明日は、第45回県社会人卓球選手権大会が矢巾町民総合体育館で開催される。
この大会も、3.11大震災で被災地沿岸部からの参加者が少なかったり、卓球界にもさまざまな影響を及ぼしている。
震災のために解雇されたり、仕事を求めて被災地の地元を離れることを余儀なくされている人々も多い。
わが、大船渡市卓球協会のメンバーでも十数人がこのような現状にあると聞いている。
「生活が出来なければ、卓球どころではない」のであるし、昨今の経済情勢から社会人の選手の厳しい練習環境から察すれば、このような大会に参加することは大変なことではあるが、反面とても大切なことだと私は思っている。
今、このような状況下の中でなんでも自粛思考が働いてしまうかも知れないが、こんな時だからこそ勇気を持って行動を起こすことが求められるのではないかと思っている。
昨日は、大船渡市体育協会の理事会が開催されたが、ある単協の理事は「今年は活動を休止することにした」と話していたが、私は「卓球協会は全事業予定通り実施する」と即座に応えた。
明日の大会が、子どもたちに負けない熱気溢れる大会になることを期待している。