哨戒艦天安沈没事件で『4カ国共同調査』提案
5月28日、中国は板門店の軍事停戦委員会で、韓国、北朝鮮に中国、米国を加えた国際共同調査を提案した。
天安艦事態の重大な局面転換を予告するもので、国際的な検証局面に向かうきっかけになるかもしれない。
韓国政府が20日に発表した調査結果は冷静な検証を踏むしかない。
ロシア政府が韓国に調査チームを派遣すると明らかにしたのも同じ脈絡から出発したものであろう。
天安事件を国連安保理に付託する韓国政府の天安外交が狂う可能性が高い。
中国は米国側とある程度調整を終え、北朝鮮とも事前協議をしている可能性が高い。(ハンギョレ新聞から抜粋)
『朝鮮戦争の停戦(休戦)委員会』
中国が今回、実質的に長く休止していた半世紀前の朝鮮戦争の為の軍事停戦委を開いて韓国海軍哨戒艦沈没事件の共同調査を実施することを正式提案したが、これは米国と中国との韓国哨戒艦『天安』(チョナン)沈没事件解決に向けての事前接触から出たもので、すでにこの国際合同調査団構想は米国の承認を受けていると思われる
米国と中国はこの南北朝鮮を含む4カ国合同調査団方式を調整した後、UN司令部を通じて事前に26日頃には韓国政府に提案した模様である。
米国と中国間の協議は21日夜から25日まで5日間のクリントン米国務長官の訪中とは関係なく、『ニューヨーク チャネル』を通じて進行していた。
軍事停戦委がまた開かれる場合、今までのように北朝鮮と米国(UN司令部)だけではなく中国も参加する。
実施されれば南北朝鮮、中国と米国(UN司令部)が参加する国際的共同調査が実施されるものと見られる。
しかし軍事停戦委で哨戒艦天安(チョナン)沈没原因共同調査の可否は、北朝鮮の『国防委員会調査団派遣』提案を即座に拒否した韓国政府にかかっているが、韓国政府が国連軍司令部(米国)を通した中国側の軍事停戦委招集提案を受け、悩んでいる模様である。
中国側の停戦委共同調査提案(朝、韓、米、中4カ国+ロシア)が受け入れられた場合、20日の韓国軍主体の軍民合同調査団発表の『北朝鮮魚雷攻撃による撃沈説』を全面的に支持して『先頭をきって制裁する』と前のめり言動に走った日本の鳩山首相や岡田外相など民主党政権の稚拙で杜撰な外交姿勢の対応(対北朝鮮外交)が否応無く今後問われる事になる。
この合同調査であるが、これは6カ国協議再開問題とも関連していていて4カ国プラス1以外の日本も加えたものにするべきで、この哨戒艦天安沈没事件の調査問題が拉致問題を含む日朝関係にも新たな局面に入る契機になりうる重大な節目となるだろう。
『後戻りできない対北朝鮮融和政策』
対北朝鮮緊張緩和政策(太陽政策)は何も金大中や盧 武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の専売特許ではなく政党の違いを超えた韓国の国策でもある。
太陽政策を批判していた旧軍事政権の継承政党であるハンナラ党李明博(イ・ミョンバク)大統領であったとしても変更できる幅は小さい。
緊張緩和で利益を受けるのは援助が期待できる北朝鮮ばかりでない。
韓国側も過重な国防負担に苦しめられていた安全保障面の負担軽減に止まらず、北との緊張緩和と国内民主化は、経済的にみて国際信用力の向上による外資の導入や海外企業との合弁事業などの魅力が大きい。
韓国は1997年のアジア通貨危機の荒波をまともに受け国家財政が完全に破綻して債務不履行寸前に追い込まれ破産状態に陥りIMF管理下で苦しんだ経験があるが、この時に一番役立ったのはノーベル平和賞受賞理由の金大中のピョンヤン訪問、南北首脳会談(緊張緩和政策)だった。
これにより韓国の国際的な信用度(安心感)は格段に上がり、外国資本の導入により韓国経済を立て直すことに成功している。
反対に今回の哨戒艦天安沈没で北朝鮮制裁を宣言した李明博(イ・ミョンバク)大統領の国際的な悪影響は大きい。
為替相場では韓国通貨ウォンが急落し、国の財政信用度を示す『クレジット・デフォルト・スワップ』の保障料率(プレミアム)も南北の緊張激化を受けて1ヶ月前の2倍以上にはね上がっている。
