(抜粋)
毎月行っているNHK恒例の世論調査でもTBSニュースとほぼ同じ結果に
日本学術会議任命拒否での菅義偉首相の説明は圧倒的多数が「不十分」だと回答した。
ところが逆に政府と自民党が、「日本学術会議」のあり方を検証するとしていることについて、適切だと思うか聞いたところ、「適切だ」が45%、「適切ではない」が28%、「わからない、無回答」が27%でした。
日本学術会議任命拒否を説明できない日本政府(菅義偉首相)の信用失墜は明らかだが、
実は日本の一般市民の判断では政府以上に日本学術会議など科学全般に対する信頼感(権威)が失墜していたのである。JNN調査では66%対14%、NHK調査でも45%対28%で圧倒的な市民は今の学術会議の在り方に懐疑的(信用していない)なのである。
19世紀世界で一番高かった日本人の科学リテラシー
我が日本国では欧米一神教世界とは大きく違い、常に科学的真理は無条件に受け入れられていた長い伝統がある。
日本における科学的な考古学研究の第一歩である大森貝塚の発見で有名な生物学者モースは母国アメリカでは大論争になったダーウィンの進化論を講義するときには日本人学生たちからの猛烈な抗議を予想していたという。
米国人エドワード・S・モースこそ日本国内に最初に進化論を紹介した人物で、1877年(明治10年)6月来日。1877年-1880年にかけて東京大学で生物学を教える。
因みに進化論のチャールズ・ダーウィンが『種の起源』を出版したのは1859年11月24日。最新の科学知識であるダーウィンの進化論は、モースによって18年後には日本で講義されることになる。
祖国のアメリカでは、進化論を講義するのは大変な覚悟のいることだったのでモースは気負い立って日本で最初の『進化論の講義』をはじめる。
しかしなんと日本では、アメリカとは全く違い非難されるどころか全員が静かに聴いており、最期には拍手を受けたことに拍子抜けする。
母国アメリカとは大違いで、科学に正面から反対する人物は150年前の日本では一人もいなかったのです。軍艦や大砲などの圧倒的な武力で世界を征服した欧米列強をはるかにしのぐ一番科学的な思考態度が我が日本国の最大の強みだったのである。
いつの間にか偽科学の総本山と化していた日本学術会議の不幸
貧すれば鈍する。(毎年毎年1%づつ予算を減らされて、)研究費欲しさに政府と一体となって東大など国立大学の軍事研究解禁に熱心だった第23期大西隆元日本学術会議会長(72歳)
リベラルメディアや有識者が思っているように日本学術会議任命拒否に対する自民党政府(菅義偉首相)の説明は支離滅裂で不適切だったので大きく支持を減らしたことは間違いない事実である。
ところが野党やリベラルメディア有識者が見落としているのが日本の科学者の総本山である日本学術会議自身の権威や信用が致命的に低下していた明らかな事実。しかも誰一人気が付いていない(気が付きたくない)のであるから哀れ。考える事を放棄しているのである。
100年どころか1000年以上逆戻り(退化)していた科学リテラシー
そもそも今の世界中の人々を苦しめている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対して科学がほぼ無力。数千万人が死んだ第一次世界大戦当時のスペイン風邪の時でも、今のWHOが主導した都市封鎖など野蛮で過激な対策は行っていないのである。
今より大きく科学技術(特に医学)が立ち遅れていた100年前のWWⅠでも行っていない都市や国境の丸ごと封鎖するなど狂気の沙汰で、誰一人気が付かないうちに密かに1000年以上も前の暗黒の中世ヨーロッパ(科学が未発達な宗教世界)に逆戻りしていたのである。(★注、しかももっと悪いことにSARS-CoV-2自体は世界共通だが、我が日本国では、闇の国策「PCR検査抑制」が衆人環視の中で密かに行われたので一般市民の苦痛は倍加。混乱した)
新コロ(SARS-CoV-2)詐欺と地球温暖化詐欺のダブルパンチ
1970年ごろは今より寒かったが、30年ほど前に唐突に始まった(多分イギリスが主導した原子力ムラのプロパガンダ)の人為的CO2地球温暖化詐欺にも科学は無力で(今までの人類の知見をすべて放棄することで)事実上日本学術会議などは偽科学を放置することで加担していたのである。
これでは今のように科学(日本学術会議)の権威や信用が地に落ちるのは当然な結果である。
中央の前方後円墳が崇神天皇陵とされる行燈山(あんどんやま)古墳(墳丘長242メートル)。疫病の渦中、こんな大古墳を造れたか? これも謎だ=奈良県天理市で2015年11月、本社ヘリから森園道子撮影
感染症と考古学 人口激減の謎に迫る
会員限定有料記事 毎日新聞
世界の見直しを迫る新型コロナウイルス。学問の分野でも「大学の授業が成り立たない」といった焦燥の一方、予期せぬ試練を学説の見直しにつなげる前向きの動きがあり、注目したい。
考古学研究会の会誌「考古学研究」の夏号と秋号。春成秀爾(ひでじ)・国立歴史民俗博物館名誉教授が2号続けて投稿した「感染症と考古学」が興味深い。自身が新聞に書いたコラムに対し、研究者らがメールで寄せた感想など29本が掲載された。
