同僚のご主人が余命宣告をされた。
同僚はタイ人でご主人は日本人。
結婚生活は18年になる。
同僚は日本語も流暢に話すし、
子供もすでに高校生である。
日本での生活に不自由はないが、
異国で唯一頼りにしているご主人に余命宣告、
どうしてよいのか、
ただ泣くばかりである。
同じタイ人の子はもちろん、
フィリピンの子や中国の子、
韓国の子も同情して慰める。
多くの日本人の同僚も同じだ。
私には何が出来るだろうか?と考える。
慰めの言葉ならいくらでもかけられるが、
もしも異国で同じ境遇になったとしたら、
本当に欲しいのは慰めの言葉だろうか?
私は携帯番号とアドレスを彼女に渡して、
『保険の手続きや役所の届け出とか、
解らない事は何でも調べるから遠慮なく連絡して。』と言った。
それを聞いてた年配の同僚からは、
縁起でもない事を言うな!と怒られたが、
重い病にかかり余命宣告もされた今、
縁起でもない事は現実としてやって来る。
そしてそれはいつ起こってもおかしくない。
解らないままそれを迎えてしまっては、
子供と二人途方に暮れるしかないではないか!
彼女の涙はご主人を失う事の悲しみであるが、
これからの不安もあると思う。
日本人の私が外国人の彼女に出来る事は、
そういったわずらわしくも大切な事への不安を、
少しでも解消する手助けをする事じゃないだろうか?
しかし、
やっぱりドライ過ぎたかな…(ーー;)
深く考え過ぎて、
私は時々とんでもない空振りをしてしまう。
同僚はタイ人でご主人は日本人。
結婚生活は18年になる。
同僚は日本語も流暢に話すし、
子供もすでに高校生である。
日本での生活に不自由はないが、
異国で唯一頼りにしているご主人に余命宣告、
どうしてよいのか、
ただ泣くばかりである。
同じタイ人の子はもちろん、
フィリピンの子や中国の子、
韓国の子も同情して慰める。
多くの日本人の同僚も同じだ。
私には何が出来るだろうか?と考える。
慰めの言葉ならいくらでもかけられるが、
もしも異国で同じ境遇になったとしたら、
本当に欲しいのは慰めの言葉だろうか?
私は携帯番号とアドレスを彼女に渡して、
『保険の手続きや役所の届け出とか、
解らない事は何でも調べるから遠慮なく連絡して。』と言った。
それを聞いてた年配の同僚からは、
縁起でもない事を言うな!と怒られたが、
重い病にかかり余命宣告もされた今、
縁起でもない事は現実としてやって来る。
そしてそれはいつ起こってもおかしくない。
解らないままそれを迎えてしまっては、
子供と二人途方に暮れるしかないではないか!
彼女の涙はご主人を失う事の悲しみであるが、
これからの不安もあると思う。
日本人の私が外国人の彼女に出来る事は、
そういったわずらわしくも大切な事への不安を、
少しでも解消する手助けをする事じゃないだろうか?
しかし、
やっぱりドライ過ぎたかな…(ーー;)
深く考え過ぎて、
私は時々とんでもない空振りをしてしまう。