昨日は朝から長男と多紀叡山講青年部(地元天台青年僧)主催のバス旅行が有り、滋賀湖東に行ってきました。小生もスタッフですが。
名神京都南IC付近、1000円乗り放題の渋滞の影響も心配してましたが意外にも流れてました。みなさん様子見されてたのでしょうか
ともあれ滋賀に着き最初の参拝寺院は湖東三山の真ん中のお寺金剛輪寺(天台宗)でした。血染めのモミジで有名ですね。http://kongourinji.jp/3月末というのに寒かったです。さすがは国宝のお寺。何か山内にオーラが漂っていました。 そして、老若男女100名の参加のみなさんと一緒に「観音経」を有り難くお唱えしました。金剛輪寺副住職さんから法話もいただきました。少し寒かったのですが心が洗われた気がします。昼食を金剛輪寺でよばれた後、
午後からは西国札所観音正寺の麓のお寺、教林坊(天台宗)に参りました。http://www.d1.dion.ne.jp/~marche/kyourinbou/こちらのお寺、数年前まで荒れ寺だったのですが小生よりも若い住職さんは多額の借金もされながら一大発心!!もちろん周囲の人たちのいろんな協力もあったのでしょうね。短期間の間にお寺の復興を成し遂げられました。随筆家の白洲正子さんは「かくれ里 石の寺」と称されエッセーに紹介されています。境内雰囲気のすばらしさもさることながら定期的に香道教室も開かれるなどいろんな方が参れるように運営されておられます。またご住職は「人に教えてあげたい仏教語」の著者でもあることからそれらの語源につき当日は解説いただきました。いろんな意味で勉強になりました。和田寺もみなさんがもっと気楽に集えるようなお寺にしたいと思います。近い将来、境内(山内)にはさらに色々の花木が季節ごとに咲き乱れるよう整備したく思います。
紹介の二ヶ寺、春の行楽を兼ね一度お参りされてはいかがでしょうか。
さて、このデイキャンプという行事ですが今年で18回目を向かえました。趣旨はこどもから大人まで学び・体験しながら仏教に触れていただこうというものです。体験としてはお経や座禅をし、学びとしては今回であれば「くらしのなかの仏教語」テーマに肩のこらない実践学習を致しました。「仏教語」:お釈迦さんの教えの言葉、お経出典の日常用語って実は沢山あるんですね。たとえば「大袈裟」とか「摩訶不思議」とか「ガランとしている」とか「阿吽の呼吸」とか。数えたらキリがありません。みなさんもまた書籍やネットなどで是非お調べ下さい。結構、面白いですし勉強になります。このデイキャンプは毎年、3月最後の土曜日に実施しておりますので檀信徒を問わず是非、ご参加いただければ幸いです。 合掌