和田寺だより 

住職のよもやま話し

足場取り外し!!

2005年06月30日 | 和田寺だより
空梅雨のむし暑い日が続きます。昨日は久しぶりにこの辺りに雨が降りました。四国では水不足が深刻化してきているようです。一方、新潟の大雨での被害も気になります。

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さて、屋根工事はほぼ予定していた工程が終了しました。堂内部の工事、屋根先端部分の金色円形の宝珠・路盤、避雷針の取り付けも完了し足場も完全に取り外されました。


7月8日(木)に総代会を開催し本堂屋根改修工事の落慶法要(11月27日開催予定)に向けて本堂周辺の環境整備(本堂裏法面擁壁等)を行う予定ですがこれらについて検討いただきます。

※霊園契約者のみなさまへ
毎夏恒例の霊園施餓鬼法要のお申し込みを続々と頂いておりますがご希望の方はお早めにお願い致します。(7月29日締切)

合掌


銅板葺き作業完了!!

2005年06月15日 | 和田寺だより

霊園使用者の方々への通知書類(管理費の請求、霊園施餓鬼法要案内等)の発送を6月10日(金)に行いました。毎年、転居先不明等で50通以上の郵送書類が戻ってきてしまいます。住所変更、名義変更等あれば直ちにお手続きをお願い致します。

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さて、本堂屋根改修工事の方は大詰め段階をむかえました。今月3日より銅板葺き作業にかかっていただいていましたが昨日、無事に終えていただいております。銅色に輝く大屋根が目に眩しいです。(数ヵ月後にはこの輝きは無くなりますが。)職人さんの数名の方は遠く山形県から来られていました。三田で宿泊をされながらの作業でした。全国あちらこちらの神社仏閣の屋根工事に携われておられるとかでその一人の職人さんは先々のお寺のご朱印(おてはん)を集めておられ和田寺のおてはんもそこに新たに加えていただきました。その方の仕事の証しをも意味しています。屋根葺き作業に当たられた職人の方々、ありがとうございました。

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新調された銅板の裏側部分にはみなさまからお申し込みのお名前、祈願のことばが謹書されています。今後、次代の改修工事まで永い間、当山本堂をお守りいただきます。大変心づよい気が致します。工事の方は堂内内部等の仕上げ工事を残すのみとなりました。屋根先端部分の金色円形の宝珠・路盤、避雷針の取り付けが残っていると現場監督さんに教えていただきました。

合掌


<山家会>

2005年06月04日 | 和田寺だより
夕方から天気が崩れ雷がなりひょうも降り出す荒れ模様になりました。本日6月4日は伝教大師最澄さまのご命日です。この忌日に山家会(さんげえ)という法要が全国の天台寺院で伝教大師最澄さまの報恩謝徳のために営まれます。篠山市内(三田市1ケ寺、社町1ケ寺含)の天台宗寺院の組織を以前に申しましたが多紀叡山講といいますが毎年6月4日にはその叡山講寺院の僧侶が一同に会して伝教大師和讃を読み上げます。「南無根本伝教大師」皆さんと一緒に伝教大師を偲ばせていただきたいと思います。今年は篠山市のお茶の名産地、味間の(味間南)古刹、文保寺さん山内三ケ院の一つのお寺の観明院さんで営まれました。庫裏の大改修後ということで素晴らしく生まれ変わっておられました。因みに同じく味間にある大国寺さんで今日、明日の2日間、茶まつりで大変賑わいます。大献茶や各種イベントもありますのでお参りされてはいかがでしょうか。

DSCF0018DSCF0019本堂屋根改修工事ももうすぐ銅板が葺ける状態まで工事が進んできました。みなさま方からお申し込みいただき謹書し祈願奉納された銅板(総申込枚数2036枚)を寺仏堂でお預かりしておりましたが職人さんが本堂まで運搬、本格作業まで保管待機中というところです。銅板葺きまでは野地板部分、屋根傾斜部分の仕上げ作業を残すのみとのことですが銅板葺き後の最終仕上げ作業完了まではもうしばらくかかるそうです。一つ一つの作業を完全に終えるまで完成をみることが出来ません。しかし、もうあと僅かであることは間違いありません。7月末頃の完成予定です。

霊園事務、発送準備作業に追われる毎日です。管理費請求、霊園施餓鬼案内等ご案内を6月半ば頃までに行いたいと思います。今しばらくお待ち下さい。

合掌