書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

名前について

2009-07-26 | 書道
こんにちは Reisinです
またまたパソコンの調子が思わしくなく、更新がなかなかできず、ブログに足を運んでいただいている皆様、申し訳ございません。


梅雨明けと聞き、「今更かもしれないけどやはりお肌を大切にしないとね」と、日傘を購入した先週末。
その後、曇を繰り返し、全く日傘なんて使う機会がありませんでした。

中国地方や九州地方では大雨で甚大な被害が出ておりニュースを聞くたびに胸が詰まる思いですが、東京では今週末、ようやく夏らしい空、太陽が顔を出しました。

東京近郊では花火大会が開催されはじめ、昨日は隅田川花火大会がありました。
マンションを出て、隅田川沿いに歩いていくと、ビルの合間からきれいな花火が見え、
夏だな~ と実感した一時

8月8日の東京湾花火大会は、なんとか家から見えそうなので、今年は友達を呼んでワイワイやりたいと思います


さて。

7月4日、お友達に次男が生まれました。
2年前長男が生まれたとき、命名書をプレゼントしたあの子の弟くん登場です。



今、弟くんの命名書を製作中。
出来上がりましたらお披露目させていただきます。
もちろん、プレゼントした後で。


名前は一生ついて回るものですので、ご両親は色々悩まれたことでしょうね。
自分で「これがいい!」って選べるものではないので、ご両親の責任は重大
でも、色々悩んでつけてくれた名前、絶対気に入ってくれると思う
素敵な命名書、頑張って作ります


私は自分の名前が好きですし、変えたいと思ったことはありませんが、
書道の師範免許を取得したときは、どんな雅号がいいかなぁといくつか考えました。
当時、「絶対これがいい!」という強い思いはなかったので、結局はN先生が決めてくださったのですが、なんだか違う自分が現れたような不思議な感覚を覚えました。

「玲芯」のほかには、「玲華」があったと思いますが、「れいか」のイメージではない と却下。
確かに、私を見たら「れいか」なんて、華やかそうなイメージでは無いですよね

当時、N先生に
「玲」は女性にとっては一番いいのよ
「芯」は芯が強い の意味ね

と言われて、「玲芯」が良いです と決めました。
今でも「辻 玲芯」という雅号が大好きです。

今回、命名書制作に取り組みながら、もう一度ちゃんと「玲」「芯」の二文字を調べてみようと思いました。

「玲」‥玉が触れ合って鳴る美しい音(玲瓏)
    色がさえて鮮やかなさま/透き通るように美しいさま
「芯」‥ものの中心/草の名、いぐさ

とありました。
意味を調べなおしてみても、やはり良い名前をつけていただいたと思います。
名前負けしないように頑張らないといけないですね。


しかし 「玲」の意味は美しい~
残念ながら我が家には子供がおりませんが、
是非、女の子が生まれたらつけていただきたい一文字です






基本忘るるべからず

2009-07-05 | 書道
こんにちは Reisinです
外はどんより曇ですが、気分は な感じで日曜日を過ごしたいと思います。


さて。
昨日、同人書作展の表彰式懇親会に出席してきました。
先生・生徒さんの話の中で、
今朝、目を覚ましても二つのことが頭に残っています。


一昨年の同人展表彰式で私の作品にも批評をくださったK先生のお話。
少々お時間が長かったものの、私は毎回楽しみにしています。
昨日のお話では特に「臨書」の大切さを話されていました。

私が大きな作品の創作に携わる際には
感情をぶつけて素直に自分をさらけ出す
そんな作品創りを理想としています。

それが、作品を作っていく過程で、感情赴くまま好き勝手に筆が動き出し、
自分でもコントロールできなくなる という経験があります。
字形が崩れ、奇抜なもの目立つ作品ほど魅力的なんだ と勘違いしていく自分。
奇抜なものでなければ普通でつまらない なんて思ってしまう。

昨日の先生の話を伺い、一歩立ち止まり、反省反省・・・


K先生から何度か出た「臨書をしなさい」という言葉。
そして、「絶対誤字はダメ!」という言葉。

私がこの言葉から感じたのは、基本となる土台が必要 ということ。
当たり前のようで当たり前のことが難しい・・・

これが出来るようになると安定感のある自分らしい作品を創ることが
出来るのだろうと思います。
冒険は必要 でも、基本がないと進む道を見失うよ という苦言にも聞こえました。


そして、もう一つは生徒さんのお話。
書道を共に学ぶ友人の重要さ。
これは書道に限らず、どんな状況でもそうですよね。

ある時はライバルとなり、ある時は一番の理解者となる


それは家族であっても、恋人であっても、
同じ道を目指す人でなければ、中々難しいものと思います。

理解するというのは、協力ということだけでなく、
辛さや喜びも共有できるという仲間。


人生数十年の間にそんな仲間が出来たら、
生きてて良かったと心から言えるのではないでしょうか。





書道展覧会作品

2009-07-04 | 書道
こんにちは Reisinです
沖縄では梅雨が明けたようですが、
まだまだ東京は不安定なお天気が続いていますね。

先週土曜日、「大人の書道教室」生徒さんと共に、書道展行ってきました

Reisin出品作品はこちら↓



今回は70cm×205cm×3枚 というサイズでしたが、
文字も小さかったので、大きな作品が立ち並ぶ中では
あまり目立たなかったかなぁとの印象。

残念・・・


展示作品を一通り拝見してみて、

やっぱり次回は大きな文字が書きた~い 
ストレスバンバン発散できちゃうやつ。


生徒さんの一人から、自宅に飾れる作品を作ってくださ~い と言われています。
会場で「これくらいの大きさで」「こんな雰囲気で」とリクエストが。
イメージが膨らみます

次は東京書作展が秋の締切で待っていますが、
それまでの間にインテリア用作品を創ろ~う



同人書作展は明日日曜日が最終日。
是非、見にいらしてくださいね