『突然勃発した仁義なき闘い。橋下徹vs毎日新聞』
28日特派員協会主催の会見で橋下徹は事前にA4用紙6枚の釈明文を用意して全員に配布。この文章の範囲で釈明して終わりにする算段だったようですが、従軍慰安婦問題の幕引きに失敗する。
29日橋下徹大阪市長が前日に東京で行われた日本外国特派員協会主催の釈明会見について、なぜか名指しで毎日新聞だけを非難している。
理由は自身の従軍慰安婦釈明会見での、毎日記者の不規則発言(やじ?独り言?)らしい。
橋下市長は、参加していた知り合いの記者から聞いたから『間違いない』と主張するが到底弁護士の言葉とも思えない。
それは『伝聞』といい証拠能力として低く値打ちがない。一番価値が軽いのである。
伝聞を根拠にして非難するなど弁護士として無責任な発言だが、公人としてはもっと無責任すぎる。
記者会見で公式に残されている発言(質問)ではなくて、記者席での個人的なつぶやきなのですから橋下徹の怒りの理由が不明、
何か別の理由が考えられる。
『毎日新聞だけ』で、その他の新聞社との明確な『違い』(橋下徹の怒りの原因)とは、果たして何であったのだろうか。
俄然興味がわく。
『最初から腰が引けているヘタレだが、毎日だけが書いていた』
腰抜け毎日新聞だけが、橋下の隠したい過去の経歴(売春業者の顧問弁護士)を暴いていた。
毎日新聞は日本の大手マスメディアとしては初めて5月25日に『一読者からの投書』(新聞社とは無関係との体裁)という形ではあるが、日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)の売春業者の顧問弁護士だった過去をばらしていた。
しかも会見当日の28日に、毎日新聞の東京夕刊はフェミニストの社会学者の図書紹介(やはり新聞社とは無関係との体裁)の形で3面5段のスペースを割いて報道している。
橋本徹としては、この『掟破り』が過失ではなくて故意であると認定して、今回は毎日新聞を名指しで攻撃しだしたのであろう。
(ただし、残念ながら毎日新聞の売春業者顧問の暴露記事は東京限定であり他の地域読者では見れません)
『読書日記:今週の筆者は社会学者・上野千鶴子さん 「買春は必要=常識」の非常識』毎日新聞 2013年05月28日 東京夕刊
■さいごの色街 飛田(井上理津子・2011年)筑摩書房
■彼女たちの売春(ワリキリ)(荻上チキ・2013年)扶桑社
■アダチャ稼業(今井COCO・2007年)イプシロン出版企画
橋下徹大阪市長・日本維新の会共同代表の「風俗」発言が波紋を呼んでいる。
この5月、沖縄の米軍普天間飛行場を訪ねたとき、現地の司令官に「風俗業を活用してほしい」と発言し、相手は固まったという。
米軍側から「我々は兵士にそういうことは禁じている」とまったく相手にされない状況に直面して、日米の文化の違いにその理由を帰した。
それなら「兵士に買春が必要だ」ということを、「日本の常識」として世界に示したことになる。
その後、発言を撤回、わびたとしても公党の代表として恥さらしというほかない。記者団に「ホンネで話そう」と言ってオヤジの下半身をタテにとったようだが、自民党のオジサマ方からさえ、顔をしかめられた。
橋下発言の背景が、よくわかる本を読んだ。
井上理津子「さいごの色街 飛田(とびた)」。
大阪の遊郭、飛田に体当たり取材して書いた女性ルポライターの労作だ。1958年の売春防止法施行後も、「風俗営業」の名のもとに、公然たる管理売春が行われている、そこだけ時間がとまったような一画だ。
井上さんは、どんな男が客なのか、経営者は、暴力団の関与は、曳(ひ)き子と呼ばれるオバサンたちは、そして女の子は、果てはわかっているのに取り締まりをしない警察は……どうなっているの?と好奇心に充(み)ち満ちて前のめりに取材していく。ときには危ないめや不愉快な思いに耐えながら。
