◎ 電子メトロノーム(簡易版)の製作
0.始めに
機械式のメトロノームは、持ち運びが大変であり、机等の上に置いて利用す
る必要があります。
それなら、電子式のメトロノームを作ってみようと言うことで、以前モール
ス発信器として利用したことがある梅澤無線電機の"ICブザー"キットを利用
することにしました。
1.製作
キットのICブザーはCMOSの4001Bを使っており、トーン発振器とそれを断
続させるための発振器の2つ回路があって、消費電力はごく僅かです。
キットの回路は、トーン周波数と断続周期は固定となっていますが、今回は
トーン周波数を変更できることとし、メトロノームとして使う範囲は手持ちの
部品(VR)を利用して上限を200[拍/分]程度としました。
簡単な回路ですが、以下の通りです。

イアホンで聞くことをメインとしVRで音量調整もできるようにしましたが、
キットに付属している圧電サウンダでも発振の確認ができるようにしたいと思
ったものの、VR(20Ω)を経由して接続するとインピーダンスが低すぎて全く聞
こえません。
やむなく、ステレオ(2ch)用ジャックを使い、イアホン用のモノプラグを挿入
していないときはVRを経由しないで圧電サウンダに接続する回路としました。
また、ケース等の制約から、トーン調整と音量調整は半固定VRとしてメトロ
ノームとして使用する断続周期を外から調整できるようにしてあります。
実測したところ、約100~220拍/分を刻んでくれていますが、VRをも
う少し高抵抗のものにして50拍/分位から聞けるようにした方が良さそうで
す。
製作したものは以下のようなものです。
0.始めに
機械式のメトロノームは、持ち運びが大変であり、机等の上に置いて利用す
る必要があります。
それなら、電子式のメトロノームを作ってみようと言うことで、以前モール
ス発信器として利用したことがある梅澤無線電機の"ICブザー"キットを利用
することにしました。
1.製作
キットのICブザーはCMOSの4001Bを使っており、トーン発振器とそれを断
続させるための発振器の2つ回路があって、消費電力はごく僅かです。
キットの回路は、トーン周波数と断続周期は固定となっていますが、今回は
トーン周波数を変更できることとし、メトロノームとして使う範囲は手持ちの
部品(VR)を利用して上限を200[拍/分]程度としました。
簡単な回路ですが、以下の通りです。
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イアホンで聞くことをメインとしVRで音量調整もできるようにしましたが、
キットに付属している圧電サウンダでも発振の確認ができるようにしたいと思
ったものの、VR(20Ω)を経由して接続するとインピーダンスが低すぎて全く聞
こえません。
やむなく、ステレオ(2ch)用ジャックを使い、イアホン用のモノプラグを挿入
していないときはVRを経由しないで圧電サウンダに接続する回路としました。
また、ケース等の制約から、トーン調整と音量調整は半固定VRとしてメトロ
ノームとして使用する断続周期を外から調整できるようにしてあります。
実測したところ、約100~220拍/分を刻んでくれていますが、VRをも
う少し高抵抗のものにして50拍/分位から聞けるようにした方が良さそうで
す。
製作したものは以下のようなものです。

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