K馬日記

映画や美術、小説などの作品鑑賞の感想を徒然なるままに綴っていきます。

囚われの美女

2020年05月18日 | 映画
最後に紹介するアラン・ロブ=グリエ監督の作品は、1983年に制作された『囚われの美女(原題:"LA BELLE CAPTIVE")』です。 《Story》場末のナイト・クラブ。なまめかしく踊るブロンドの美女を、男が見つめている。男の名はヴァルテル。地下組織で情報の運び屋をしている。シュルレアリスム画家ルネ・マグリットの多数の絵画をモチーフに、幻想と官能が交錯する不条理サスペンス。(「Film . . . Read more