書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

東京書作展 出品作品 ~いろは歌~

2010-12-04 | 書道
こんにちは Reisinです

足が棒とは土曜日の私・・
東京書作展行って参りました。
そして足が麻痺する位、歩きすぎて足が棒になりました。

はっきり言って、展覧会は疲れます。

皆さん、美術館にしろ、書道の展覧会にしろ、
私よりずーっと年配の方々が熱心にご覧になっている姿を拝するたび、
「なぜ、あんなに元気なの???」と不思議でなりません。


先日は、土曜日のせいもあり、大勢の方々が会場にいらしていました。
毎度のことながら、入口をはいると大賞作品が正面に飾られ、
準大賞・東京都知事賞… と並んでいました。

右を向いて進んでいくと、審査員⇒審査会員の作品が飾られています。
今回、私は初の横長作品を出品。
こんな感じに仕上がっていました

  ⇒

紙の色がこんななので、どんな表装になっているかと気になっていましたが、
オフホワイトとの組み合わせはとても上品に仕上がっており、
なかなかの作品となってました。


今回は「いろは歌」。


皆さん、読めますね。
「読めません」コメントは、今回はこないでしょう

平仮名だけの作品ですが、
「いろは歌」は大溪洗耳先生の『漢字かなまじり文(一)』が大好きで、
夜な夜な練習したこともあり、好きなお題です。

兎の口髭筆を使いましたが、
やはりまだまだ筆の長所を生かし切れていない作品だったな と反省しています。
精進あるのみ ですね。

実は、いろは歌 を書こうと思い、何枚か違うバージョンで書いたのですが、
一番気に入ったものは出品出来ませんでした。
サイズ的は規定内におさまっているはずですが、
四枚分割の作品で、書作展にはあまり向いていないものなのでした。
いつかお気に入りの表装でお披露目出来る日を迎えられるよう大切に保管しています。


今回は、もうひとつ、ご本人のご了承を得て、
兼子藍邑さんの作品も掲載させていただきます。

  
 (斜め撮影になってしまって、すみません


淡い色の紙に、こちらも兎の口髭の筆を使って書かれた作品でした。
以前ブログにも書きましたが、この筆を使って淡墨で書くというのは至難の業。
藍邑さんは、墨のバランス良く、うるさ過ぎず、淡白すぎず、
女性らしい素敵な作品だなぁ と感じました。

会場ではご本人に会うことも出来、
真っ青なお着物姿の藍邑さんと一緒に写真も撮っちゃいましたよん


北原白秋の「落葉松」は、大溪先生も書かれた作品です。
『漢字かなまじり文(二)』にも掲載されており、
今度臨書してみようと思いました。

最近、臨書の大切さ、魅力を感じています。
ゴッホだって様々な作品を模写し、自分の力としていったのですから。

今回は、他にも沢山魅力的な作品を目にすることが出来ました。
カメラにも収めてきましたので、
こっそり勉強させていただきたいと思います。


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