大変ご無沙汰しておりました。Reisinです
前回は1月新年会の話題でした。
今年は絶対成長していみせます との宣言から早一カ月。
幸いにもインフルエンザ菌にも嫌われ、元気に過ごしておりました。
週末には部屋いっぱいに下敷きを広げ、書作品と向き合う時間を作っています。
もう少し平日にも時間を取れれば・・ と思うのですが、なかなか
専門科授業の課題は、昨年8月より顔真卿「送裴将軍詩」に取組み、
とうとう先日の授業が最終回でした。
授業では"漢詩「幸蜀回至検門」(玄宗)を「送裴将軍詩」風に書く" という宿題批評から。
毎度、教室の黒板に貼ると感じるのは「墨量が足りなーい」
自宅で書いている時は、その作品だけと向き合っているので、結構イケテル なんて錯覚するんですが、
特に教室のような広い空間で作品を見てみると大半は墨量不足なことが多く、
今回の私の作品もまさにソレでした。
特に今回の「送裴将軍詩」は楷書・行書・草書が混在する作品で、
太細や墨量の違いが更に作品の魅力を引き出しています。
それを感じ表現出来ないと、なかなか「送裴将軍詩」風には書けません。
難しいです・・・・・・・顔真卿様
次回からは臨書から離れ、「漢字かなまじり文・小品を書く」という授業が始まります。
Bu------t!
顔真卿最終授業にて"漢詩「幸蜀回至検門」(玄宗)を「送裴将軍詩」風に書く"
でも、今度は横長サイズでね
の宿題が出ていますので、まずはそれを納得いくまで書き上げないと。
1300年もの昔に存在した人物の作品が、今もなお勉強の材料として、
日本という異国の書道の学校で取り上げられているなんて スゴイ。
これから先、現代の書家作品が、西暦3000年頃に勉強教材として使われることなんてあるのだろうか
なんてことをふと考えます。
顔真卿は、私が自宅で悪戦苦闘している姿を見たら、どう思うんだろう。
「俺って超スゴイ奴」 とか呟いてほしい・・・・・・・