(2.各ブロックの回路の検討)
D.中間周波増幅(IF-Amp)_その2
X-talフィルタについては第5回目に書きましたので、今回はOP-Ampの増幅回路になります。本やHPを見ていますが、まだOP-Ampについて良く分かっておりません。ただ、実際に使用するためにはあるパターンがあるようなので、本やHPを参考にして回路を組み立ててみました。
[a]は前にも示していますが"SS-40"のIF-Ampで、X-talフィルタを挟んでOP-Ampが入っています。
OP-Ampを使う時はプラスとマイナスの電源を使うようですが、抵抗(1kΩ)2個で10Vの電圧を分圧し半分の5Vを作っており、ここを基準にして+5V(アースから見て+10V)と-5V(アースなので0V)としているようです。
[b]は、手に入れたLT1364というOP-Ampで、X-talフィルタに続き2段続けて増幅させようと思っています。一応、入出力インピーダンスは100Ωに設定してマッチングをとったつもりです。
OP-Ampの増幅は1.2kΩと62Ωの比で決まるとのことで、計算上では1200/62≒19.4倍で25dB程となり、2段では約50dBになります。
もっとも、出力側はインピーダンスのマッチングをとるため100Ωと100Ωの中間から取り出しているので、2段でも40dB弱となります。また、OP-Ampが6.4MHzでどの位利得が取れるかはOP-Ampの性能によるので、データシートを見る限りLT1364でこの利得を得るのは難しいようです。
また、電源電圧が低いと利得が取れず、ある程度電圧を上げないと利得が上がらないようです。当初、電源を5Vにしようとしていましたが、電圧を上げる必要がありそうです。
これらを踏まえたうえで実際に組んでみて、結果がどうなるか見てみたいと思っています。
D.中間周波増幅(IF-Amp)_その2
X-talフィルタについては第5回目に書きましたので、今回はOP-Ampの増幅回路になります。本やHPを見ていますが、まだOP-Ampについて良く分かっておりません。ただ、実際に使用するためにはあるパターンがあるようなので、本やHPを参考にして回路を組み立ててみました。
[a]は前にも示していますが"SS-40"のIF-Ampで、X-talフィルタを挟んでOP-Ampが入っています。
OP-Ampを使う時はプラスとマイナスの電源を使うようですが、抵抗(1kΩ)2個で10Vの電圧を分圧し半分の5Vを作っており、ここを基準にして+5V(アースから見て+10V)と-5V(アースなので0V)としているようです。
[b]は、手に入れたLT1364というOP-Ampで、X-talフィルタに続き2段続けて増幅させようと思っています。一応、入出力インピーダンスは100Ωに設定してマッチングをとったつもりです。
OP-Ampの増幅は1.2kΩと62Ωの比で決まるとのことで、計算上では1200/62≒19.4倍で25dB程となり、2段では約50dBになります。
もっとも、出力側はインピーダンスのマッチングをとるため100Ωと100Ωの中間から取り出しているので、2段でも40dB弱となります。また、OP-Ampが6.4MHzでどの位利得が取れるかはOP-Ampの性能によるので、データシートを見る限りLT1364でこの利得を得るのは難しいようです。
また、電源電圧が低いと利得が取れず、ある程度電圧を上げないと利得が上がらないようです。当初、電源を5Vにしようとしていましたが、電圧を上げる必要がありそうです。
これらを踏まえたうえで実際に組んでみて、結果がどうなるか見てみたいと思っています。