写真特集:フェラーリ8台など多重事故 10人軽傷 山口・下関の中国道(2011年12月掲載)
2013年03月14日
4日午前10時15分ごろ、山口県下関市小月町の中国自動車道上り線で、高級スポーツカーを中心にした14台が絡む事故が起きた。乗っていた男女10人が下関市内の病院に搬送されたが、いずれも軽傷という。
県警高速隊によると、追い越し車線を走行中のフェラーリがスリップし、中央分離帯に衝突。約400メートルにわたって後続車両が次々と衝突事故を起こした。内訳はフェラーリ8台、ランボルギーニ1台、ベンツ3台など。事故に遭った男性によると、この日は昼から山口市で車の愛好家が集う食事会があり、各車両は会場に向かう最中だったという。熊本市からホンダのNSXで食事会に向かう途中だった男性(34)は「急ブレーキで事故を回避できた」とほっとした様子で語った。
現場は緩やかな上り坂の左カーブ。対向車線を走っていた佐賀県神埼市の男性会社員(34)は「1台のフェラーリがスピンし、避けようとした車両が次々と衝突した。壊れたパーツが飛んできて、自分の車のフロントガラスに当たってひびが入った」と話した。
事故の影響で、中国道上り車線の小月インターチェンジ−下関ジャンクション間が午前10時45分から約6時間15分にわたって通行止めとなった。【佐野格、尾垣和幸】
◇「速度出しすぎた」事故起こした男性(12月5日)
山口県下関市の中国自動車道上り線で、高級スポーツカーなど14台が絡んだ事故で、フェラーリで走行し、最初に事故を起こした福岡県筑紫野市の自営業の男性(60)が「速度を出しすぎた」と話していることが5日、県警への取材で分かった。
県警高速隊などによると、事故現場の法定速度は時速80キロ。男性は「法定速度を超えて走っていた。追い越し車線を走行中に車線変更しようとしたが、後輪がスリップし、ガードレールに衝突した」と話した。前日の雨で路面はぬれていたという。
県警は自動車運転過失傷害などの容疑を視野に調べている。
事故は、男性の車を含め、8台のフェラーリやランボルギーニ、ベンツなど高級車を中心に計14台を巻き込み、乗っていた男女10人が病院に搬送されたがいずれも軽傷だった。【
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