書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

東京書作展~作品

2009-12-11 | 書道
こんにちは Reisinです
今日は冷たい雨でした。冬の雨は寒さが身に沁みます。

先週日曜日に東京書作展が閉幕しました。
私は最終日の日曜日、池袋へと足を運びました。

今回の私の作品はこちら。
表具をしていただく前より墨が濃く浮き出ているような気がします。
  ↓
   



前回、作品の内容はご紹介しましたが、復習。

『窒欲如止水』

「人間の欲望は果てしない。
水があふれ出すように、次から次へと湧き出る人間の欲望。
その欲望を押さえつけようとすることは、
流れ行く水を塞き止めようとすることのようであり、不可能なことなのだ」

今回、自分ではこっちが良いな~と思っていたのと別な作品が選ばれました。
大きな作品を創作していると、ついつい、派手で、個性的に目立つものを という傾向が強くなってしまいます。
しかし、今回のような半切サイズでは、あまり動きを派手にしたり、
大小を極端につけるようにすることは避けた方が良いとアドバイスを頂きました。

小さなスペースの中で、あっちいったりこっちいったり、
弾けすぎないながらも、ちゃぁんと自己主張しながら、
自分の個性を発揮し、人にアピールできる

そんな作品を作りたい。
作品も人間も同じかも。・・なんて思ったりしてしまいました。



でも、半切サイズはやっぱり難しい
集中すればするほど、私の場合、文字も大きくなって、
墨も飛び散っちゃって、弾けまくってしまうんですよね。。

楚々とした、気品漂う作品はなかなか作れません。


これもまた、人間と一緒・・・ か




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