K馬日記

映画や美術、小説などの作品鑑賞の感想を徒然なるままに綴っていきます。

クレー展

2011年08月03日 | 美術
終わらないアトリエ(←厨二っぽい

行ってまいりました!
国立近代美術館!
岡本太郎展以来ですなーむふむふ。

幻想絵画で有名なクレーの展覧会に行ってまいりましたよ!

三菱一号館美術館の「カンディンスキーと青騎士展」以来でしたね。

バウハウスでも教鞭をとっていて。

抽象絵画に属するのかな彼は。

幻想絵画っていうフレーズが結構出てきたから、

幻想画家っていう言い方もできそうですね。

まあいずれにしてもカンディンスキーの仲間ってことは、

もやあっとしたものを書こうとしたってことですね(←


実際、これなんなんだろう・・・っていうのがクレーの絵画の特徴ではあります。

しかし、今回の展覧会で大々的にPRされていたのは、

彼の「作画方法」でした。

彼は実験的な絵画制作を数多く行っており、

絵画の裏に絵画を書いたり(これは割と伝統的な手法でもあるのですが)

絵画を切って貼ったり。

絵画をカーボン紙的手法で描いたり。

などなど・・・


普通に描けや


と思ってしまうほどの展覧会でした。

まあ、何が言いたいかっていうと。

多分専門家でないと、本当には楽しめなかったんじゃないかなーていう。


ハイな展覧だったかと、個人的には思うとります。


だって実験段階の絵画がずらーっと並んでるんだよ?

つまり、クレーの中では2流3流の絵画がずらーって並べてあって。

いわゆる1流絵画は最後の方だけ。


うーん・・・クレー楽しむなら最後のだけでよくね?

とか思ってしまいました。


まあ、気に入った絵画もありますよ。

「ぼろきれお化け」・・・かわいいwwポストカード買っちゃったてへ☆
「山のカーニバル」・・・これこそ幻想絵画じゃん!ポストかーdry
「マリオネット」・・・エネルギーがあるねぇ。あれ?でもこれってあーるぶr(自主規制

まあ、全部特別クラス(1流)絵画ですけどねっ!



メインは物理的実験ですよですよ!

破壊が創造につながるってこれいかに!?


という哲学的な興奮を感じるのは・・・



美術ヲタだけじゃね?




あ 、 ち な み に ぼ く 感 じ ま し た け ど ね ジュン(←自重



でも全体としてはなんだかなーという感想でした。



岡本太郎展はすごかったんだけどなー。
展示規模が。
やっぱりこういうのがよかよ。

邦人なら作品も充実してくるしね!


古賀春江の回顧展やんないかなー・・・

あ、絵画制作の手法はもういいんでww

展示の2割が科学雑誌とかだったら泣けるなwww


というわけで。

明日もバイトよー。

hona-☆

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