韓国軍哨戒艦「天安」の20日の沈没事故原因発表後、日本のNHK特集番組に特別ゲストとして出演した金泰栄(キム・テヨン)韓国国防相は司会者の質問に答えて、『韓国の(対北朝鮮)宥和政策は今でも変わっていない』と語っているのです。
中国の温家宝首相は28日から3日間の日程で韓国を訪問。韓国哨戒艦沈没事件については、『中国は誰もかばわない』。
『国際的な調査とこれに対する各国の反応を重視しながら事件の是是非非を分け、客観的かつ公正に判断し、立場を明らかにする』
『中国は、朝鮮半島の平和と安定を破壊するいかなる行為にも反対し、非難する』と述べた。
ロシアのメドベージェフ大統領は26日、韓国哨戒艦沈没事件に関し『調査結果を精査するため、ロシアの専門家を韓国に派遣することを決めた』としていたが、31日、『北朝鮮の魚雷攻撃で沈没』とする韓国政府の調査結果を検討するため、3人の潜水艦と魚雷の専門家からなるロシア側調査団を早々と派遣した。
『源頼朝公幼少のみぎりのしゃれこうべ』
韓国ハンナラ党政権が言う絶対に確実な決定的証拠と説明した魚雷部品、我が日本国の鳩山由紀夫首相が考える客観的な決定的証拠なるものですが、あんなものを『確実』と信じる本人達の価値判断能力には致命的な欠陥があり、心底脱力するしかない。
世の中にはうっかり聞いていると有りそうだが、客観的に判断すれば絶対に無いものがある。
落語の小話に、源頼朝の頭蓋骨だといって売りつけようとする男に、客が『頼朝公にしては小さ過ぎるのでは』と問われて、『源頼朝公幼少のみぎりのしゃれこうべ』であると答えたという。
頼朝の骸骨も子供の骸骨も当然有るだろうが、頼朝の『子供の頃の骸骨』が存在することは絶対にないのです。
船を真っ二つに切断した魚雷の細かい破片は有り得るだろうが、今回韓国軍が提出した曲がりも欠けもせず全く損傷していない魚雷部品(スクリュー)が有ってはならないのです。
高速回転する魚雷のスクリューは船体のようには肉厚がなく脆弱で一番最初に損傷するのに、発見された証拠品には全く爆発の痕跡が無い。
プロペラ以外のシャフト部分や電動機にも爆発の痕跡が無い。
今回海底から見つかった爆発の痕跡が無い魚雷部品では、例えそれが北朝鮮製の本物であったとしても、それは『頼朝の幼少のシャレコウベ』と同程度の『ありそうだが絶対にない』無関係の別人のものでしょう。
しかも全く損傷の無いスクリューにだけフジツボなど海洋生物が大量に付着していてそれ以外の部分には全く無い。
合理的な推測は、海底に長い間眠っていた不発の魚雷を韓国軍が回収して保管していたものを、今回の事故後に分解して証拠品として出してきたとしか考えられない。
フジツボの産卵は年末で1~3月の間は浮遊幼生が存在しますが沈没は3月26日です。
海に沈んだスベスベの人工物にいきなり着床しませんから、着床の環境が整うまで2週間とみると4月の中ごろでその時期には既に浮遊幼生は何処にもいません。
船とは違い、基本的に魚雷は『使い捨て』なので防錆処置は最低限で魚雷内部は密閉されているので、もっと防錆処理の必要がありません。
海水中にあったスクリュー以外の、シャフトなど内部部分が古びているがそれ程錆びていないのは不発弾だったからでしょう。
『哨戒艦天安のスクリューは逆回転(後退)だった』
韓国国会から推薦された3名の民間調査員の1人で野党民主党推薦の調査委員Shin Sang-Chul氏(造船と海難事故の専門家)は、船底のこすり傷と沈没船天安のスクリューの5枚のブレードの全てが前方に曲がっている事実から、座礁により全速後退した証拠だと主張しています。
天安は座礁して全速後退中に何か(現場は夜間航行禁止海域なので民間船ではなく米韓合同訓練に参加していた米国か韓国の軍艦)と衝突して沈没したと判断して、韓国軍の主張する北朝鮮魚雷説に反対した為に韓国の検察公安部に訴追されています。
これはTBしてもらった『プロペラは語る 』(ミクロネシアの小さな島・ヤップより)でも、ご自身の経験も踏まえ合理的に『後退』であったと説明しています。
