書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

北京故宮 書の名宝展

2008-09-09 | 書道
お久しぶりです、Reisinです

引越も片付き、数日前よりPCも利用出来るようになりました。
寝苦しかった暑い夜も、今は夜風が肌寒くも感じます。
もう秋の始まりですね。

先週末、念願の「北京故宮 書の名宝展」@江戸東京博物館に行って参りました



いよいよ今週末までということで、
どれほどの混雑となっているか・・と不安に思いながらも、
のんびりしていたら到着したのは一番混雑していそうな11時半。

入り口付近には予想通り、人人人・・ 
やっぱりね・・ のろまな自分が恨めしい

しかし、中に進むと思っていたよりはちゃんとそれぞれの作品を
目にすることが出来ました。
私は女性の中では、背が高い方なので、こういう混雑した場所では、
背の高さが発揮されます。
お父さん、お母さん、お陰様ですくすく成長したことで得しています。
ありがとう。


今回、数々の作品を目にし、とにかく、「素晴らしい」の一言。
鮮やかな文字達が胸に刺さってくる感じというか、
迫り来る文字の力というか。

一番の目玉は「蘭亭序」なのですが、その前だけ列に並び、
ゆっくり見ることが出来なかったため、感動が薄く、
かえって私は蘇軾の行書、黄庭堅や文徴明の草書作品に目を奪われました。

はぁ~ 感動をありがとう。

無性に臨書がしたくてたまらなくなった一日です。
(もちろん、今もしたいですよ


そしてそして。
展覧会会場から出た後、更に私を感激させる出来事が。

書道に関する書籍やお道具の売店。
何気なく書籍を見ていると、なんと!!!!!!!!!

もう、絶対手に入らないと思っていた 
米フツの「虹縣詩」が埋もれていたではありませんか~

裏表紙には中国語が。
今回の展示で特別に取り寄せられたものなのか、
「30元」と書かれた上に、2100円の値段が。
払います、払います、2100円。

ご機嫌で帰宅。
時間があると、書の名宝展の図録を広げ、米フツを広げています。


臨書万歳 書の名宝展万歳