こんにちは Reisinです
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東京は雨が降ったり止んだり。
女性にとっては大敵の乾燥した空気を
ちょっとだけしっとりさせてくれました。
今日は、高校時代からの友人宅を訪問。
初めて出会ってから二十年以上たった今も変わらずにいられるのは、
良い出会いがあり、共に過ごした時間が有意義であり、
大切に思える仲間だからと思います。
どれだけおばあさんになるまで一緒に笑っていられるでしょう。
楽しみでもあり、ちょっと恐くもあり
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さて。
先週の専門科の授業は、「与謝野晶子」。
私は、今まで何度も晶子の歌を題材として作品を書いてきました。
晶子が生きた明治時代においては、
世間を驚かせることばかりの“過激で情熱的な”女性だったと言われています。
多くの女性を愛した与謝野鉄幹との愛を綴った『みだれ髪』や、
日露戦争に出兵した弟にあてた「君死にたまふことなかれ」は有名ですね。
今回の授業で配布されたプリントには、
私が以前半紙に書いてみた歌がお手本としてありました。
以前、ご覧になって記憶に残っていらっしゃる方もあるかもしれませんが…
―清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢う人みなうつくしき
京都に思わず旅に出たくなる歌です。
夜空に桜の白い花びらが浮かび上がり、月あかりに照らされる人々。
うっとりとしてしまいます。
今回の課題は他に四つの歌。
・なにとなく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな
・臙脂色は誰にかたらむ血のゆらぎ春のおもひのさかりの命
・髪五尺ときなば水にやはらかき少女ごころは秘めて放たじ
・やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君
どれも、感情的で思わずこちらが恥ずかしくなってしまいそうな
ストレートな愛情表現。
晶子ほどに情熱的に愛を歌われたら、男性は嬉しいでしょうね。
どうでしょう???
次回授業には、一枚宿題として作品を作っていくことになりました。
完成しましたら、アップしたいと思います。
今回は、ズルして使いまわしでご勘弁…