こんばんは。グレン・グールドが死ぬほど好きなただけーまです。
今回はグレン・グールド関連のアルバムのご紹介です。グールド生誕75周年を記念してリリースされた2枚組のアルバム《Golden Gould:平野啓一郎と辿るグレン・グールドの軌跡》です。
過去のグールド作品から作家の平野啓一郎がお気に入りの楽曲をチョイスして構成されたアルバムです。
彼の小説「マチネの終わりに」にもグールドの楽曲が登場しますが、やはり天才芸術家同士何か惹かれ合うものがあるのでしょうか。
1枚目の円盤はバッハの楽曲を詰め込み、2枚目はモーツァルトやベートーヴェンなどバッハ以外の楽曲で構成されています。
ディスク: 1
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 アリア
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第1変奏(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第2変奏(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第3変奏 同度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第4変奏(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第5変奏(1段または2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第6変奏 2度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第7変奏 ジーグのテンポで(1段または2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第8変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第9変奏 3度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第10変奏 フゲッタ(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第11変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第12変奏 4度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第13変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第14変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第15変奏 5度の転回カノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第16変奏 序曲(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第17変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第18変奏 6度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第19変奏(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第20変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第21変奏 7度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第22変奏 アラ・ブレーヴェ(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第23変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第24変奏 8度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第25変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第26変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第27変奏 9度のカノン(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第28変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第29変奏(1段または2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第30変奏 クオドリベット(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 アリア・ダ・カーポ
フーガ ハ長調 BWV953 (9つの小プレリュードより)
インヴェンションとシンフォニアより 2声のインヴェンション 第1番ハ長調 BWV772
インヴェンションとシンフォニアより 3声のシンフォニア 第1番 ハ長調 BWV787
インヴェンションとシンフォニアより 2声のインヴェンション 第15番 ロ短調 BWV786
インヴェンションとシンフォニアより 3声のシンフォニア 第15番 ロ短調 BWV801
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 I.プレアンブルム
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 II.アルマンド
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 III.コッレンテ
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 IV.サラバンド
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 V.テンポ・ディ・メヌエット
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 VI.パスピエ
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 VII.ジーグ
トッカータ ト長調 BWV916
平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第17番 変イ長調 BWV886 前奏曲
平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第17番 変イ長調 BWV886 フーガ
平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第20番 イ短調 BWV889 前奏曲
平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第20番 イ短調 BWV889 フーガ
平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第24番 ロ短調 BWV893 前奏曲
平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第24番 ロ短調 BWV893 フーガ
1枚目は、まさかの「ゴルドベルグ変奏曲」の1955年録音版を収録。いきなり私の好み(1982年録音版)と逆行する形になりました。
確かにピアニストの技巧としては1955年が優れているかもしれませんが、表現という観点では1982年版ではないのでしょうかぁ〜〜と、まあ個人的好みを述べてもあまり意味がないのでここまでにしますが、少し悲しかったんですよというご報告まで……
そして、嬉しかったのは、パルティータの5番がチョイスされている点!良いですよね、5番!いや、第6楽章のパスピエが本当にカッコよくてオシャレなんですよ、ぜひ聞いてほしい一曲です。
あとはイギリス組曲の第2番とか個人的には好きなんですけど入ってないですね。あと、ミーハーですが、イタリア組曲の第3楽章も超絶技巧的で好きなんですが入っていませんでした。好みって本当に人それぞれなんですね。、
フーガとトッカータは新鮮でした。聴き込んでいる人の選曲という感じですね。両曲とも冒頭に和音の響きがない単線的な楽曲です。それ故に、グールドの技巧によって、バロック音楽的な良さが響いてくるのかもしれませんが……
ディスク: 2
ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310(300d) 第1楽章 アレグロ・マエストーソ
ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310(300d) 第2楽章 アンダンテ・カンタービレ・コン・エスプレッシオーネ
ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310(300d) 第3楽章 プレスト
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 作品111 第1楽章 マエストーソ-アレグロ・コン・ブリオ・エド・アパッショナート
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 作品111 第2楽章 アリエッタ:アダージョ・モルト・センプリ-チェ・エ・カンタービレ
無言歌イ短調 作品85-2 アレグロ・アジタート
間奏曲イ長調 作品118-2 アンダンテ・テネラメンテ
ピアノのための5つの小品 作品3より 第2曲 変ホ短調:アレグロ・ヴィヴァーチェ・スケルツァンド
ピアノのための5つの小品 作品3より 第4曲 変イ長調:アレグロ・モルト
ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調 作品53 アレグロ・インペトゥオーソ・コン・ストラヴァガンツァ-プレスト・コン・アレグレッツァ
ピアノ・ソナタ 作品1 中くらいのテンポで
そして、バッハ以外の曲。私自身、そこまで自信を持って堪能しているとは言えない分野なので不平は差し控えますが、個人的にはワグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は確実に入れる楽曲ですね。
それぞれの声部を理解したが故に可能なピアノ編曲は、原盤のオーケストレーションに勝るとも劣らない出来でしょう。
また、モーツァルトがここまでアグレッシブに演奏され、そして評価をされるのはグールドの手腕ならではないでしょうか。
