和田寺だより 

住職のよもやま話し

総代会(3)

2005年05月20日 | 和田寺だより
メインのパソコンの調子が悪くなってしまいました。データを保存をしながらあれこれと復旧を試みましたが完全にはよくなりません。事務仕事もたまっているしこれ以上時間をかけるわけにはいきません。メーカーに修理を依頼しようと思います。
私達、現代人の生活は多少なりとも文明の利器に頼らざるを得ない面がありますがこれらの利器に頼るということは人間にはとてもできないような神業をやってのけてくれ非常に便利な反面、故障などで動かなくなってしまうとたちまち不便なものかわってしまう危うい面があるとつくづく思います。大昔では考えられない神業的利器にくれぐれも振り回されないようにしたいと思います。現代人のもろさの一つだと思います。

DSCF0008※写真は本堂近くに咲くシャガの群生

さて、本日総代会(全体会)を開催し「宗教法人和田寺事業報告並びに決算」等について承認いただきました。これで本格的に17年度が無事に迎えられます。

DSCF0014工事の方は軒下部分のたくさん木材が出ている部分の垂木(たるき)も完成し化粧野地板が張られその後、桔木(はねぎ/木材は地マツ)といって天秤のようにして垂木を支えていきます。これがなければ軒下はもたないと大工さんから教わりました。考えてみればあれだけの大屋根です。支えるものが必要です。一つ勉強になりました。
合掌


<花まつり>

2005年05月08日 | 和田寺だより
WODK0009本日はお釈迦さまの誕生日、花まつりでした。この辺りでは旧暦ということで1ヶ月遅れになりますが正式には4月8日が花まつりです。各寺で花御堂(はなみどう)が飾られ参拝者は誕生仏に甘茶をそそぎます。これはお釈迦さまの誕生の時に天から竜王が甘露の雨をふらせ、産湯をつかわせた故事に倣って行うものです。生まれてすぐに七歩進み、右手を天に左手を大地に向けて『天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)』といわれたと言う話は有名ですがこれはお釈迦さまだけが尊い存在だという意味ではなく存在しているすべてのものが尊いと仰っているのです。「天にも地にも尊い命」、「目を見開いて見渡せば、どの生命(いのち)も皆光り輝いている」という意味です。その尊い命を輝かせるためにあかるく、なかよく生きることを実践していくことが大切です。(でも現実は・・・大人の社会こそ実践出来ていませんね。本当に大人がいろいろと勉強しないといけません。苦笑)和田寺では毎年、初花はじめということでお檀家、新霊の回向(本年は23霊の初花はじめ)を実施しており今年も沢山の方々にお参りいただきました。

5月6日(金)に総務委員会を開催し平成16年度宗教法人和田寺「一般会計」決算、本堂屋根改修事業等について協議いただきました。又同日寺墓地改修特別委員会(歴代住職の墓地改修委員会)を開催し工事契約、日程等について確認しました。

5月8日花まつり法要後総代会を開催し寺墓地改修事業の施工業者としてKK中山石渠に依頼すること、工事金額、工事日程等について承認、確認いただきました。尚、5月10日(火)に関係者立会いで歴代住職墓地石塔撥遣式(脱魂式)を実施予定。

WODK0010WODK0011本堂屋根工事は垂木(たるき)工事が完了しつつあります。あっという間の出来事でした。今後も出来る限り頻繁に進捗状況を確認したいと思います。

合掌