は小沢一郎であり、今の日本の劣化の責任では小沢一郎抜きでは話にならないのです。
人目見れば誰でも分かるように、小沢一郎は間違いなく悪党です。
当時はインターネットが無かったので、マスコミ総がかりで悪党の小沢一郎を時代の寵児、救世主のごとく扱っていたのですよ。
確かに現在の小沢一郎の主張は、保守政治家の中では一番まとも、正しいのですよ。
それだけ日本全体が病的に右傾化してしまったという、何よりも証拠ですね。
政治の行き詰まりから、現在にわかに自民民主の大連立が政界で話題にされているが、この話も小沢一郎が5年も前に当時の福田康夫首相と合意していた。
ただし、大連立が成立する条件とは政策とかイデオロギーの一致ではなくて、選挙制度の問題なのですよ。
ドイツでは保革で簡単に大連立するが、米英ではいくら政策や主義主張が似ていても、絶対に大連立出来無い原因とは、小選挙区制度だからなのです。
ところが5年前の小沢一郎ですが、選挙制度については一言も語らなかったのですね。もちろん今でも一言も語らないのです。
知っていて語らなかったなら悪党かペテン師です。知らなかったなら単なる阿呆です。二つのうちの何れかですが阿呆の可能性は低い。
小沢一郎については当ブログで今までに沢山記事を書いています。
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恥ずかしいこの橋下徹や石原慎太郎ですが、不真面目で馬鹿馬鹿しすぎるネットウヨと同じで、政治ブログで真面目に取り上げるだけの値打ちがあるかないかは判断が難しい。
もともとの日本人の道徳では、橋下徹や石原慎太郎のような、人前での『怒り』などネガティブな感情をストレートに表に出すのは憚られる恥ずかしい行為であり、行えば本人の知性や良識を疑われる。
今も昔も日本のそもそもの道徳では、世界基準の個人主義のグローバルスタンダードとは大違い。
怒りや悲しみは自分の中に閉じ込めて決して表には出さないことが礼儀作法の基本でありイロハ。
文化が日本に一番近い韓国や中国などのように肉親の死を大声で嘆き悲しむなどは、日本では絶対に有り得ない。
3・11大震災時の被災者全員が、誰一人の例外もなく自分の感情を爆発される者がなかった事実は驚異的な話であり、この事実に欧米のマスコミが驚嘆の声を上げている。
こうした大災害が日本以外の外国で起きると必ず略奪や暴動に走るし、人々はあからさまに悲憤慷慨するが、世界中で日本人だけはまったく別で、『静かに悲しんでいる。じっと我慢して整然と何時間も並んでいる。』のです。
出る杭を常に叩き一体性を重視する日本社会では、例え未曾有の大災害時でも外国人のように『不満が爆発させる』ことは『悪』であり、怒りや悲しみをぶちまけるなどネガティブな言動は、到底社会的に許されない破廉恥な行為なので、普通の日本人なら誰も行うものが無い。
日本人が人前で怒る事は、それが如何に正当な理由であれ『恥』なのです。
だから誰も怒りを表に出すことは無いが、ただし、『ネット世界以外は』との但し書きが付く。
その例外のネットでは、いま若者達が意味なく激高しています。
今、なぜかマスコミが持ち上げる石原慎太郎や橋下徹の恥ずかしい言動ですが、あれは歳を食った嫌韓嫌中のネットウヨさんですね。
暴走老人が、大人になれない御馬鹿なネットウヨの真似をしていると見れば、謎がすべて簡単に解けます。
石原慎太郎や橋下徹やネットウヨなどの、誰彼相手かまわぬ常識はずれの激しい怒りの原因とは、満たされぬ巨大すぎる自尊心と、その反動としての癒されない劣等感、挫折感との不思議なコラボレーションであり、ハレンチな自己顕示欲の露出です。
橋下徹はの出自の恨み根性と金儲けの欲望から、
石原慎太郎は小説家としての才能の無さとケタ外れの特権意識から、
ネットウヨは大学出の誇りと負け組の悲惨な現実から、
社会全体に恨みをつのらして何とか『社会や大人や教師に復讐したい』と願っている彼らは、今までの日本の伝統や道徳などの文化を無視して不真面目に『怒り』を最大限露出させるから、周りの大人の全員が恥ずかしく思うのです。
我々のような大人が、真面目に論じる方が間違っているのかも知れません。
今ネットウヨが大発生しているのは、日本社会全体の劣化、右傾化も影響しているが、それ以上に無制限な規制緩和で大学が不必要に沢山出来たおかげで、大学出の落ちこぼれの負け組が大量に生まれたことが原因しているのです。
田中真紀子文科省大臣が大学の新設を認めないと発言して騒動になったが、これは政治家として当然な判断ですね。
受験生の数より大学の定員の方が多いなど、無茶苦茶にも程があります。
定員割れで破産する大学や、落ちこぼれの負け組大学生が大勢い生まれたのは小泉純一郎の無制限な規制緩和が原因しています。
橋下と石原が、「国の発言力向上の為に核武装が必要」と、言いました。
自民党は自衛隊を「国防軍」に改名するつもりです。
自民維新公明の連立政権は、
近隣のみならず東南アジアや欧州からも、
凄まじい反発を喰らうでしょう。
(米軍産複合体は歓迎?)