そのなかに、飛田新地料理組合の事務所で「組合長と茶髪の弁護士が二人でにっこり笑顔で写っている写真」を発見する場面がある。
組合の顧問弁護士をしていた時代の橋下市長だという。
組合の幹部によれば「男に、必ずはけ口が要るのは今も昔も同じ」。
なるほど。これが橋下発言の背後にある「常識」なのか。
売防法以前の「常識」、今日では非常識である。
井上さんによれば「好きでこの仕事をやっている」は、ありえない。「男に騙(だま)され、捨てられ、お金のために飛田に来た」。中卒率、高校中退率もあまりにも高い。
同じことを荻上チキの「彼女たちの売春(ワリキリ)」は指摘する。
援助交際の少女たちは、いわば自己決定によるフリーランスのセックスワーカーだが、彼女たちが「自由」かといえば、湯浅誠のいう「五重の排除」−−教育からの排除、企業からの排除、家族からの排除、福祉からの排除、自分自身からの排除−−の結果、売春にたどりついている。(以下省略)
『飛田遊郭の今』
「詭弁の弄し方①ー橋下徹の場合」 2013年5月28日
この記者会見に出てくる『旧飛田(とびた)遊郭』街に、私はかつて行ったことがある。
浪花の歌う巨人‘パギやん’こと趙博さんの
「通天閣ブラリ散歩」ツアーに参加したしたとき、
案内されたのだ。
狭くてトラディショナルな地元商店街をぶらぶら行くと、
突然(ここは何や?!何時代に紛れ込んでしまったんや~!)
と叫びたくなる場所にポッと出た。
それが『飛田(とびた)新地』だった。
旅籠みたいな建物の一階玄関がバーンと開いていて、
冬にも関わらず腕も胸も露わなウエディングドレスっぽい衣装に身を包んだ
色白の若いお嬢さんが
看板女優の風情で横向きに座っている。
それだけではなく、
その娘の傍か玄関前には必ず年配・やり手風のお婆さんが立っている。
観光地大阪のど真ん中に、これほど堂々と売春街があるとは???
法律で禁じられているのにどういうわけ??????
と、理解不能状態で、頭を殴られたような衝撃を受け、
ヨロヨロ帰ったのを覚えている。
一緒に行ったフミちゃんも、
「アカン、こういうの見たら、もうアカン」
と暗い顔でブツブツ言っていた。
私もフミちゃんも娘を持っている。
玄関先に座らされた娘と、わが娘を重ねて想像すると、
本当にゾ~っとする。
現実にこの玄関先から入っていく可能性が
自分たちの娘にもあるかと思うと・・・。
あの娘たちは、自ら進んで「職業選択の自由」で選んだと、誰が言えるだろう。
(中国南昌在住の日本人女性の語学教員ブルーはーとさんの『毎日がちょっとぼうけん』の記事から抜粋)
『東の吉原、西の飛田』
江戸時代からの長い歴史がある吉原遊廓は1958年(昭和33年)の売春禁止法の施行後の今では(実質的な中身は同じでも)看板を変えてソープランド街となって容貌を大きく変えている。
ところが大阪の飛田は逃亡防止用の4.5mの塀が撤去されただけで、遊廓がそのまま完全に『以前の形のまま』で残っているのですから、もしも『世界負の文化遺産』なるものがあれば日本で真っ先に登録されるのは間違いない。
飛田遊郭は大阪市南部最大のターミナルである阿倍野(天王寺)から歩いて行ける程度の近さにある。
2014年に展望台、ホテル、オフィス、美術館、百貨店を備えた地上300メートルの日本一の超高層ビル『あべのハルカス』がオープンするので、間違いなく来年からは『アベノ』は全国的に有名になるでしょう。
阿倍野の名称は陰陽師の安倍晴明と関係が有り、もう一つの天王寺の名称は聖徳太子の四天王寺に関係するのですから日本でももっとも古い名称である。
近くには大阪夏の陣で大活躍した真田幸村ゆかりの茶臼山などの古いものから漫画じゃりんこ子チエや釜ヶ崎暴動など新旧ごちゃまぜの長い独特の歴史がある。
安倍晴明の母親は信太山の白狐『葛の葉』であったとされるが、今の大阪では『信太山』と言えば自衛隊基地か、基地近くの売春街を連想する。