私も回っているプロペラの羽根の後部より先端部分が損傷する確立が各段に高いので、この写真に写っている右側スクリュウーの構造は前進の時は時計回り(右回転)なのですからブレードの損傷位置から沈没時は逆転の左回りであったと推測され、それなら船は後退していたことになります。
船舶は巡航している場合、衝突時とか座礁などが無い限り後退することは無い。
1988年潜水艦なだしお(2250トン)が遊漁船第一富士丸を沈没させた事件や、2008年のイージス艦あたご(7750トン)が漁船を沈没させた時には『あたご』は全速後退をかけているのですが、これと同じような事故に哨戒艦天安も陥っていたのでしょう。
ただ、ハンギョレ新聞の引用があるとすればどこからどこまででしょうか。
また、兄のご意見はどこからになりますか?。
さらに、フジツボ説は、素人でもすぐ不審に思うような状態のものをどうして証拠として公開したのでしょうか、それがフジツボである証拠はあるのでしょうか。以上わかったら教えてください。
ハンギョレ新聞の引用部分は最初の8行で段落までだったのですが表記方法を工夫して紛らわしくないようにしました。
それにしても韓国軍は、何故これ程までに明々白々なインチキが出来るかとましまさんが不思議がるのも当たり前なのですが、基本的に手品のネタや冤罪の証拠品は何時でも、この程度ですよ。
ケネディ暗殺では二人の人を殺傷して骨を砕いた弾丸が全く無傷で担架の上から見つかっていますし、日本の松川事件でも全く無傷の使った痕跡の無いスパナの証拠品で沢山の共産党員や国労組合員が列車転覆の罪で死刑判決を受けるが、無実が分かるのは20年度の事です。
逆に、完璧な誰にも疑われないニセ証拠などはありません。
それはニセ証拠ではなく『本物』の証拠であり、それなら犯人は有罪です。
韓国軍の提供している、いわゆる『決定的な証拠』なるもモノは、
我が国で1年前から続いている検察リークの小沢一郎の水谷建設汚職事件と全く仕組みで、
残念ながら『決定的』でも『証拠品』でもなく、恣意的な印象操作、情報操作にすぎません。
最初の目的は有罪にすることだったのでしょうが、相手の評判を落とすだけで十分の目的は果たしている。
何が起こっていたかを客観的に科学的に解明する事が目的ではなく『悪党の小沢一郎(北朝鮮)が、人に隠れて何か悪い事をしているだろう』と思わす事なのです。
悪質なプロパガンダですが、
これには一つ不思議な仕掛けがあり『重大な真実』が隠されている。
実は検察特捜部や韓国軍の主張するように、小沢一郎も北朝鮮も基本的に悪党で、間違いなく悪いことをしている。
ですが、両方とも今回の東京地検特捜部やマスコミでの嫌疑はでっち上げの冤罪である可能性が高い。
基本的に北朝鮮軍部が韓国軍艦を魚雷で沈没させたいと願っている事は事実だろうと思うが、成功した場合に今回の天安沈没のように黙っている事は考えられない。
絶対に無いと言い切っても良いでしょう。
トンキン湾事件では北ベトナム魚雷艇が第七艦隊を攻撃してきたから反撃したのだとアメリカ軍は主張して北爆を開始していますし、
リビアが領有を主張しているヒドラ湾で第五艦隊が演習を行いリビア空軍のミグ戦闘機が近づいた事を捉えて『敵対行為を働いた』として撃墜、ついでにトリポリを空爆する始末。
すべて米軍は自衛の為の当然の反撃であると正当化していますが、
米軍であれ北朝鮮軍であれ、軍が軍を攻撃しても何ら不思議な話ではなく、隠し立てする必要は無い。
北朝鮮海軍は今までにも韓国軍の艦艇を攻撃して沈没させているが、韓国軍が敵対行動をとった為に自衛の為に仕方なく反撃して沈没したのだと大々的に宣伝する。
今回のような沈黙を守る合理的な理由が何処にも無いのです。
そして3月時点では韓国も米国も北朝鮮とは関係ないと主張していた。
魚雷攻撃が少しでも疑いのある段階で、嘘をついてまで韓国やアメリカが北朝鮮を守らなければならない理由は、もっと無い。
ですから、3月時点では北の魚雷などは問題外だったのです。
北朝鮮が沈黙しなければならない合理的な説明が付かない限り今回の北朝鮮魚雷説には最初の段階で無理が有る。
韓国軍は海に沈んでいたのだからフジツボが付着していて不思議は無いと考えたのでしょうか。?
