0.はじめに
仙台でも中波放送(TBC:東北放送)のFM補完局放送(93.5MHz)が開始されることになり、既に予備免許が下りており
実際には放送を開始しています。
私が持っている半世紀前のFM受信機は、当然ながら76~90MHzしか受信できないので、簡易なクリコン(X-tal Conv)を
作ってFM補完放送を聞いてみようと考えました。
1.試作回路
以下の項目を考慮して回路を考えることにしました。
(1)回路は極力簡単にする。
(2)スポット(93.5MHz)ではなく、FM補完放送帯域をカバーする。
(3)極力手持ち部品を利用する。
(4)(USBの電源利用を考えて)電源電圧はDC5Vとする。
以上を考慮し、作成したのが以下の回路です。
局発部はJ-FETの2SK168を使いシンプルな回路としていますが、"FCZ10.7"を使ったところやや周波数が高いようなので、トリマ
(20pF)を追加しています。
混合部はMOS-FETの3SK63を使い、入力側と出力側は非同調としています。ただ、局発周波数が10MHzなので、93.5MHzと73.5MHz
の両方が83.5MHzに変換されることになります。入力と出力側のコイル(T)は、昔VHF用としてジャンクで手に入れたものです。
この中で私が購入したのは10MHzのX-talのみ(100円以下)で、他は手持ちの部品を利用しました。
プリント基板は汎用の4.5cm x 4.5cmのもので、今は裸にしていますが何らかのケースに入れようと考えています。
また、局発周波数を10MHzにしたのは、FM受信機の周波数目盛に10MHzを加えるだけで受信しているFM補完局の周波数が読める
と言う理由からです。ただ、83.5MHz付近に既存のFM放送がある場合は局発周波数を変える必要があると思います。
2.利用感
夜間のAM放送は混信やノイズが入り聞きにくいものですが、このクリコンを使えばFM放送としてクリアに受信できます。
また、心配した73.5MHzは仙台では問題ないようです。
仙台でも中波放送(TBC:東北放送)のFM補完局放送(93.5MHz)が開始されることになり、既に予備免許が下りており
実際には放送を開始しています。
私が持っている半世紀前のFM受信機は、当然ながら76~90MHzしか受信できないので、簡易なクリコン(X-tal Conv)を
作ってFM補完放送を聞いてみようと考えました。
1.試作回路
以下の項目を考慮して回路を考えることにしました。
(1)回路は極力簡単にする。
(2)スポット(93.5MHz)ではなく、FM補完放送帯域をカバーする。
(3)極力手持ち部品を利用する。
(4)(USBの電源利用を考えて)電源電圧はDC5Vとする。
以上を考慮し、作成したのが以下の回路です。
局発部はJ-FETの2SK168を使いシンプルな回路としていますが、"FCZ10.7"を使ったところやや周波数が高いようなので、トリマ
(20pF)を追加しています。
混合部はMOS-FETの3SK63を使い、入力側と出力側は非同調としています。ただ、局発周波数が10MHzなので、93.5MHzと73.5MHz
の両方が83.5MHzに変換されることになります。入力と出力側のコイル(T)は、昔VHF用としてジャンクで手に入れたものです。
この中で私が購入したのは10MHzのX-talのみ(100円以下)で、他は手持ちの部品を利用しました。
プリント基板は汎用の4.5cm x 4.5cmのもので、今は裸にしていますが何らかのケースに入れようと考えています。
また、局発周波数を10MHzにしたのは、FM受信機の周波数目盛に10MHzを加えるだけで受信しているFM補完局の周波数が読める
と言う理由からです。ただ、83.5MHz付近に既存のFM放送がある場合は局発周波数を変える必要があると思います。
2.利用感
夜間のAM放送は混信やノイズが入り聞きにくいものですが、このクリコンを使えばFM放送としてクリアに受信できます。
また、心配した73.5MHzは仙台では問題ないようです。