Tの時間

なんでもない日常のできごとや思いのなかで・・

2005年の北鎌倉探訪

2021-06-16 21:58:47 | 旅の思い出

きょうは麦秋の画像を・・・と思っていたのですが
いい写真が撮れませんでした

この時期紫陽花でしょうか
こちらではまだもう少し先のようです

いつも過去の記事で穴埋めしてしまうのですが
今回も・・・



明月院~浄智寺~東慶寺~成就院~極楽寺

2005年6月13日(月)

 明月院の中に一歩踏み入れると

 朝の爽やかな空気に包まれ

 紫陽花が挨拶してるかのように出迎えてくれる
本堂へと続く細い道の両側には

瑞々しく浅葱色の紫陽花

本堂の丸窓から見える花菖蒲

「あそこに行かねば・・・」
本堂の裏へまわると

白やピンクや紫の花菖蒲に目を奪われる

花の手入れをしているおじさんに聞いたら

見頃はあと4、5日だって
 浄智寺は明月院にくらべると

 ひっそりとして静かで落ち着いている

 参道の脇に咲いていたピンクの紫陽花

 とてもつつましい
中へ入ると正面に大きなハクウンボクの木

花は既に終わってかわいい実がついていた

5月になるとそれはそれは

みごとに白い花を咲かせてくれるらしい
順路に沿って散策して行くと

鎌倉七福神の“ 布袋さん ”に出会う

布袋さんのお腹をなでると

ご利益があるとのことで黒光りしている

もちろん撫で撫でしてきた

天狗の葉団扇のヤツデがいい感じ
 左から

 イワタバコの群生

 このように密生している

 なんとも変わったかわいい花
紫陽花の色も優しい

数は少ないけど

カシワバアジサイやガクアジサイも

この他にも

シモツケソウ ヒメヒオウギ シャクナゲ・・・
写真でみるとちょっとしかないように見えるけど

奥行きは深い

この先にイワタバコの群生している崖がある
 江ノ電に乗って極楽寺駅で下車

 成就院の境内に今朝開いたばかりだという

 ビヨウヤナギ

 眩しいほどの金色
成就院の紫陽花

由比ケ浜の海が見える絶景(?)で

明月院よりもこちらを押す人も多い

人気のスポットなだけに

カメラマンには厳しいところ

階段下のところまで

人でぎっしり・・
右手の土手には

青やピンクや白や紫の紫陽花

この様が見られるのは

やはりここだけかも・・



極楽寺山門脇の紫陽花

境内と同じようにひっそりと咲いて



潜り戸を入ると木漏れ日の道

「写真撮影禁止」の立て札が目に入る

知らずに撮ってしまった貴重な一枚
早朝に出発したため食べてない 新幹線の切符も当日購入のため自由席だけ
幸いにも座れたけど満席 行楽客よりも通勤客らしきが目立つ
そのせいかどうか車内はまことに静か 話し声ひとつ聞こえない
みな足りない睡眠を補っている いまや東京は通勤圏内
“ 沈黙の電車 ”は喧騒の都会へと走る 

お昼は「鉢の木」の精進料理 食後の珈琲は東慶寺脇の「吉野」
鎌倉駅まで徒歩で15分くらい
小町通りをひやかしながら歩くのも旅の楽しみのひとつ
鎌倉は紫陽花の咲く6月が1年のうちで一番の掻き入れ時だから大賑わい
江ノ電に乗るのも久し振り
帰る前に小町通りでもう一度珈琲タイムを「カフェ・ラ・ミル」で
疲れたけどいい一日でした

 

 

 


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