A:子どもたちに新しい技や動きを指導するとき、始めに指導者が見本を示しますが、これは子ども達に成功のイメージを持たせることが目的です。
指導には、「見本を見せる→成功イメージを作る→実際にプレーする→イメージで修正をする→成功イメージで何度も練習する→技術や戦術を身につける」といったサイクルを活用しましょう。
私はよく、「イメージできないことはプレーできない」と話をします。
例えば「『ラクロスのシュート』を実際にやってみてください」と言うと、ラクロスを知っている人は身体を動かせますが、知らない人は動作を行なうことが出来ません。
この実験から、「イメージできないと身体を動かせない」ということが分かります。
効果を上げるためには、自分がやりたいプレーをイメージして練習することが大切です。
【課題】
イメージトレーニングはいつでもどこでも行なえます。練習の合間だけではなく、勉強の休憩時間などちょっとした間を活用してイメージする習慣をつけましょう。
(みんなのスポーツより)