社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

第34回東北高校選抜卓球大会!②

2011-02-07 08:07:18 | Weblog
 第34回東北高等学校選抜卓球大会が2月4日~6日までの3日間北上総合体育館で各県各3チームずつの男子19チーム【青森山田は推薦出場が決定している為、順位決定戦のみ出場】、女子18チームがそれぞれの県予選を勝ち抜いて出場した。

 初日の最終3試合目は県勢の結果は悲喜こもごもであった。

 男子の専北はエースの大野が山形工業戦で相手のエース三部の捨て身の攻撃に受け身になってしまったが、かなり練習を積んだ成果か接戦のところででの踏ん張り自力で跳ね返し、セットオール9本で退けた。前の試合で一点落とした阿部も踏ん張り3―0の勝利に貢献して全勝で一日目を終え、2日目に繋いだ。

 高田は惜しいところでダブルスが踏ん張れず勝負所の東奥学園に1―3と敗れ少し全国が遠のいてしまった。

 水沢はラストで佐々木が踏ん張り3―2で九里学園をくだした。

 女子の大野は各選手が苦しい試合をものにして全勝を守り、2日目への戦いに挑むことになった

 盛女と関二は少し力不足の勘が歪めなかった。2日目の頑張りに期待したい。

 また、夜7時30分からは懇親会があり、その場では、戦いのそのときとは違って、どの先生方も卓球に対する熱い思いや、子供たちに対する指導法などを語り合っていて、私も他県の先生方と久しく懇談が出来同じ指導者としてもとても有意義であった。

 2日目は、予選リーグの残り2試合と3位までが進出する順位決定戦が行なわれた。

 男子予選リーグの専北は、2試合を共に3-0で下し5勝0敗で予選リーグを1点を落としただけの圧勝で1位になり全国切符を難なく手中に収めた。

 高田は3勝2敗と健闘し、東奥学園・小高工業と3者同率となったが勝率の差でリーグ4位となりあと一歩のところで全国選抜へ届かなかったことは非常に惜しまれる。

 水沢は、初戦の古川学園(宮城)を0-3で落としたが、その他の4試合は全て5番までもつれる試合となったがなかなか後一つをものに出来ずに、1勝どまりのリーグ5位となった。それでも進学校としてここまで頑張れたことは評価に値する。

 女子期待の大野は、予選リーグ最終戦の桜の聖母(福島)に3-1で勝てばリーグ1位、3-2で勝っても東奥学園を含めた3者同率となり、2位以上の可能性もあったが
残念ながら大接戦の末勝利の女神は大野に微笑まなかった。

 続く7~9位の順位決定戦で、1位になれば全国の最後の切符が手に入るところであったが磐城第一(福島)にこれまた2-3で敗れ2年連続の出場はならなかった。

 盛岡女子は予選リーグ2勝3敗4位、一関二は1勝4敗と共に予選リーグ敗退となった。

 この大会から、今年のミニ国体を展望してみると男子はダントツの青森を除くと、岩手(専北)は山形(鶴岡東)との2位争いになると見ている。4位以下は秋田・福島・宮城が横一線に並んでいる。

 女子は、青森を除いてはほぼ力の差はないが山形・福島が後に続き秋田・岩手・宮城が下位にいる状態に見える。

 女子の卓球は、ドライブ主流で男子の卓球に近くなってきていてほとんどの選手が裏裏のラバーを張り、反発力の強いラケットやらバーを多用していたのが印象的であった。

 いずれにしても、あと半年間で岩手の選手がどれぐらい伸びて行けるかに掛かっている。