飛田の歴史は新しく大正時代からだが、大島渚監督の『愛のコリーダ』や渡辺淳一の『失楽園』のもとになった阿部サダも芸妓として働いていたという。
『戦況不利で、敵前逃亡を決めたらしい橋下徹』
日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は30日午前、大阪市議会が共同代表の橋下徹大阪市長に対して問責決議案を可決した場合の対応について記者団に聞かれ、『問責は不信任と同じ。民意を問うことになる』と述べた。
出直し市長選は参院選と同日に実施する方向で調整するという。
旧日本軍慰安婦や在沖縄米軍を巡る発言で『市政を大きく混乱させた』として市議会の自民、民主、共産だけでは無く、今まで共闘体制をとっていた公明も賛成。
四面楚歌。もはや逃げ道はなく橋下徹問責決議案は30日午後の市議会本会議に提出され可決される予定である。
問責決議に法的拘束力はないものの、可決されれば同市議会で戦後初となる。
松井幹事長は橋下徹の市長選再出馬を示唆するが、そもそも去年の市長選出馬自体が候補者ゼロで、平松大阪市長を叩きすぎた成り行き上、仕方なしの渋々行っただけ。
積極的な出馬ではなくて、嫌々だったのである。
逆風の今回はもっと嫌だろう。
タレント橋下徹の『政治ごっこである』と言い続けていたが、やっと政治遊びを辞めて元の気楽なタレントに復帰するつもりになったのでしょうか。
ところが、あっと驚く大逆転。
『号外』再度転向した公明党が橋下大阪市長への問責反対に転じて、決議は否決されている。
『小さな親切、大きな迷惑』せっかくの努力が台無しである。橋下徹本人が一番辞めたがっているのに、これでは辞められない。
『とヤクザと売春、橋下徹の不思議な三角関係』
『逝きし世の面影』と橋下徹には不思議な因縁がある。
そもそも5年前のブログ開設時の、政治ブログとしての実質的な最初の記事が、なんと橋下徹の大阪知事当選だったのである。(当時は書きたい事が多すぎて連日記事を更新していた)
マスコミが日本国のタブー橋本徹を天まで持ち上げるので5年もの長いあいだ不真面目な政治遊びを続けていたが、凧と同じで風が止んだ途端に失速して墜落している。
橋下の『任期満了は絶対にない』と言い続けていたのですが、府知事につづき大阪市長も必ず任期途中で辞職するでしょう。
『朝青竜と橋下と』
2008年01月29日地方自治
1月27日の日曜日に、見たくない不愉快なことが二つも続いた。
朝青竜と白鳳との相星横綱決戦で盛り上がり、その取り組みを日本人の三人に一人以上が見たそうな。
マスコミ各社では異口同音に、がっぷり四つに組んだ横綱同士の力相撲を手放しで賞賛する。白鳳の優勝と相撲内容を素晴らしいと大喜びしている様は何とも情けない。
あれは、八百長ですよ。
相撲協会言うところの無気力相撲だか、流石に実力ナンバーワンの朝青竜は役者が一枚上で、一見素晴らしく見えるように相撲を取っている。
立会いに、左利きの朝青竜に不利な四つになったのは、白鳳が上手かったからかも知れないが、後がいけない。
小さい体でがっぷりの四つは朝青竜に不利。そして不利な四つのままで二回の吊技を仕掛けている。
『吊り』は背の高い力士がかける技で、本来吊られた時に相手を吊り返すか、『吊り』を仕掛けて体勢を崩した相手を、投げるか寄り切るかの危険な技で、実力力量や身長差が大きい相手に用いる業。
最もやってはいけない事を何度も繰り返して、相撲協会や横綱審議会が期待する白鳳優勝を演出した。
大阪府知事に、『嘘つきは政治家と弁護士の始まり』とか『マニフェストは所詮実現しない』とか『財政再建は中学生にでも出来る』とか発言していた嘘つきで無責任男の代表橋下が当選する。
ドスケベの変態の代わりが、利権に汚い強欲女で、その後釜が虚構と現実の区別や、真実と嘘の区別も分からない三百代言とは情けない限り。
