社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

復旧→復興へ新たな問題!

2011-07-08 15:05:20 | Weblog
 被災地大船渡では、仮設住宅建設も大詰めを向かえて、がれきの撤去作業も進められ順調に復旧活動が行われているような気になってしまう。

 さて、復興に対する地区懇談会も市内全地区で行われ、角逐それなりに様々な意見や要望も出されたようである。

 これからの市街地構想には、まだまだ困難が予想されるが10年・30年・50年といった長期的なスパンで、安全安心な街づくりを構築して欲しいと思っている。

 しかし、一方では震災から約4ヶ月が経とうとしている現在、新たな問題が出てきているようである。

 震災からの避難所生活では、食料をはじめ様々な支援物資も配給になり不自由なりにも生活をする上では何とかなってはいたが、仮設住宅に入ると全てを自分でまかなわなくてはならないのである。

 それでも、職のある方はまだ良しとしても、仕方なく解雇された人や職を失った人々も多いのである。

 自然に酒やタバコの量も多くなり、体調を崩す方も出てきていると聞いているし、一旦仮設住宅に入居しても生活が維持できない為に、また避難所に戻る人々たちも出てきているのである。

 高齢の方には買い物にも行けず、まとめ買いを余儀なくされているし、話し相手もいないのである。ついては、今なおの事コミュニティーが重要視されてきている。

 復興への道のりは、まだまだ始まってもいないのが実感なのである。

 「負けるな!被災地!」