社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

強くなるための条件③

2010-02-23 09:24:33 | Weblog
強くなるためには、類(たぐい)まれな好奇心・探究心・負けず嫌いでなければいけない。
普通の人と発想や実行することが同じレベルではダメなのである。
例えば練習を24時間一日中やったとしても、そんなに驚くことは無い。それでもその後直ぐ走り出したりトレニングを始めたりすることがあれば、それは凄いことで普通では考えられない。実際に元世界チャンピオンの長谷川信彦氏(中島杯の第1回大会の招待選手)はそれを普通にやっていたと聞いている。

私は、今盛んに行なわれている冬季オリンピックを見て、カーリングの虜(とりこ)になっている。競技性の奥深さや駆け引きにはなんとも興味が尽きないのである。
何十手も先を読む、まるで将棋をさしているかのような作戦やストーンを操(あやつ)る指先、回転やスピードなど、どれをとっても卓球に当てはまるものばかりである。
4人編成も卓球の団体戦に良く似ていてオーダーの参考にもなる。4人での作戦やコーチを囲んでの作戦タイム、作戦の決定に至るまでの様子も細かく見て取れる。
TVの演出の仕方も絶妙である。おそらくこのオリンピックでカーリングのファンが世界中で増えるだろうと思っている。
スキーやスケートでは、卓球選手の大事な要素の一つである、平衡感覚や体重移動など共通する技術なども沢山ある。
また、トップアスリートたちのドキュメント映像を見て、その競技へのきっかけや取り巻く環境、そして食事のとり方、トレーニング方法・リラクゼイションの仕方などなど興味深いものだらけである。
しかしそれをみて感じたら、直ぐ実行に移すことが大切だと分かってはいても、なかなか出来ないのが普通の選手なのである。
早速今日の食事から、それを試してみたりトレーニングを実行すること。
感じたこと、思ったことを直ぐ実行に移し継続できる人間(選手)は、絶対に強くなれると私は信じている。

(Photo:中島杯開会式の選手たち)