その中にあって、vaundyの「踊り子」は3度ほど聞いただけて、直ぐにメロディーがつかめて記憶できた珍しいケースだ。
「こりゃあ、カラオケで歌えるかもなあ」なんて、カラオケに行く予定もないのに、そんな事が頭に浮かんだ。
「踊り子」の歌をスマホからイヤホンで聞きながら、わからない表現があった。
「づらでどっかをまたねりあるけたらな」
「づらで」とは?
真っ先に思い浮かぶ意味は「カツラ」。まさかね、カツラの意味ってことはあり得ないから、別の意味なのだろう。
私が未だ知らない日本語は、ごまんとあるわけだし…そう考えて、WEBで「づらでとは」と検索してみた。
すると、最上段にドカンとQ&Aが出てきた。同じ事を考える人は世の中に多いとみえる。して、答えはというと…。
「被害者づら」でひとまとまりです。
へっ?直前の歌詞、「被害者」と繋がっていたのか。歌だけ聞いていたら、「被害者」で、一旦切れて「づらで…」とはじまるので、勘違いしてしまったという訳か。
「被害者面でどっかでまた…」が正しかった。
歌詞を文字で眺めれば一目瞭然だったのに、それをしなかった。
わかってみれば、調べたことが恥ずかしく感じられたけれど、笑えもした。
「づらで」に疑問を持って、調べたのが自分だけじゃ無かったのも笑えたし、一人じゃなかったことにホッとした。同じ事をした人々に、シンパシーを感じ、愛すべき人たちだとも思う。
我らを笑うなかれ。
否!盛大に笑い飛ばして下さい(笑)。