笑いとばしたら、心も晴れるさ。

人生、山あり谷あり、壁に耳あり障子にメアリー、
結構毛だらけ猫灰だらけ、おしりの回りは…わりと綺麗っ!!

思い癖

2012-05-11 07:35:10 | 日記
無くて七癖というように、
人は誰でも【癖】がある。

それは何も行動ばかりではない。
心にも【思い癖】があると言う。

たとえば誰もがうらやむ生活をしていても、
「自分ほど不幸な人間はいない」と考えてしまったり、

誰かが本当に愛してくれているのに、
「この人はやがて私を裏切るだろう」と考える。

そして【思い】というのは不思議なもので、
やがて本当にそのようになっていくのだ。
考えてみれば当たり前である。

自分がそうなりたいと思っているのだから。

人間は無意識になりたい方へ駒を進める。
「自分ほど不幸な~」と不幸になりたがり、
「やがて裏切る」と裏切られる事を望めば、
自分で(相手が)そうなるように仕向けてしまうのだ。

じつは私にも【思い癖】はある。
「無理だろう」という諦めと、
「自分にはこの程度が合ってる」という妥協癖だ。

ただ幸いな事に私はその悪癖を指摘してくれた人がいた。
時を同じくしてこの「思い癖」という存在を知った。
だから無理矢理にでもそれを矯正するように意識をした。

【矯正】という言葉を使ったように、
癖というのは悪いと解っていてもなかなか止められない。
爪を噛んだり、貧乏ゆすりをしたり、
みっともない行為だと解っていても止められない。
何故ならそれを【心地よい】と認識しているからだ。

思い癖も同じである。
よくない展開を想像する事がその人にとっては快感なのだ。
思い癖は見えない分だけやっかいだ。
行動の癖とは異なり24時間、365日それを行ってしまう。
矯正しようと意識してる私でも、
ときどき諦め癖と妥協癖が頭を持ち上げる。
特に体調を崩した時などは一気にやってくる。

そんな時は思う存分諦めと妥協を堪能する。
そして近い将来、そこで蠢いてる自分を想像する。


嫌だと感じる。

体調が戻って気力が生まれたら、
嫌だと感じた事をバネにリセットする。
またそこからスタートすればよい。

そんなこんなの繰り返しで、
諦めの悪い妥協しない奴になっていく。

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