春成さんは5月、南日本新聞に寄稿。「文化活動は『不要不急』とみなし、衰退させるようなことがあってはならない」と、コロナとの接点を見据えて人口減を巡る二つの問いを発した。
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150年前の王政復古で明治政府により日本書紀の(三世紀末の)「山辺道勾岡上陵(やまのべのみちのまがりのおかのえのみささぎ、山邊道勾岡上陵)」として第10代天皇の墓(崇神陵)に治定されている4世紀末の安堵山古墳。(★注、明らかに100年以上の時差があるので宮内庁のインチキは明らか)
日本書紀の崇神天皇5年の記事に「疫病が多く死者が半数を超えた」とある。こうした出来事が実際にあったのでは? 崇神期の記述には逸話には後世の事実が使われた可能性があり信用性に問題があるが、崇神天皇の宮殿「水晶宮」は想定地、纏向遺跡は「水の都」と呼ばれ水路が多い湿地で「疫病にはひとたまりもない」
46億年の歴史を考える地球物理学 産業革命以後の地球温暖化説のうさん臭さ
短期間に海水面が100メートル以上も激しく上下していた気候変動
日本の場合には考古学は必ず寒冷化による人口激減(飢饉による疫病の蔓延)が大問題なので、必然的に今の地球温暖化説と正面からぶつかってしまう。(★注、地球環境は一定ではなく、激しく温暖化と寒冷化を繰り返していた)
今の大阪市の大部分が水没している約1800~1600年前の大阪湾
天満長柄の砂州が北へ延びきって、河内平野(河内潟)への海水の流入をさえぎり、河内潟は淡水湖となりました。(国土交通省データベースから)
世界最大の墓としてユネスコの世界遺産に指定された堺市の大仙古墳(仁徳天皇陵)は海岸線に造られて海から見えるようになっていたし、乙巳の変(大化の改新)後に大和(奈良県明日香村)から移された孝徳天皇の難波の宮(今の森ノ宮付近)は海に突き出した小さな半島(上町台地)に建設されていたのである。(★注、現在と大きく違い、今より海水面が高いとは、間違いなく気温も高い)
三内丸山遺跡や大森貝塚など縄文盛期(4000年前)の縄文時代では一番温暖で海水面は4~5メートルも高かった。その後、徐々に寒冷化が進んで海水面が下がり今のような大阪平野など全国各地の地形図になるが、寒冷化こそが現在のような洪積平野が出来上がっていく最大で唯一の原因だったのである。(★注、海水面の「高さ」こそ、温暖化や寒冷化など気温変化の一番確かの指標だった)
産業革命(150年前)から、ほんの少しだけ温暖化していたことを大問題とするなど46億年の地球の歴史を考えれば狂気の沙汰。数千年の歴史を見ても奇妙奇天烈、摩訶不思議。そもそもが180度正反対の腹立たしい「逆さま」な話で破廉恥な妄想だった。
「ミミズに小便するとチンチンが腫れる」とか「裸だと雷様にへそを取られる」と小さな子供を叱る親と同レベルの地球温暖化説
再生産が不可能な化石燃料の浪費は止めるべきだが、別に科学的リテラシー云々が無くとも、大人としてのほんの少しの教養と思考力があれば今の国連やリベラルメディアの地球温暖化が子供だましの馬鹿馬鹿しい「道徳論」であることが分かるのである。
小さな子供相手でも馬鹿馬鹿しいのに、大人相手に陳腐な道徳論で簡単に騙される方が根本的に???科学的に絶対に「あり得ない」珍事なのである。(★注、不真面目な地球温暖化説では極悪リベラルメディアの責任もあるが、やはり偽科学を「われ関せず」と放置した(あるいは積極的に煽っていた)日本学術会議など科学者の責任が大きい)
破廉恥で傲慢「上から目線」の啓蒙主義もどきの噓八百(怖い怖い詐欺)
スリーマイルやチェルノブイリの核事故発生で商売が行き詰ったイギリスの極悪原子力ムラが考えたらしい地球温暖化詐欺ですが本来なら日本の2011年3月11日のフクシマの未曾有の核事故が終息する見込みが無い(10年近く経った今でも地下深くに溶け落ちた数十トンの核燃料デブリを必死に冷やし続けている)のですから「地球温暖化」などとっくの昔に「終わっている」話である。子供だましの神話に付き合っている暇はない。特に現在は摩訶不思議な感染症で世界経済が崩壊寸前まで追い込まれているので「地球温暖化」での無駄遣いなどもってのほか。あり得ないのである。
ところが、偽科学を認めるどころかトランプ叩きに狂奔するリベラルメディアは破廉恥にも今まで以上に「温暖化」の怖い怖い詐欺を強化していたのですから面妖な。
そもそも政府やマスコミ、有識者(特権を持った上級市民)が、あまりにも我々のような一般市民を馬鹿にしてるのである。(★注、17世紀から18世紀の欧州の啓蒙主義は魔女狩りなどの迷信を近代科学の知識で改善するとの「上から目線」ではあっても合理的で科学の発展に寄与した。ところが20世紀末からの腐敗堕落した啓蒙主義もどきは180度正反対で科学知識を旗印にしているが真っ赤な嘘で塗り固めていたのである)
日本会議は御用学者会議だった!