体脂肪率32.4パーセント!えーっ!朝食食べてないのに…。
TANITAよ、もう40年近い付き合いだけど、老化が激しい私と同様、あんたもボケて数値間違えてない?
もう一度、乗り直す。
TANITAはコンマ0.1数値を上げてきた。
ジョギング後のこの数値、ショック。
土曜日、ジョギングの日なのに寝坊した。そして今日も。
5時に目覚め、まだ早い。7時に目覚め、もう少し。結局寝過ごし、起きたのが9時。
NHKのガイロクが聞こえて、そのまま視聴してしまった。この番組は見逃せない。
結局、スタートは10時10分。
小雨が降っていたが、気にせず走る。
いつものコースは、まだ除雪のために堆積した雪の融雪が完了していないため、閉鎖中。
昨年はコースの走れる部分を何度も往復した。
今年は、対岸にあるコースを走ることにした。
河川敷に子供たちが水遊びできる「ウォーターガーデン」という施設のあるあたりで、我が家の子供たちも何度か遊びにつれてきた事がある。
こちらのコースの方が、色々変化があって面白いし、なおかつ川が近い。川を眺めながら走るのも良い。
すると、川の淀みの中に真っ白い姿。ややっ、あの鳥はなんだろう。大きさで例えるとアヒル。
そう考えながら通り過ぎ、コースは川から遠ざかる。
帰りのコースを戻りながら、先程の鳥を探す。
少し川下に移動して、流れの激しいところで、羽ばたいている?思わず立ち止まって、羽ばたく鳥を観察。場合によっては、帰ってすぐに双眼鏡を持って戻るか、等と考えながらよーく見てみると、白いビニール袋。
破れた部分が翼のように見え、波で“羽ばたき”に似た動きをしていた。
なーんだ、がっかり。
再び走り始めると、かたわらにハクセキレイが2羽絡まるように飛び上がる。
おや、恋の季節?そばにやや、色の薄いハクセキレイ。もしや、このメスをめぐっての争い?決闘じゃん。どっちも頑張れ。
コースを走りきって、ミュンヘン大橋からクールダウンのウォーキング。
健康のために走る。100歳まで私は生きるだろうか。
誰しも100年生きるかのような言葉「人生100年時代」。いつから80年が一気に20年も増えたのか。
1992年、双子の姉妹、きんさんぎんさんがメディアに取り上げられた。100歳で有ることも稀有なことなのに、更に双子であること、金銀という目出度いお名前というのもあって、ものすごい人気を博した。
「きんは100歳」「ぎんも100歳」「100歳、100歳」とCM出演も果たした。
二人とも小さくて可愛くて、ユーモアのある明るいおばあちゃんだった。
寝たきりでもない、意識もはっきりとしていた。戦争を体験し、食事事情もあまり良くない中で育ったにも関わらず、100年以上も存命していることは驚きだった。
当時の国内の100歳以上の人は、300人ちょっとだったと記憶している。
彼女たちのメディア露出で、国民の健康意識がかなり向上したのではないだろうか。今や、全国の100歳以上のお年寄りは3万人を超えているはずだ。
若い頃から適度に体を鍛え、食事もバランスよく取り、社会に参加し、その人なりの知的好奇心を絶やさなければ、基本的には人体は100年もつのだ。
病におかされなければだが。
1世紀を生きる。凄いことだ。
そんなことを考えながら、家に近づく。今が満開の桜。明日、ほぼ10ヶ月ぶりに娘が帰ってくる。桜を見せたい。この満開の桜を。
歩道から精進川の細く蛇行した川を眺める。
ひとまたぎ出来そうなほど細い川幅だ。淀みに、散った桜の花びらが溜まっている。そこにカラス。川の中の桜の花をついばんでいるのか、それとも桜の花びらの影に集まる水生生物をついばんでいるのか。
ピンクに黒、映えるながめ。
今日も、穏やかな1日になりそうだ。
世界情勢、流行病、事件、事故…心から笑えない毎日だけど、不安にかられてばかりではいられない。
ささやかな喜びに、一瞬でも心から浸りたい。
明日、家族のリユニオン。
今年最大の喜び。