感謝のダメ出し。

感謝の気持ちと言うのは自然に起こるもので、
現にその事に関しては充分感謝をしていた。

だが親しい仲であれば、
ストレートに表現する事は照れ臭く、
どこか曲がった形になる事も多い。

それでも感謝はしている。

感謝はしているのだが…、

まさかダメだしを食らうとは思わなかった。
それまでも強要までとはいかないけれど、
暗に要求されるような言い回しは多かった。
２～３度は冗談と受け取りながらも、
その通りに感謝の言葉を綴った。

だがどうも気にいらないようなのだ。

絶賛しなければいけないものなのだろうか？

なので起承転結、全てを無いものとした。
私は私なりに感謝をしているが、
それは私の心の領域だ。

そこにダメ出しをされてはどうしようもない。