まあ、しかしものは考え様で、自民党公明党が組織をあげて全力で応援した結果が、何の組織にも乗っからず名前だけで当選した横山ノックの初回知事選の票数に20万票多いだけだった。
『橋下現象=赤木君現象=不適材不適所現象』
2008年02月07日解放同盟
昨日、とうとう自分の過去の『日本の核武装発言』を話芸と言いぬけるタレントの橋下徹氏が大阪府知事に就任した。
ドスケベの変態(横山ノック)、利権に汚い強欲女(太田房江)、虚構と現実の区別や、真実と嘘の区別も分からない三百代言(橋下徹)とは大阪府民は踏んだりけったり。
就任早々から、民主主義とは相容れない、数々の問題発言が炸裂する。
府の職員(公務員)に対して自分(知事〕の雇い人であるかのような、無礼千万な態度で恫喝する。
府の公務員が無駄遣いしたから5兆円の赤字が出たと誤解したのか、『やる気が無いなら辞めろ』とか『倒産会社の社員と同等』『私と死んでもらう覚悟』など無責任男の面目躍如。
先ず、公務員は公僕では有るが、知事個人の雇人ではない。
例え雇い人であったとして橋下大阪府知事の主張とは違い、府職員の四分の三が警察官と学校の教員で借金と無関係。
5兆円の借金は橋下知事を担いだ自公府政が長年続けてきた箱物行政などの無駄な公共投資の積み重ねの結果にすぎない。
放漫経営をほったらかした責任は橋下知事与党が背負っている。
府職員を叱る暇が有ったら自民公明など与党を代表して、府民の前で土下座して謝罪してからでないと筋が通らない。
何でこんなオフザケ男が知事になれたのか。一つ目は東国原現象でしょう。
マスコミでタレント知事をあれほど持ち上げれが大阪でも二匹目の泥鰌を狙う輩が出てくるのは当たり前。
宮崎地鶏の宣伝なら必要かも知れないが今更タコ焼きの宣伝でもあるまいに。
本当は大阪人はタレントには懲りていてタイガースの元エースの江本元参議院議員が出て落選している。(当選は太田房江)
しかしマスコミがタレント知事を天まで持ち上げれば府民の考えも変わってくるのもまた事実。
現在の5兆円の財政赤字の原因は皆が良く知っているとうり放漫で野放図、無駄な公共事業が原因で他と全く同じ構造です。
『橋下徹知事の無責任暴言と、おもねるマスコミ』
2008年04月02日地方自治
大阪府は1日府庁新別館で入庁式を行い、橋下徹知事が新職員に辞令を交付した。
初めての入庁式を迎えた橋下知事は202人の新職員を前に『私は行政の世界では、みなさんと同じ1年生。僕ができることが、みなさんにできないわけがない。期待している』と挨拶。
マトモなのは、この当たりまで。
例によって何時もの『生きるも、死ぬも』とか『地獄』とか、何やら怪しげカルト団体か極悪闇金の決起集会のような有様になってくる。
橋下徹に常識とか『良識有る言葉遣い』マトモな判断力を求める方が常識が無いのかも知れないが、これは酷すぎる。
『府知事就任はギャラ倍増の秘策だった』
とんでもない本音が炸裂、『地獄を味わったみなさんは、必ずや将来的には役に立ちます。この経験は講演やテレビ出演等での発言に役立つ』。
何のことは無い。
橋下徹にとっては『大阪府知事』はテレビ芸人としてのキャリアアップが目的の『腰掛け』。
大阪府民こそいい迷惑。
大問題になるかと翌日のニュースを楽しみにするが、新聞ではその後今までのタレント時代の3億円の年収が知事の年俸の2500万円に。24時間公人を公言して、テレビ出演料を個人収入にする苦しい財布の話になっている。
知事職が将来自分の『ギャラアップになる』と、問題発言の記事は何処にも無い。
芸能人時代の講演ギャラは一回150万、ところ知事などの文化人枠では10万円程度の単なる『謝礼』が常識。
政治家の講演で百万円単位は有り得ない。高額の講演謝礼を貰えば政治家の違法な闇献金とみなされる。
政治家の年俸はタレントより必ず低い。
こんな当たり前の常識事も知らないで880万大阪府の知事になってしまった橋下徹の不幸。
『大失言を報道しないマスコミ』