誰もこのことを疑わないのは実に不思議ですね。
アポロ11号でも私には人類最初の第一歩を船外から撮っては駄目だろうと思うのですが、不思議な事に誰も思わないらしい。
地球と月との電波の行き交いに2・5秒かかるのに普通の衛星電話程度のタイムラグしかなくても誰も疑わない。確かに不思議です。
ですが、これは今までの冤罪事件では共通する『不思議』ですね。
高知の白バイ隊員がスクールバスに衝突死した事件では警察のでっち上げのブレーキ痕で有罪になり最高裁でも被告の冤罪の訴えは退けられた。
1メートルの警察側提出の急ブレーキ痕は前輪にしかないのですが、物理的に急ブレーキは実際に実験すれば後輪の方にはっきりと出るし、
これだけはっきり付くなら急ブレーキだったはずが、沢山のバスの乗員は誰も急ブレーキを感じていない。
まったくの悪質なでっち上げの証拠なのですが、警察は平気で出してくるし、裁判所では誰一人疑うものはなく有罪にされてしまう。
普通の常識や判断力があれば、誰にでも見破れます。
ところが信じている人が見ると全く本物に見えるから人の心理とは面白い。
これは、ある種のカルト宗教やマルチ商法を信じる心理状態と同じものでしょう。
こそこそするから本物でも疑われるが、逆にどんなインチキな代物でも堂々と出せば疑う方が少ないのです。
白鳥事件では発射された弾丸は長い時間が経過すれば応力割れを起こすことが、科学的に証明されたのですが、それなら応力割れの無い錆びていない弾丸は発射されていないことになるが、それでも証拠品は正しいとして警察のでっち上げた真っ赤なニセ証拠で警察官殺害の罪で日本共産党幹部が有罪になっている。
一度信じた者は、あとから確実な間違いの証拠が見つかっても不都合な真実は『無かったことにする』のですね。
不思議な心理ですが、これが宗教を信じる人間の弱点でもあるのです。
>『それがフジツボである証拠はあるのでしょうか』<
写真やビデオ映像では、何度みても私には『フジツボに見える』ということですね。
あの付着状態は錆びには見えません。
錆とフジツボでは特徴に差があり証拠のプロペラ部分は長年海底にあってフジツボが付いた物体の状態と酷似しています。
『いや違う。スクリューが錆びているだけでは無いか』との意見も在るが、それなら尚更合理的な説明がつかないのです。
これはもう、実物を検査する以外に真偽の程は分からないが、船のスクリューなら常時海水に浸かっているので錆びないステンレスやジュラルミンなどが使われる可能性があるが、
魚雷のスクリューは使い捨てなので数分間海水に触れるだけなので、スクリューのブレードは魚雷部品と材質的に同じように防錆能力にはそれ程の違いは無くても良いのです。
この証拠の魚雷部品のプロペラ部分と、それ以外の部分との錆び方の違いを説明する合理的な科学的説明が何処にも無いのです。
何故なら、爆発してあの状態で海底に50日間同じ条件で存在したとして、何故あれほどプロペラ部分とそれ以外に違いが出たのか。
これを証明することは誰にも出来ないでしょう。
そして、これを科学的に証明しない限り不発弾を分解したのだとの疑いは当然でしょう。
今回の魚雷部品発見にはアメリカ人関係者のバブルジェットでは真下に魚雷部品が落ちるのではないか、との言葉がヒントであったとのことですが、
アメリカ軍によりと魚雷の実験は何度も行っているのですが、目的は艦船にどれだけの損害を与えられるかで、その時の魚雷の部品が如何なるかではないので一度も魚雷部品は回収していないそうです。
誰もが魚雷の爆発後の部品を回収したものがいないのですが、今回の韓国軍の決定的証拠のように、幾らなんでも一番脆弱なプロペラの無傷での発見は、不真面目な『やらせ』意外には説明はつかないでしょう。
フジツボについては、他の情報で「フジツボ様のもの」と記述したのを見ました。フジツボとは断定していません。
また、ケースに収められた現物を目視した人なら、はっきり確認できたはずです。韓国にも座礁説を唱える人が居ます。フジツボなら当然疑念が起きるはずなのにそのまま展示するなど信じられないことです。当然削り取ったと思いますが。
今日6月2日投票の韓国の統一地方選は今度の『北風が吹いた』ために、私の悪い予想どうりに5月20日の北朝鮮魚雷発表時点では与党李明博政権が優位であるとの報道です。
