何か物が無くなった時、すぐに他人を疑うのではなく、まずは念入りに探しなさい、という戒め。
「七度」は何度も繰り返すという意味。
最初から軽々しく人を疑ってはならないという意だが、何か物をなくしたりするとすぐに誰かを疑って、周りが迷惑するのはよくある話である。「七度尋ねて人を疑え」ともいう。
ものに限らず、何か自分の失敗をすぐ人のせいにしてしまうことがある。
卓球の試合でも、試合態度とか相手のせいにしたりネットやエッジのせいにして、負けたことはさも自分が悪い(弱い)わけではないと言いたいばかりでなのである。
実際は、それらも含めて試合なのであり、言い訳は本末転倒なのである。
試合の勝ち負けを、人や何かのせいにしているしまっているうちは、それなりの成績しか残せないということであり、もっと上を目指す上では勝ち負けをしっかり分析できる度量を持たなければならのである。
子ども達には、自分のことは自分で責任が持てるよう精進してもらいたいと、いつも願いつつ毎日つたない指導を続けている。
*大船渡卓球リーグ開会式より