知事就任はタレント復帰後のギャラアップ目的との不真面目発言は何処も報道しなかった。
テレビで数分間の瞬間芸は出来るが、何かを長年かけて作り上げる器ではない。
何回も議事録から発言を削除されている議会と大喧嘩するか取り返しの付かない暴言発言で突然安倍晋三前首相のようにプッツンして辞職する。
腰掛タレント知事、マスコミが必死でかばったとしても、このままの不真面目な態度では4年の任期が続くはずが無い。
マスコミ界の寵児として橋下徹の大失言を報道しない姿勢は摩訶不思議。橋下徹と度程度の無責任、無道徳を証明している。
橋下徹もマスコミも金儲けがそれ程までに大事なのか。
この無責任で強欲な人物を推薦した自民公明の中央幹部の責任は大きい。
出馬を請われた橋下は『僕は3億円稼いでいる、知事は幾ら貰えるのか』といったとか。
全くの愚民政策。
橋下徹の擁立に積極的だった党本部と違い、大阪府連は心配で何度も橋下徹を面接して推薦を逡巡していた。
『政界入りは「収入が減る」と嫌がった橋下徹』
自民党の口説き文句は、『弁護士タレントは幾等でもいる』が、弁護士で元知事のタレントは希少価値で『必ず儲かる』だったらしい。
将来、テレビなどの芸能活動のギャラが『数倍になる』と煽てられて、タレントのキャリア造りとは呆れ果てる。これから知事として出来るかぎり目立つことをやり続けるでしょうが空いた口がふさがらない。
同類項の勝谷や宮崎が50万円なのに記者会見での講演料150万円もうそ臭い。実際の年収は3億円ではなくて1億円以下だろうがそれでも府知事の何倍にもなる。
嘘八百の三百代言である。最高ランクで200万円だから自分は30代前半では最高クラスと自慢したかったのでしょう。
『司法は儲かる商売ではない』
老人の介護とか医療にも当てはまるが人の為に尽くせば尽くすほど儲かりません。
弁護士も、国選弁護人で被告の為に頑張ると報酬が定額の為に、『1時間の収入が1円になった』などの笑えない実話も有るくらいです。
橋下弁護士は大阪弁護士会所属で『何年間も負けなし』を自慢していましたが(罰則規定がない出資法の盲点を突いた脱法行為の)商工ローン(高利貸し)の取立ての仕事をしていたらしい。
地裁や簡裁レベルの裁判所の仕事の大半がこれ(高利貸しの債務の取立て)です。
金儲けできる弁護士で、ろくな奴はいません。
法律の抜け道の脱法行為(商工ローン)だけではなくて完全に違法な飛田の管理売春にも橋下徹は手を染めていたのですから呆れ果てた破廉恥漢。
『金の為なら手段を選ばない』不道徳でよこしまな人物をもてはやし改革政治家であるかの如く嘘八百を垂れ流したマスコミの罪は大きい。到底許される限度を超えている。
自業自得とはいえ、公明党の評判を地に落としてまで態度を180度変えてしまったのですから大失態ですね。
そもそも法的な責任がない問責決議ではなくて、市長辞職か議会解散かの二者択一の不信任決議がふさわしいが、橋下市長の辞職を迫ったのは共産党だけ。
他は全員が問責だったので、圧倒的多数で可決される予定だったのですよ、
ところが土壇場で松井大阪府知事が介入して中止してしまう。
公明党も問責には賛成していたのですよ。だから余計不思議なのです。
例によってマスコミ報道では、橋下徹が再出馬して再選されるから、議会側が直前に腰砕けになったとの、意識的なインチキ解説を行って読者を迷宮に誘い込む。
橋下ですが、再出馬する可能性は限りなく低い。1%程度あれば良い方で多分ゼロ%ですよ。
あの男は最初から政治家を長く続ける意思は無いのです。
また再出馬しても再選される可能性はゼロですよ。
間違いなく平松前市長との一騎打ちとなり、今の橋本徹には万に一つの勝ち目もない。
橋下徹が必ず落選する。
何故なら、再選挙で(今でも優勢だろうが)もしも平松が劣勢なら今はタブーであるとして外国特派員協会でしか誰も口に出さない飛田遊郭の話が暴露される。前回は勝てると思ったから言わなかっただけで、負けそうならなりふり構わないのですよ。