プロペラ部分の付着物ですが、金属部分の鉄サビでは赤錆とか黒錆はあるが普通は『白サビ』はありません。
白錆はアルミニュームなど特殊な金属だけなのですが、使い捨ての魚雷のスクリューに使う必要が無いし肉眼での観察ではこのプロペラの金属は鉄鋼製ですね。
スクリュー部分だけを大写ししたものが無いのでビデオ映像とか写真からしか判断できないが正面からプロペラを映したものでは、ますますフジツボに見えてきます。
正確にいうと『付着していたフジツボをワイヤブラシ等で削り取った』ものか、それとも『長い年月陸上に放置していて風化変色したフジツボ』と思われる色や形状なのです。
生きているフジツボは魚雷のスクリューの写真の様には白くありません。
沈没した天安のスクリューの中央部分にも、よくみるとフジツボの付着が若干見られるのですが、この色が魚雷のスクリュウーのようには白くはないし、量も少ない。
魚雷のプロペラには真っ白な『フジツボに見えるサビ?』が盛り上がっているのですが、これは昔に不発弾を回収し時間が経った状態に酷似していますよ。
白い理由は金属の鉄サビの色ではなくフジツボなどの貝殻の色にそっくりです。
フジツボですが、1ヶ月の成長は条件がよければ速くて2ミリあるので、沈没物体にフジツボが付着していること事態には問題はない。
ただフジツボが一部分(プロペラ)だけで、それ以外には無いなら、プロペラだけが海水中にあっただろうと推測できます。
そしてその条件を満たすのは唯一不発弾だけだろうとも判断出来るのです。
こんな事は議論以前で今度の中国提案の北も加わった合同調査団が実物を調べれば、即座に白いサビがフジツボかは判明します。
ですから何としても韓国側は北朝鮮が加わった事を理由にして再調査には賛成しないでしょう。
この北朝鮮魚雷攻撃で天安が沈没した事は自称北朝鮮専門家の関西大学の李英和教授は北の犯行の確率は99・99%だそうですが、
このような程度の人物でも北朝鮮専門家を名乗れるほど日本のマスコミは北朝鮮バイアスが凄まじいレベルになっていて、
誰も彼も多くの日本人の誰もが正常な客観的な判断が出来ない状態なのです。
この判断は残念な事に鳩山内閣だけではなく自民党から共産党まで全ての政党に共通していてニュアンス程度の違い程度で、北朝鮮魚雷説にはそれほど大きな違いはありません。
日本が2002年の小泉訪朝以来のマスコミ全てを動員した凄まじい北朝鮮バッシングを長年続けた結果、国内世論は大きく右傾化してしまい左翼護憲政党の共産党も社民党も一ケタ台の議席しかない弱小政党になると言うような日本政界全体が病的な状態になってしまったのです。
北朝鮮はレーダーにもソナーにも反応しないステルス潜水艦と誰にも探知できないスクリュー音の無い超ハイテク魚雷を持っているのですよ。
韓国海軍は魚雷攻撃されたのに攻撃された事を全く気が付かず、勿論攻撃する相手も全く判らないのです。
これはもう現実の話であるとは言えず、アニメの世界の宇宙戦艦ヤマトのガミラス星の遊星爆弾に攻撃される地球軍と同じで勝ち目は無い。
怖いですね~。
それなら日本国の防衛問題を冷静に判断すれば、高いばかりで少しも役に立たない(北朝鮮製に歯が立たない)アメリカ製の兵器を購入する代わりに、性能的に世界一の北朝鮮兵器を日本の自衛隊も買い入れる方が良いでしょう。
アメリカのNASAが冷戦時代の敵国のロシアからソユーズに使っているロケットエンジンを購入する時代ですからね~。かっての敵国も性能が良くて安価なら買わない手はありません。
アメリカを含む日本以外の全ての国が争って北朝鮮兵器を購入するので、北朝鮮もつまらないニセ煙草なんか作らなくとも外貨には少しも困らない。
そうなれば北朝鮮も金持ち喧嘩せずの例えとおり、失うものが大きければ無謀な事はしなくなるし過激な事も言わなくなるでしょう。
めでたしめでたし、となります。
それにしてもこんないかがわし代物が決定的証拠に見えるとは心底脱力するしかない。
これはふり込み詐欺とかリフォーム詐欺に何度もだまされる高齢者や、ねずみ講やマルチ商法、破壊的カルトに首まではまり自分の人生を駄目にする人達と同じ精神構造で、論理的な判断が出来ないで、致命的に科学的な懐疑心の喪失しているのです。根本的に理性的な客観的判断が出来ない人達なのでしょう。