日本が、北朝鮮やイスラエルと同じ扱いを受ける可能性も高いと思いますが、
何よりも庶民切り捨てで「経済的弱体化」が一層進むと思います。
そうなると万が一中国政府が経済的攻撃を仕掛けてきたら、本当に日本経済は壊滅する気もします。
やはりアメリカの政府中枢には、
「日本潰し」の策略、一種の民族浄化のプランが有るのでしょうか。
どう考えても、日本を孤立させ、経済的に解体する流れが有る様に思えます。
今の日本がイスラエル化するのは矢張り根本的に無理があるでしょう。
『祝!首相復帰予測の安倍晋三お馬鹿発言で円が81円台に』にも書いたが、
阿呆の発言だから『正しくない』とも、嘘つきの主張だから『間違っている』とも、軽々しく断定出来無いから面白い。
救い難いお馬鹿とかペテン師の(専門家とか学者などの)常識的な発言とは逆の(他と違う)阿呆臭いと思われる主張が、実は『一番正しかった』と分かったり、事実で証明されたりすることが希にあるから世の中は愉快である。
安倍晋三とか中山成彬は、日本は敗戦後の民主教育で駄目になったと嘆いているが、これは一部は間違いなく正しいのですよ。
今の日本人が幾ら頑張っても昔には戻らない。
病的に右傾化してもイスラエルのように軍国主義化する心配は一切ありません。
中韓の首脳がカンボジアのASEANの集まりで会談して、『日本は過去の軍国主義を精算していない』と非難の言葉は言うが、『軍国主義が復活しつつある』とは言わない。
中韓の首脳ですが、歴史問題を言っているのです。
幾ら右傾化してもネットウヨは移民を実際に殺す欧州のネオナチのようには、中国人や在日に対してのヘイトクライムは日本国では起きないのですよ。
少年がホームレスを集団で襲撃して殺す例があるが、あれは学校で頻発する『いじめ』の類似行為であり、アメリカなど本当の軍国主義国家のヘイトクライムではない。
突然ハマスの軍事部門トップを暗殺したイスラエルのガザ空爆ですが、なんと国民の9割がネタニエフ政権を支持しているのですから無茶苦茶。
日本が突然北朝鮮を空爆して指導者トップを殺害したら、9割どころか10割の日本人は反対しますよ。多分石原慎太郎とか橋下徹も強硬なのは口先だけであり、実行するのは話が違う。やっぱり反対するでしょう。
人を殺すとは、自分も殺される危険性が生まれるがネットウヨにはこの可能性が耐えられないのです。
本物の軍国主義の怖いところは、日本のなんちゃって右翼のように口先だけに留まらず言行一致で、実際に行動することでしょう。
日本は解散から投票まで1ヶ月間ですが、イスラエルは3ヶ月で現在は選挙戦の真っ最中なのです。
ガザ空爆を9割の市民が支持している現実は恐ろしい、これ以上の効果がある選挙活動はありませんよ。
しかも11月16日からはイスラム教でラマダンに次ぐ聖なる月であるムハラム月(殺生が禁じられている)に入り、シーア派の宗教行事アシュラも始まっているのです。
イスラエルのネタニエフ政権としては是高のタイミングの暗殺や破壊であり、適当な時期を見計らって停戦に応じている。イスラエルとは国家が丸ごとネオナチそのものですね。
記事を読みながら、東西ドイツの例に倣って、石原と橋下の接吻を描いたストリートアートなんて、現れたら面白いのだけれど、と思いました。
ブッシュ(オバマ)とネタニヤフの接吻もありですね。ガザの分離壁に描かれたり、とか。
石原と橋下の共通点ですが、グロテスクで度外れた特権意識と劣等感の混合物ですね。到底これは政治のレベルの話ではない。
禍々しい猟奇事件とか精神科などの病気の話題ではないでしょか。
橋下徹については府知事に当選した翌日の、
橋下現象=赤木君現象=不適材不適所現象
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/8e47f847f4ad4bb3182505c75c9f5267
の記事以来、たくさん書いているのですが極度にコンプレックスを持ったTVタレントの政治遊びであり、もっと稼げる芸能界復帰の機会を伺っているだけ。