飛田遊郭と関連する橋下徹が何かの公職につけない裏世界の闇の住民であることが暴露されるはずです。
これが一番公明党が恐れたことでしょう。
参議院選挙は、自公連立政権なのですから維新より自民の意向が大事なのです。ですから、まったく無関係ではないが動機としては順番が低い。
飛田と創価学会には密接な関係があることは『さいごの色街 飛田』で井上理津子氏が明らかにしています。
日本は真っ当な表面とは別の、色々なタブーが満ちあふれた八百長国家が、誰にも知られることなく存在している不思議の国なのです。
私は、橋下市長が公人とは思えない耳を塞ぐ妄言を行った理由は、石原慎太郎に乗っ取られた維新の会を自らの手に取り戻すために、石原よりも過激な発言をして『右翼的な』党員・支持者にアピールしたものではないか?と考えています。
しかし、その『右翼的な』人々にとっても、本音ではそう思っていたとしても、あまりにも公言することが憚れる内容だったため云わば「総スカン」を食ったのでしょう。
主導権を石原から取り戻すつもりが、自らの発言を石原に弁護されて、益々石原に頭が上がらなくなってしまったと言う展開でしょう。
今回のご見解ですが、蟹が自分の甲羅に似せた穴を掘るとの言葉の通りで、
反戦塾のましまさんと同じで良識ある知識人が陥る典型的な、阿呆臭いお粗末な勘違いですね。
それは、全くの間違いであり、事実とは正反対であり正しくない。
確かに赤旗を含む表の新聞とかテレビのニュースの範囲なら、当然な判断だろうととは思いますが、
世の中は表のみなさんが知っている報道されている範囲の『表の社会』だけではない。
隠されているタブーの、闇の『裏社会』と表社会が、困ったことに我が日本では仲良く並立しているのですね。
橋下ですが、裏社会の人間であり、本来ならお天道さまが輝く日中には出てきてはいけない種類の人物なのです。
犯罪社会のひとりであり、人前に大手を振って歩いちゃいけない人物ですよ。
コメディアンの紳助がヤクザと付き合いがあったことがばれて芸能界を追放されたが、
紳助自身はヤクザではない。
ところが橋下の場合は本人がヤクザ。
何故公職追放にならず、マスコミが政治家としてちやほやするのかが不思議。
根本のところが、無茶苦茶なのです。
大学体育会の先輩から後輩へと体罰が順送りされるのと同じ原理で、小さに時にDVにさらされて育つど大人になってから矢張り家族に暴力をふるう。
親とか親戚の大部分がヤクザものなら、『親の因果が子に報い』、可哀想だが子供がぐれてヤクザになる確率が高くなる。
橋下徹の場合には、名前をハシシタからハシモトに変え、本籍を東京に変え、必死で自分の出自を隠して司法試験に合格して弁護士になったのですから、
松本清張の砂の器の和賀英良のように、努力して這い上がった。
母子家庭だったが枠で簡単に取得できる家賃補助とか奨学金も申請していない。
自分の過去(出自)を隠したかったのでしょう。
それなら橋下徹は砂の器の和賀英良とも解釈できますが、管理売春は普通の素人の仕事では無い。
ヤクザのしのぎであり、れっきとした犯罪ですよ。
なんのことはない。
橋下徹の場合、母親が必死になって過去の経歴やら因縁から我が子を引き離そうとした。
ところが、
親の心子知らずで、肝心の橋下徹本人が世襲で親の仕事のヤクザの裏稼業を引き継いだのです。
の出自は何ら恥じることは無いが、
管理売春のヤクザ稼業の経歴は、恥程度では済まない犯罪行為です。
ですから彼の場合は、大学体育会の体罰とか大酒飲みの親を持ったアル中患者と同じ範疇の、負の連鎖とか不幸の手紙の自己責任の悲劇ですね。
これは政治の話では有りません。
それはマスコミが描いた美しい幻想です。今までの報道がまったくの嘘八百なのです。
今度の世界的な従軍慰安婦騒動ですが、何か変ですよ。
