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2020年7月上旬 世間がコロナの影響で外出が出来ない中、「サンリーブ」自体も訪問要請がパタッと途切れ、 対面営業でないと、細かい部分が伝えられないという事もあり、SNSなどを使い試行錯誤している時でした。 世間はマスクと防護服が品薄で、ドラッグストアには毎朝長蛇の列、防護服が縫えないか? 布マスクを裁断から一貫して生産できる縫製会社は無いか?という問い合わせが急増! 布マスク一回の依頼数は1万~10万枚 訪問要請が途切れたとはいえ、こちらに手を出すと本業が疎かになる事は百も承知 コロナ渦でも、既存のお客様にお役立ちできる何か?・・・(考え中・・・)
ネットでいろいろ見ていたところ、マスクケースが多数出ているのを発見。 100均から5,000円、1万円クラスまでいろいろ 早速作ってみることに。 ネットで調べて、ある程度の予備知識は付いたので、抗菌加工の生地を手配(内側水色) 他のものとは、違うものにしたかったので、 予備マスク収納ポケット付きに! ボタンはホックボタンでパチン ボタン穴を合わせるのが煩わしい・・・
完成品を元に、いろんな人に相談 「表面にコロナウイルスが付着してるとして、マスク表面に直接触ることなく簡単に たたんで収納できるようにしたい」という内容 テレビの報道でも、偉い人がマスクを外してそのままポケットに入れたり、机の上にポンっと置いたり これって衛生的にどうなんだ?って思っていた時でした。
その中で、一番いいアイデアを授けてくれたのが、中3の息子でした。 コロナ渦でのバス通学にちょっと不安があったので、車で送り迎えをしていた時、 息子に相談したところ、何回かパチン、パチンしたところ 「マスクが引っかかる様に両サイドに引っ掛かりを付けたら?」 この時は、上の写真の青〇の部分に引っ掛かりを付けて、親指で押さえるって案でした。 『マスク鞄』 「Good」です。
このアイデアを元に、いろいろと試行錯誤の末 出来上がったのが両サイドの羽根部分 これだと、マスクに触れるのは両端だけ、 羽根の部分に両端を引っ掛けてパチン、簡単に収納出来ます。 マスクの裏表が一定になるので、花粉症で困っておられる方にも良いのでは?という声も。 (袋状のもの(ポケット)等に、繰り返し入れると、花粉が内側についてしまうとの事)
ホックボタンの煩わしさを変更するために、マグネットホックを採用 デザイン性を考慮して直径10mmのマグネットホック(8mmもありますが、世界最小だそうです)
女性の声を元に、手鏡を入れれるポケットを付けました。 「女性はマスクを取ったら、普通、鏡見たいでしょ」との事 ハイ!採用です。
内側生地(緑)は初回の生地よりランクアップして、抗菌、制菌防臭性、デオドラント加工(消臭) の最強の生地にしました。 この生地も、コロナ渦で非常に引き合いが多く、生産が間に合って無いとの事で、入手できるように なるまで、随分と時間が掛かりました。
3ヵ月という短い期間ではありましたが、何とか皆様に お届けできる形となりました。 一見、何の変哲もないマスクケースに見えますが、 沢山の方々の助言、アドバイスが形になった 他にはない商品だと思っております。 (もちろん表面生地はクラリーノ)
コロナ渦でのリモート営業、リモートワークが主流に なってきている昨今、やはり対面での営業でないと 難しい部分は多々あるかと思います。 「マスク鞄」で解消できることは微々たるものですが、 皆様の営業活動の一助となれば幸いです。