今回はグレン・グールド関連のアルバムのご紹介です。グールド生誕75周年を記念してリリースされた2枚組のアルバム《Golden Gould:平野啓一郎と辿るグレン・グールドの軌跡》です。
過去のグールド作品から作家の平野啓一郎がお気に入りの楽曲をチョイスして構成されたアルバムです。
彼の小説「マチネの終わりに」にもグールドの楽曲が登場しますが、やはり天才芸術家同士何か惹かれ合うものがあるのでしょうか。
1枚目の円盤はバッハの楽曲を詰め込み、2枚目はモーツァルトやベートーヴェンなどバッハ以外の楽曲で構成されています。
ディスク: 1
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 アリア
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第1変奏(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第2変奏(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第3変奏 同度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第4変奏(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第5変奏(1段または2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第6変奏 2度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第7変奏 ジーグのテンポで(1段または2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第8変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第9変奏 3度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第10変奏 フゲッタ(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第11変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第12変奏 4度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第13変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第14変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第15変奏 5度の転回カノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第16変奏 序曲(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第17変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第18変奏 6度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第19変奏(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第20変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第21変奏 7度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第22変奏 アラ・ブレーヴェ(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第23変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第24変奏 8度のカノン(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第25変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第26変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第27変奏 9度のカノン(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第28変奏(2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第29変奏(1段または2段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 第30変奏 クオドリベット(1段鍵盤)
ゴールドベルク変奏曲 BWV988 アリア・ダ・カーポ
フーガ ハ長調 BWV953 (9つの小プレリュードより)
インヴェンションとシンフォニアより 2声のインヴェンション 第1番ハ長調 BWV772
インヴェンションとシンフォニアより 3声のシンフォニア 第1番 ハ長調 BWV787
インヴェンションとシンフォニアより 2声のインヴェンション 第15番 ロ短調 BWV786
インヴェンションとシンフォニアより 3声のシンフォニア 第15番 ロ短調 BWV801
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 I.プレアンブルム
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 II.アルマンド
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 III.コッレンテ
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 IV.サラバンド
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 V.テンポ・ディ・メヌエット
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 VI.パスピエ
パルティータ 第5番 ト長調 BWV829 VII.ジーグ
トッカータ ト長調 BWV916
平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第17番 変イ長調 BWV886 前奏曲
平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第17番 変イ長調 BWV886 フーガ
平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第20番 イ短調 BWV889 前奏曲
平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第20番 イ短調 BWV889 フーガ
平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第24番 ロ短調 BWV893 前奏曲
平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第24番 ロ短調 BWV893 フーガ
1枚目は、まさかの「ゴルドベルグ変奏曲」の1955年録音版を収録。いきなり私の好み(1982年録音版)と逆行する形になりました。
確かにピアニストの技巧としては1955年が優れているかもしれませんが、表現という観点では1982年版ではないのでしょうかぁ〜〜と、まあ個人的好みを述べてもあまり意味がないのでここまでにしますが、少し悲しかったんですよというご報告まで……
そして、嬉しかったのは、パルティータの5番がチョイスされている点!良いですよね、5番!いや、第6楽章のパスピエが本当にカッコよくてオシャレなんですよ、ぜひ聞いてほしい一曲です。
あとはイギリス組曲の第2番とか個人的には好きなんですけど入ってないですね。あと、ミーハーですが、イタリア組曲の第3楽章も超絶技巧的で好きなんですが入っていませんでした。好みって本当に人それぞれなんですね。、
フーガとトッカータは新鮮でした。聴き込んでいる人の選曲という感じですね。両曲とも冒頭に和音の響きがない単線的な楽曲です。それ故に、グールドの技巧によって、バロック音楽的な良さが響いてくるのかもしれませんが……
ディスク: 2
ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310(300d) 第1楽章 アレグロ・マエストーソ
ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310(300d) 第2楽章 アンダンテ・カンタービレ・コン・エスプレッシオーネ
ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310(300d) 第3楽章 プレスト
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 作品111 第1楽章 マエストーソ-アレグロ・コン・ブリオ・エド・アパッショナート
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 作品111 第2楽章 アリエッタ:アダージョ・モルト・センプリ-チェ・エ・カンタービレ
無言歌イ短調 作品85-2 アレグロ・アジタート
間奏曲イ長調 作品118-2 アンダンテ・テネラメンテ
ピアノのための5つの小品 作品3より 第2曲 変ホ短調:アレグロ・ヴィヴァーチェ・スケルツァンド
ピアノのための5つの小品 作品3より 第4曲 変イ長調:アレグロ・モルト
ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調 作品53 アレグロ・インペトゥオーソ・コン・ストラヴァガンツァ-プレスト・コン・アレグレッツァ
ピアノ・ソナタ 作品1 中くらいのテンポで
そして、バッハ以外の曲。私自身、そこまで自信を持って堪能しているとは言えない分野なので不平は差し控えますが、個人的にはワグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は確実に入れる楽曲ですね。
それぞれの声部を理解したが故に可能なピアノ編曲は、原盤のオーケストレーションに勝るとも劣らない出来でしょう。
また、モーツァルトがここまでアグレッシブに演奏され、そして評価をされるのはグールドの手腕ならではないでしょうか。
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