つい先日も、お風呂に入った時に踵のガサガサを磨こうとした。すると、驚いたことにガサガサが無い！無いどころかツルッツルのピカピカなのである。どこ行ったガサガサ？数十年の付き合いのガサガサが消えた。これは一体どうしたことか。踵だけ若者。
これまで四年以上週一のジョギングと、ここ一年はほぼ毎日のウォーキングも欠かさずにいたが、踵は夏場でもこんなにすべすべではなかった。だから、運動によって改善されたわけではないと思う。
この踵の皮膚の変化は、どうも再就職して以降の事の様だ。
なぜなのか。仮説を立ててみた。
仮説1
今年9月から再就職したパートの仕事は厨房だ。
厨房は兎に角暑い。11月の今も職場は半袖。だいぶ気温は下がってきたものの、それでも背中の腰のあたりは、汗でベチャベチャになるくらいだ。
この汗をかくことで踵の皮膚が保湿されたからだろうか？いやいや、靴下が濡れるほどの汗などかいていない。
仮説2
厨房では、時折調理したお料理が余ることがあり、それをお昼にいただくこともある。
管理栄養士さんが考えた、栄養バランスのとれた献立である。その栄養のおかげか？
いやいや、お料理の見栄えを重視する為、厨房の調理法によっては、時折家庭で作る料理よりもビタミン類が失われているのでは無いかと感じられるものもある。それに毎日いただいているわけでもない。我が家でも、これまで栄養バランスのことは一応考えて料理して食べているのだし、食事の内容で踵に影響が出たとも思えない。
仮説3
パートの仕事を始めるに当たって、真っ先に言われたのが「水分を取るのと、トイレに行くのは我慢せず何時でも良い」だった。
前述の通り、厨房は汗をかくので水分補給は欠かせない。
元々水分を滅多に取らないたちの私だったのだが、脱水症になって迷惑をかけてはいけないと思い、積極的に水分を取ることにした。しっとりお肌は、やはり水分摂取のお陰だろうか。
パートのある日はいつも水筒にむぎ茶を入れて持参している。
鶴瓶さんのCMで有名なあの「伊○園のむぎ茶」を水から煮出して作ったものだ。大変コスパが良い麦茶である。年がら年中麦茶を作っているが、54袋も入っているので、うっかりすると賞味期限が切れてしまうこともこれまではあった。
本来1リットルに対し1パックの使用なのだが、多分我が家では1パックをやかんの容積に合わせ1.5リットルで煮出している。
職場には毎回300ミリリットル入る水筒に麦茶を満たして持参し、帰るまでには大抵全て飲み干している。それに加えて、毎日夕食時に麦茶を150ミリリットルほど飲んでいる。
働いてから、明らかに麦茶の摂取量が増えている。仕事は一ヶ月に15日前後なので、2日に一度の割合で一日450ミリリットルほどの麦茶を飲んでいることになる。
水分を取る習慣のなかった私が、これまでと比べると大幅に水分の摂取量が増えた。体内に多めの水分を取り入れているのと、その水分が麦茶であること。これが一番説得力がある理由では無いだろうか。
肌に良いお茶としてよくハトムギ茶があげられる。ハトを取ればムギ茶。ただの麦茶にも、もしかしたら少なからず美肌効果があるのかも知れない。
麦茶の原材料は大麦である。この「伊○園」の大麦は、カナダ、オーストラリア、日本の3カ国の混合のようだ。
もしかして、海外産の大麦の中に、ハトムギが混じってたりして。ありえない話でもないと思う。なんたってあの広大なカナダとオーストラリアのことだから。うっかりハトムギが混じって生えてました、なんて事も無きにしもあらず。
踵だけでなく、最近顔の方のお肌も、何と無くしっとりするなあとも感じてはいたのだ。
実際のところ、真実は分からないが、踵がツルスベに改善されたのは明らかな事実だ。
もし、踵がガサガサでお悩みの方がいらしたら、試してみても損は無いのではないかと思う。
改善しなくても責任は取れませんが…悪しからず。