慎太郎の方は自分が火をつけた日中経済戦争で大不況が来る前にいち早く逃げたのですよ。
国政進出は単なる口実で、一議員なら国会に出なくとも誰も何も言わない。
二人の共通点は、何れも『遊び』であり、今回は子供じみた『放り出し』、逃亡劇です。
マスコミですが話を正反対に不真面目に面白可笑しく描いている。
日本国のマスコミの際立った特徴ですが、石原慎太郎とオウムの関係を絶対に書かないように、橋下徹の特異な主張である『一期限り』『二期目はない』も絶対に書く事がない。
日本のマスコミ報道ですが、このように『書かれたもの』『繰り返し報道されたもの』の中ではなくて、その逆の書かれなかった『空白部分』にこそ大事な真実が隠されている場合が沢山ある。
マスコミが報道しない(報道出来無い)空白部分といえば、16日の解散までは散々報じていた尼崎連続不審死事件ですが、選挙戦に突入した途端に、解決した訳でもないのに唐突に、完全に報道が無くなっている。
完璧にゼロなのです。
この場合に考えれる原因ですが、この事件が何かの政治勢力に関係している可能性が高いのですよ。
そもそもこの事件では被害者家族の訴えを何故か警察が見て見ぬふりをしているのですよ。
被害をまともに取り上げず何十年も放置していたので、エスカレートして仕舞い、ここまで被害が拡大したのです。
尼崎連続不審死事件は、菊タブーなどの何らかの極度の禁忌に触れているのです。
沢山のマスコミ報道があったにもかかわらず、何故か今まで容疑者や被害者の背景は描かれないままです。
これはヤクザや創価学会の関連で無期謹慎処分になった北野誠の話に類似する大掛かりなタブー関連事件ですね。
北野誠の無期限追放と北九州市選挙違反事件
2009年04月14日 | 宗教
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/e6be483f1c04056d59c63f00d234927c
続、北野誠の無期限追放と北九州市選挙違反事件
2009年04月30日 | 宗教
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/78bd5c4d89016a6f5a3ca90b60ae736b
尼崎連続不審死の舞台となった、尼崎市の兵庫8区は創価学会の牙城とも言える場所で前回総選挙では長野県知事だった田中康夫と公明党の幹事長の冬柴が激突。全国的な政権交代の民主党ブームにも拘らず千票程度の僅差で田中康夫が勝利する。
今回は冬柴は引退したが後継の公明党候補を橋下徹の維新の会は推薦を早々と決定しているのです。
尼崎不審死事件ですが、これは地下鉄サリン以前のオウムの数々の事件での何が起きても見て見ぬふりをしていた警察の対応とそっくり同じであるのです。
カルト宗教が関係している可能性が高い。
被害者も加害者も統一協会とか、創価学会信者の場合には、マスコミも警察も関わることを恐れて報道や捜査を自粛して通常は行いません。
『書いたら終わりだからな』松本復興相、新聞を恫喝
2011年07月04日 | 解放同盟
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/0f71900cbddfadb067b13b3156cc1e5a
『書いたら終わりだからな』と新聞を恫喝した松本復興相の映像を流した地元テレビ局と宮城県の知事ですが、もっと悪党としては上手なのですね。
解同の土建屋大臣VS財界系シンクタンク野村総研・宮城県知事
2011年07月07日 | 経済
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/c758cfce7db94c1d2e38cbec5a1c95cd
特権意識の権化のような石原慎太郎の長男なのですから石原伸晃もやっぱり同じような意識を持っているのでしょう。
今日の新聞広告によると週刊文春は、石原の三男がカルト宗教の幸福の科学の熱心な信者らしいですよ。四男がオウム信者と、石原慎太郎一家は全員のカルト臭ひどすぎます。