瀬戸内寂聴さんの本『孤独を生ききる』という本より
「生ぜしもひとりなり、死するも独りなり。されば人と共に住するも独りなり、そいはつべき人なき故なり」
黒の舟歌という歌詞には「男と女の間には深くて暗い川がある」とあるけれど、
よく言ったもんで、
子供の頃にラジオで聞いた曲なんだけど、
ずっと耳に残っている。
結婚=幸せ ではない事は重も承知
一緒にいても気持ちがそっぽを向いている人と一緒にいても仕方がないと思う。
その時期を乗り越えられるならいいとして…
なかなかみんな乗り切れないんだな~~
過去に男に捨てられた経験上(笑)
…いや…捨てた事もあるんだよ…若い頃…
後でその人の友達から聞いた話によると、
「あの後大変だったんだよ~~」って。
今は他の人と結婚して、会社のお偉いさんになったとかで、
幸せそうに暮らしていらっしゃるようで、よかった、よかった
付き合ってた頃、学生の私に会社の愚痴を言ってたけど
ずっとその会社で頑張っておられたようで、
昔から真面目な人だったからな…
…で 私は 今、現在独りでいる訳で…
ホントに優しくていい人だったけど、
若い頃はちょっと危険な男に魅かれたんだよ。
その時の選択はそれ以外にできなかったんだから
反省はするけど、後悔はしていない。
結婚生活は他の女に負けた…とかなんだけど・・・
一慨にそれだけじゃないんだよね。
お金に負けたってことがある訳で…
バツいちになってから付き合った人も、
それが原因だと思うし。。。。。
「普通に生活出来るだけのお金=幸せ」 はあるんだよね。
「お金が無くても愛があれば…」 も確かにある。
でも、長く続けるには、男の努力が必要だ
男だけかい という声が聞こえる(笑)
「普通に生活できるだけのお金=幸せ」 の図式が成り立つなら
この先幸せになる確率が実に低いんだよね。
ワーキングプアに陥った家庭はそこから抜け出せないもん。
不景気になると幸せな家庭が少なくなるってことかな
お金があっても不幸…って話しも聞くよね。
有り余るお金を持ったことが無いので、あんまピンとこないけど…
瀬戸内寂聴さんが書いていらっしゃる、
「愛があっても孤独、群れていても孤独、若くても老いても孤独なのです」
「孤独でないと思っている時は、自分の孤独に気がついてないか、気がつくのが怖いので本能的に目をそらしているか、あるいはそれを認めればお終いという絶望感から逃げるために、友情、恋愛、夫婦愛などにすがりついているだけだと思います。」
まだまだ孤独と寄り添って生きる覚悟ができていない
独りでいても幸せ…というのを見つけなければいけないのだ。
人生折り返し地点を過ぎてからの課題なんだよね~~