右翼ナショナリストの安倍晋三とか石原慎太郎とは違い、橋下徹が実は一番まともなのですよ。
右翼に見えても中身は右翼ではない。
連中の中では唯一『日本の侵略戦争は悪かった』『従軍慰安婦は悪かった』と言い切っている。
ところが橋下ひとりが何故か叩かれる。
あれ、わざとマスコミを煽っていましたね。
そもそも騒動の出発点は安倍晋三の右翼妄言。これを庇おうとして高市早苗政調会長が火に油を注ぐお馬鹿発言をする。
これを擁護したのが橋下徹が行った一連の従軍慰安婦発言です。
これで窮地の自民党が救われた。
橋下ひとりが盾になったのですから、ある意味では立派。
日本で唯一売春禁止法施工後も残った遊郭である飛田の管理売春の顧問弁護士の経歴がある橋下が、米軍に風俗産業の活用をすすめるのは当然すぎる程当然です。
今回の主張自体は、何の不思議もない。
不思議なのは時期と、その後の経過。
政治見識はなくても、風向きを見る動物的な直感は天才的なのです。
不利と見れば即座に180度態度を翻す。
今回は、わざと維新の会やら日本国やらに恥をかかそうと一生懸命努力していた。
今回の従軍慰安婦騒動で、参議院選挙の前哨戦である、都議会選挙の予想では、維新の会は壊滅状態。
その分、民主党が持ち直して、共産党は倍増する勢い。
そうです。
維新の会を支持していた層は、実は保守でも右翼でもなくて、今の社会を『改革するべきだ』との左翼に近い有権者だったのです。この層が全員今回の大騒動で離れてしまった。
『妄言を行った理由は、石原慎太郎に乗っ取られた維新の会を自らの手に取り戻すため』
は、100%の間違いです。
話は正反対。
橋下徹は5年間で、政治遊びに飽き飽きしている。
そもそも5年前の府知事選出馬の動機は、テレビタレントのギャラアップの為のキャリア造りだと、橋下本人が最初に口走っているのです。
政治は、そもそも全くの腰掛け仕事。
目的はタレント業の売名行為。
最後は渋々従ったが自民党本部とは違い、地元の自民党大阪府連は橋下擁立をなかなか賛成しなかった。
もともと橋下に反対だったのです。
橋下が、触れてはいけない恐ろしいタブー(暗黒面)である真実を、地元大阪の自民党はよく知っていたのです。
この心配を現実になり、自民党はひさしを貸して母屋を乗っ取られて、今では数分に一になっている。
政治家なら政治信条とは無関係に、例外なく長く続けることに拘る。
これは当たり前で1期4年では政治目的が達成出来ない。
ところが橋下の場合はタレントとしてのキャリア造りが目的なので、長く続ける気持ちが最初からゼロ。
早く辞めたい。
当選した維新の府議に対して、一期限りで二期目はないとはっきりと言い切っているのですよ。
政治が本職では無いのです。短期の腰掛けである事実は何度も明言している。
また政治で飯を食ってはいけない、プロの政治家の存在が今の政治を悪くしたとも言っているが、意味は、「政治は腰掛け」で長く続ける気が無いことを、断言していた。
辞める目的で好き放題に喋ったら、
なぜかマスコミが改革政治家と天まで持ち上げるので、面白すぎてやめるに辞められない。
2011年にせっかく府知事を辞めれたが、平松大阪市長を攻撃しすぎて(誰も候補がいないので)嫌々出馬する。
市長になって、一番最初に行ったのは安倍晋三を維新の党首に据えて、自分が辞める算段。
自民党の総裁選に未練がある安倍晋三に断られたら、今度は石原慎太郎に党首就任を要請する。
目的は、安倍と同じで自分が辞めるため。
当初は石原慎太郎一人が党首だったのに、周りの取り巻きが無理強いして、自分も党首をやらされる羽目に陥る。
党員なら辞める選択肢はあるが、党首が自分から辞めたのでは話にならない。
今回の騒動ですが金にならない政治家を早く卒業して、儲かるテレビタレントに復帰する売名行為であると見れば分かり易い。
政治家を続けるのが目的ではない。
逆の、政治家を辞めることが目的なので無茶苦茶が出来るのです。