初めてのパリ旅行・その1

今日は、ずいぶん昔の話を書こうと思います。
初めてパリを旅行した時のお話です。
どのくらい前かというと、まだデジカメがなくて、携帯を海外で使っていない時代です。
この時代の話が、１番冒険があって面白いんですが、日記などに残してないんです。
私は当時フランス語どころか英語も話せませんでした。この旅行後、成田決心をして英会話を習い始めました。

オランダに行った後、パリに行くことになりました。
パリは２泊３日で、企画は友達がしました。

パリに着いたのは夜中でした
友達Ａ「じゃ、今からホテルの予約の電話するから、公衆電話探そ」
私「・・・・・え？」
英語が話せる友達が、何軒かホテルに電話してくれています。
友達Ａ「英語喋れない宿が多いな～。」
私「・・・・フランスっぽいね。」
友達Ａ「こんな夜中にふざけるな！って切られちゃった。てへ。」
私「・・・・そ・・・・そうなんだ・・・・。」
ようやく１軒ユースホステルの予約が取れました。
友達Ｂ「いやあ～良かった良かった。君には内緒にしてたんだけど、このままホテル決まらなかったら、空港に野宿かな～って言ってたんだ。」
私「ええええええ～～～？」
友達Ｂ「言ったら反対するでしょ？」
私「うううう当たり前だお。」

衝撃的な事を聞かされた後ですが、ホテルに向かいます
空港の中を歩いていると、
女性１「あの・・・すみません、日本人の方ですか？」
友達Ｂ「そうです。どうかしました？」
女性１「飛行機遅れて、迎えの人が帰っちゃったんです。さっきから自称タクシーの人がつきまとっていて、怖いんですよ～。一緒にいてもいいですか？」
私(いやいや・・・・ありえないでしょう・・・・。)
友達Ｂ「いいよ！一緒に行こうよ！」
私「ちょっ！！おま！！ありえないでしょう」
友達Ｂ「困ってる人を放っておけないよ。」
私「そうだけどさ～」

女性２「あの～日本人の方ですか？私も一緒に行っていいですか？」
・・・友達２人は、私をじーっと見てます。
私「分かったよ！１人も２人も一緒だよ！行こう！！」
そんな訳で合計５人でユースホテルに向かうことになりました。
何なの？！深夜のパリの空港で日本人女性が1人って危ないでしょ

《長くなったので、もうちょっと続きます》