実家のBDレコーダーが
・時計表示が出ない
・時計表示が出てもWAITから進まない
・BDのトレイが出てこない
・アンテナのレベルがレコーダーを通すと低くなる
の切り分け結果が出たので取り外して持ち帰り修理してみる事に。
DBR-Z150なので東芝の修理ができるか電話してみたところ、受付は辞めていて家電量販店に持ち込み修理をお願いしますとの事。
で購入したビックカメラ系列のお店に持ち込んだ所、翌日には修理不可連絡が。理由は部品が無いからとか。 中身開けてないけど部品が無いって修理お断り製品なのだろう。
2012年の製品なので9年たっているのでメーカー保証も延長保証も切れているのでしょうがないと引き取り、自分で修理開始。
上蓋を開けてみると、見るからにここが悪い所発見。
焼けてますね。
開けて確認したところ
・ SATA電源コネクタの破損
・ SATA HDDの破損
・ FANがうるさい
が問題。
HDDを取り外し、電源を入れてみるとHDDは無いがレコーダーは起動。
BDトレイは出たし、アンテナレベルは問題が無かったのでFANと
HDD周りを修理すればOK。
修理方法をググると同じような症状が出てくるのでよくある問題らしい。
そこから得られた情報としては
・HDDは同じサイズでないとダメ
・交換用ケーブルは昔は売っていたが欠品
・FANはPC用とはコネクタ形状が違う
との事だったので、SATAケーブルを買ってつなげる事にする。
FANは既存ファンから移植する。
まずはHDDの電源コネクタから。
Amazonを見ているとケーブルに挟み込んで電源が作れるコネクタがあるのでそれを利用。
続いてFANは
一般的な6㎝×6㎝×2.5㎝のFANなのでサイズは問題無し
ただしFANのコネクタサイズが違うのでこちらは移植する。
上は移植後の写真。 ケーブルを切って、半田でつなげて、収縮チューブで保護。
赤ケーブルと黒ケーブルは電源なので、その色同士をつないで残った色がデータ用なのでつなげる(今回は青と黄だった)
地味に問題になるのがここ。
ネジ穴の軽が既存のFANよりの太い。なのでネジが止まらない問題。
過去ナレッジを見るとボルトとナットで友締めとか、本体側の鉄板を
広げるとか対応していたが、極力同じ部材でやりたいので方法を考えた。
結果、ホットボンドで穴埋めしてネジをねじ込む方法に。
で既存のネジが木ねじで先が尖っていなかったので入っていかないかと
思いきや電動ドライバーで回していると熱で柔らかくなってか入っていけた。
HDDは1TBのWDのパープルに交換して終了。起動後フォーマットかけて起動させたら問題無し。
かかった費用は・・・
HDD 6000円くらい
FAN 1500円くらい
ケーブル 500円くらい
ざっくり8000円くらいの修理費でした。